アデノイド。 アデノイド増殖症|あさひ町榊原耳鼻咽喉科医院|山形市

アデノイド切除・両側扁桃摘出の適応と術後の看護について知りたい|ハテナース

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関連記事 ・ ・ アデノイド顔貌の原因は? アデノイド顔貌は、アデノイドが肥大することで起こりますが、なぜアデノイドが肥大すると特徴的な顔つきになるのでしょうか? アデノイド顔貌の原因は、ズバリ口呼吸です。 アデノイドが肥大すると、鼻から空気を吸い込む通り道が狭くなりますので、自然と口呼吸になります。 鼻から息がしにくいですので、口呼吸になるのは当然のことですね。 口呼吸だけで、そんなに顔つきが違ってくるの?と思うかもしれませんが、口呼吸は顔つきに大きな影響を及ぼすのです。 アデノイドが肥大する原因は? アデノイド顔貌はアデノイドが肥大することで、口呼吸になることが原因ですが、アデノイドが肥大する原因は何でしょうか? アデノイドはリンパ組織で、免疫機能を担っています。 ウイルスなどが鼻から侵入してきたら、アデノイドで食い止めるのです。 子どもの頃はまだ免疫力が弱く、アデノイドがよく腫れて肥大化します。 ただ、思春期になると、免疫力がついてきて、アデノイドが腫れることも少なくなり、小さくなってくるのです。 そのため、幼児期から学童期は口呼吸になることも多いのですが、それが癖になると、アデノイドが小さい時期でも、思春期以降になっても、口呼吸を続けることになります。 鼻にはフィルター役になってくれる鼻毛がありますが、口にはフィルターがありません。 そうすると、息を吸うたびにウイルスや異物を直接吸い込むことになりますので、アデノイドが思春期以降も肥大することになってしまうのです。 アデノイド顔貌の11個の症状や特徴 アデノイド顔貌は、アデノイドが肥大して口呼吸が癖になることで起こる特徴的な顔つきのことです。 アデノイド顔貌はどんな症状や特徴が現れるのかを見ていきましょう。 顎が小さい 出典: アデノイド顔貌の人は、顎が小さい、もしくはほとんどないという特徴があります。 これは、口呼吸を続けることで、口が開いたままになっていることが多いためです。 口を小さく開けてみましょう。 顎周りや頬の周辺の筋肉が緩んだように感じませんか?顔の筋肉がたるむことで、顎が発達しなかったり、顎と首の境目がわからなくなったり、二重顎のようになるのです。 アンガールズの山根さんは、典型的なアデノイド顔貌と言われています。 また、バナナマンの日村勇紀さんもアデノイド顔貌ですね。 出っ歯になる アデノイド顔貌は出っ歯になることも、症状の1つです。 口呼吸で顔の筋肉がたるむことで、顎が小さくなります。 そうすると、相対的に上の歯が出ているように見えてしまうのです。 また、顔の筋肉がたるむと、前歯に舌の圧力がかかりやすくなります。 前歯を舌が押しているような状態になりますので、出っ歯になりやすいという要因もあります。 面長になる アデノイド顔貌の症状、3つ目は面長になることです。 アデノイド顔貌の人は、顔の筋肉がたるみますので、それに引っ張られて、面長の輪郭になることが多いのです。 また、口呼吸をして、口を開けている時間が長いことで、下に顔が引っ張られることで、面長になることがあります。 頬がたるむ アデノイド顔貌の人は、頬がたるんでいる人が多いです。 痩せているのに頬がたるんでいる、若いのに頬がたるんでいるというのは、アデノイド顔貌の特徴的な症状になります。 また、いわゆる「しもぶくれ」のような頬になる人もいます。 口がポカンとあいている アデノイド顔貌の人は、口がポカンとあいていることが多いという特徴があります。 これは口呼吸の弊害ですね。 口呼吸が癖になっているので、呼吸しやすいように、口を開けておくのが癖になっているのです。 意識している時は口を閉じていても、リラックスした時やボーっとした時には、口が開いてしまうという人が、アデノイド顔貌の人には多いのです。 唇が乾燥してる アデノイド顔貌の人は、唇が乾燥していることが多いです。 これは、口呼吸をしているためです。 また、顔の筋肉がたるむことで唇がめくれて、粘膜が乾燥しやすいこともあります。 また、口呼吸をすることで、どうしても唇が前に押し出すような形になりますので、下唇が厚くなり、たらこ唇のような形になってしまうんです。 いびきをかきやすい アデノイド顔貌の症状、次はいびきをかきやすいことです。 顔の筋肉がたるむことで、舌を支える筋肉が衰えてしまいます。 また、顎が小さいために、仰向けで寝ると、気道が細くなってしまうのです。 そうすると、いびきをかくようになります。 滑舌が悪い アデノイド顔貌の症状のには、滑舌が悪いこともあります。 アデノイド顔貌の人は、顎が小さく、口呼吸をしていることで、舌が本来ある位置からずれてしまいます。 また、顔の筋肉がたるむことで、舌が敏捷に動きにくくなりますので、明瞭に発音しにくくなり、滑舌が悪くなってしまうのです。 くちゃくちゃ食べる アデノイド顔貌の人は、くちゃくちゃと音を立てて食べる人が多いんです。 いわゆる「クチャラー」ですね。 これは、口呼吸が癖になって、口を開けることが当たり前になっているので、食べる時にもついつい口を開けてしまうため、くちゃくちゃと音を立ててしまうんですね。 歯並びが悪い アデノイド顔貌の人は、やや出っ歯気味で、しかも顎が小さいので、どうしても歯並びが悪くなります。 特に、下の歯がガタガタになりやすいですね。 顎が小さくても、歯の本数は変わりませんので、狭いスペースにギュウギュウに歯を並べなければいけないので、歯並びが悪くなってしまうのです。 歯並びが悪いと、いつも同じ方で噛んでしまう、虫歯になりやすいなどの影響が出てきます。 睡眠時無呼吸症候群 アデノイド顔貌の人は、睡眠時無呼吸症候群になりやすいので、注意が必要です。 睡眠時無呼吸症候群とは、寝ている間に一時的に呼吸が停止する病気です。 睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中にいびきと共に呼吸停止がおこることによって睡眠障害を引き起こす病気です。 引用: 顔の筋肉がたるんでいるために、舌根沈下が起こりやすく、気道を塞いでしまうことで、呼吸が止まってしまうのです。 呼吸が止まるのは一時的なものですので、そのまま死んでしまうということはありません。 でも、呼吸が一時的に停止することで、熟睡することができず、翌日の昼間に眠気に襲われてしまいます。 居眠り運転を起こす人は、実は睡眠時無呼吸症候群だったというケースが多いのです。 睡眠時無呼吸症候群は、自分の命も他人の命も危険にさらす可能性がある恐ろしい病気なのです。 アデノイド顔貌の6つの治し方や治療法 アデノイド顔貌の人は、できるだけ治すようにしましょう。 そもそも口呼吸を続けていると、アデノイド顔貌になるだけでなく、ドライマウスなどの弊害も出てきますので、アデノイド顔貌の人は、できるだけ早く治したほうが良いのです。 口呼吸を治す まずは、口呼吸を治しましょう。 口呼吸がすべての元凶なのです。 アデノイド顔貌が気になっている人は、まずは口呼吸を治しましょう。 思春期前の子どもの場合、口呼吸の癖を治して、鼻呼吸をするだけで、アデノイドを小さくすることができますし、アデノイド顔貌になるのを予防することができます。 大人の場合は、もう骨格が出来上がっているので、口呼吸を治して鼻呼吸にするだけでは、アデノイド顔貌を治すことはできませんが、今以上にアデノイド顔貌の症状が顕著になるのを防ぐことができます。 口呼吸を治すためには、まずは自分自身で口呼吸をするのを止めて、鼻で呼吸をすることを意識してください。 これが一番大切です。 鼻呼吸をすると、最初はとても違和感があって、呼吸しにくいと感じると思いますが、それを頑張って続けていると、次第に違和感がなくなって、意識しなくても鼻で呼吸できるようになります。 ・鼻翼拡張テープを使う ・寝る時は口にテープを貼る ・ブレストレーナーを使う このように、口呼吸を止めるためのグッズを使うのも良いと思います。 ブレストレーナーとは、大人用のおしゃぶりのようなものです。 ブレストレーナーを使うと、口呼吸を治すだけではなく、口周囲の筋肉を鍛えることもできるのです。 アデノイド肥大の治療をする アデノイド顔貌の治し方、次はアデノイド肥大を治療することです。 大人になっても、アデノイド肥大が続いている場合、鼻呼吸がしにくいので、どうしても口呼吸になりやすいのです。 アデノイド肥大を治療して、鼻の空気の通り道を確保すれば、鼻呼吸がしやすくなって、アデノイド顔貌を改善することができるはずです。 子どもの場合は、鼻呼吸をするようにしただけで、アデノイド肥大が治ることもありますが、大人になってしまうと、鼻呼吸をするだけではアデノイド肥大は治りません。 アデノイド肥大の治療法は、抗生剤の服用か切除になります。 アデノイド肥大は、アデノイドに炎症が起こっている状態ですから、抗生剤や消炎剤を服用して、アデノイド炎症を治します。 アデノイド肥大が慢性化して、睡眠時無呼吸症候群などの悪影響が出てきている場合には、アデノイドを切除することも考慮されます。 肥大したアデノイドを切除することで、根本的に問題を解決することができるのです。 切除すべきかどうかは、医師と相談しながら決めるようにしてください。 ガムをかむ アデノイド顔貌の治し方、3つ目はガムをかむことです。 ガムを噛んでいると、顔の筋肉を動かすことができますよね。 そうすると、アデノイド顔貌の特徴である顔の筋肉のたるみを改善して、スッキリした顔になることができるのです。 顔の筋肉を鍛えると、口が閉じやすくなりますし、頬がスッキリしますので、アデノイド顔貌の特徴を改善することができます。 仕事中や授業中はガムをかむことができなくても、自宅にいる時にはガムを噛んでいるようにすると、アデノイド顔貌を治すことができると思います。 あいうべ体操をする あいうべ体操をすることでも、アデノイド顔貌を治すことができます。 あいうべ体操とは、「あー、いー、うー」と口を大きく動かして、「べー」と舌を出す運動のことです。 あいうべ体操をすることで、顔の周りの筋肉を鍛えることができますので、アデノイド顔貌を治すことができるのです。 簡単にできる体操ですから、アデノイド顔貌に悩んでいる人は、今日から始めてみると良いでしょう。 歯列矯正をする アデノイド顔貌を治すためには、歯列矯正をすると良いでしょう。 アデノイド顔貌の人は、顎が小さいので歯並びが悪く、出っ歯になることが多いんです。 大人になると、骨格がある程度固まってしまいますので、歯列矯正をして歯並びを治すしかありません。 ただ、歯列矯正をする時には、次に紹介する口腔外科の治療を一緒に行っていった方が、より治療効果が高まります。 歯列矯正をする時には、矯正専門の歯科を選ぶようにしてください。 そして、そのような歯科でアデノイド顔貌の治療を相談すると、一緒に治療を進めてくれる口腔外科を紹介してくれると思います。 口腔外科を受診する 口腔外科は歯列矯正の治療と一緒に治療を進めていくべきですが、口腔外科では下顎を前に出すような手術を行うことで、アデノイド顔貌の特徴的な症状を治すことができます。 まずは、矯正専門の歯科を受診して、どうするとアデノイド顔貌を治療できるのか相談してみてください。 アデノイド顔貌の症状と特徴・原因・治療法についてのまとめ ・アデノイド顔貌は「咽頭扁桃」が肥大することで特有の顔つきになること ・アデノイド顔貌の原因「子供の頃のアデノイドが腫れて口呼吸になること」 ・アデノイド顔貌の特徴 「顎が小さい」「出っ歯になったり、面長になる」「頬がたるむ、口がポカンとあいている」「唇が乾燥している」「いびきをかきやすい」「滑舌が悪い」「クチャクチャ食べる」「歯並びが悪い」「睡眠時無呼吸症候群になりやすい」 ・アデノイド顔貌の治し方や治療法 「口呼吸を治す」「アデノイド肥大の治療をする」「ガムを噛む」「あいうべ体操をする」「歯列矯正をする」「口腔外科を受診する」 アデノイド顔貌の症状や特徴、原因、治し方・治療法をまとめました。 アデノイド顔貌は口呼吸が原因ですから、まずは口呼吸の癖を治して下さい。 子どもなら、それだけでアデノイド顔貌を予防できます。 大人になってから本格的に治すには、病院での治療が必要ですので、耳鼻科や矯正歯科に相談してみましょう。

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子どものアデノイド肥大による手術|大阪の耳鼻咽喉科サージクリニック老木医院

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これらの手術は、それぞれが単独で行なわれることもありますが、睡眠時無呼吸(睡眠時無呼吸症候群(コラム「」))などの場合には、発症に、アデノイド増殖症(ぞうしょくしょう)と口蓋扁桃肥大(こうがいへんとうひだい)の両方が関係していることが多いので、これら2つの手術が同時に行なわれることも少なくありません。 子どもの手術は、ふつう、入院して全身麻酔(ぜんしんますい)をかけて眠った状態で行なわれます。 したがって、手術中に子どもが痛みや恐怖を感じたりすることはありません。 もちろん、全身麻酔をかけ、からだにメスが入るのですから、まったく危険がないとはいえませんが、特異体質とか、予想もできないことがおこるとか、よほど特殊な状況にならないかぎり、安全に行なえる手術と考えてかまわないと思います。 そのため、顔やくびの表面に傷がつくことはありません。 アデノイド切除術では、専用の器械でアデノイドを削り取ります。 口蓋扁桃摘出術では、被膜(ひまく)に包まれた扁桃を被膜ごと摘出します。 手術時間は、アデノイド切除術で10分程度、口蓋扁桃摘出術は、両側で20分程度です。 睡眠時無呼吸に対する口蓋扁桃摘出術の場合、空気や食べ物の通り道を確保するため、片方の口蓋扁桃だけを摘出すればよいという考え方もありますが、残した口蓋扁桃が後々さらに大きくなって、睡眠時無呼吸が再発してくることも少なくありません。 したがって、最初の手術で両方の口蓋扁桃を摘出するのがふつうです。 手術後の痛みは、アデノイドの手術では軽くてすむことが多いのですが、口蓋扁桃の手術では、食べ物の通り道に傷あとができることになりますので、食べ物などを飲み込むときの痛みが必ずおこります。 痛み止めの薬剤を使用しても、薬で痛みを完全にコントロールすることはできませんので、ある程度は、子どもに痛みをがまんしてもらうことが必要になります。 手術の直後は、麻酔の影響もあって、感情がストレートに出てきますので、泣いたり、騒いだりすることも多くみられますが、手術の翌日には、落ちつきをとりもどしていることが多いようです。 手術の翌日には、やわらかめの食事から始め、2、3日以内には、ふつうの食事がとれるようになります。 もう1つ、手術に際して問題となる可能性のあるものに、術後の傷あとからおこる出血があります。 手術の最後には、出血が止まっていることをきちんと確認することは当然ですが、まれに手術当日、あるいは数日後に傷あとから出血が生じることがあるといわれています。 すぐに気づいて止血処置を行なえば問題ないのですが、知らないうちに、子どもが出血した血液を飲み込んでいて、気づいたときには、すでにかなりの量の出血が生じていたというようなこともあります。 この場合、輸血が必要となる可能性も、ごくまれにあることは否定できません。 保育園、幼稚園、小学校などは、手術後7~10日ごろから通い始めてかまいませんが、退院後1週間程度は、激しい運動は避けさせなければなりません。 また、入浴は、退院後にシャワー程度から始めるようにします。 退院後の食事も、辛いものや酸っぱいものは、のどの傷を刺激して痛みを感じることがありますので、やや薄味の食事にしたほうがよいでしょう。 かたいものをかんだり、大きなかたまりを丸飲みしたりすることは避けさせ、よくかんで食べるように指導しましょう。 手術後、約1か月で、手術の傷あとは正常な粘膜におおわれて治癒(ちゆ)します。 アデノイドや口蓋扁桃といったリンパ組織は、感染防御の役割をはたしていることから、手術をしてこれらを切除すると、感染に対する抵抗力が低下して感染症にかかりやすくなるのではないかということが問題になります。 しかし、鼻やのどにあるほかのリンパ組織が、切除したアデノイドや口蓋扁桃の機能を代償してくれますので、手術後に感染がおこりやすくなるということはありません。 免疫機能(めんえききのう)に問題がある場合、扁桃の手術は避けたほうがよいと考えられます。 また、重症のぜんそくやけいれんの既往(きおう)があったり、血友病(けつゆうびょう)など出血傾向のある疾患を合併している子どもでは、麻酔や手術のリスクが増すので、手術の適否に関して、小児科医や麻酔科医とあらかじめよく相談する必要があります。 なお、ある程度の理解力がある年齢(3~4歳以上)の子どもに対しては、「しばらく病院に泊まって、のどの悪い部分をとる」程度の説明は行なうべきと考えられます。 出典 家庭医学館について.

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アデノイドとは

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子どもの鼻づまりが慢性的になると、学習能力や情緒面、体の成長など、さまざまな面に影響が出るとのこと(参照)。 保護者としては早めに気づいて対処したいところですが、「うちの子、風邪でもないのに年中鼻づまりで…」という場合、原因は何なのでしょうか? 引き続き「鼻のクリニック東京」の原亜希子先生に、子どもの鼻づまりの原因と対処法をお聞きしました。 効果的な治療法は? 鼻づまりが起きるのは何が原因なのでしょうか。 さっそく教えてください。 「一時的なものでは、いわゆる風邪の症状のひとつとして起こることがありますが、この場合、風邪が治れば鼻づまりの症状も治まってきます。 一方、当院を受診する患者さんのように長く鼻づまりの症状が続いている場合、最も多い原因は鼻炎です。 なかでも、ハウスダストやダニ、花粉などによるアレルギー性の鼻炎が多くを占めています」(原先生) 鼻炎による鼻づまりには、どんな治療法が効果的なのでしょうか。 「鼻炎による鼻づまりの治療で、最も効果が高いのは『鼻洗浄とステロイド点鼻薬の併用』です。 この治療を実施したお子さん300例のうち、その84%で鼻づまりの症状が改善したというデータもあります。 鼻の中は結構汚れているので、歯を毎日磨くのと同じように、鼻の中の汚れ(アレルギー性鼻炎の原因となるハウスダストやダニなど)を取り除くことで鼻粘膜の炎症が和らぐんです。 ちなみに同調査では、鼻づまりの改善によりQOL(Quality Of Life)が高まったというアンケート結果も出ています」(同) 鼻洗浄を行うには専用のキットが必要だそうですが、これは医師の処方箋がなくても(ステロイド点鼻薬は処方箋が必要)、ドラッグストアやネットショップでも購入が可能とのこと。 「ただし、できれば、かかりつけの耳鼻科医などに相談して、最初に正しい洗浄の方法を教えてもらうと良いでしょう。 鼻うがいは、洗浄液を入れた側の鼻から出すのが正解。 また、無理に力んで多量の洗浄液を通そうとすると、鼻の奥にある耳の管に入り込んで中耳炎を起こす危険性がありますので、優しく洗うことが重要です。 鼻洗浄はできれば朝と夜の1日2回、毎日行えると良いですね。 鼻づまりは夜に悪化しやすいので、2回やるのが難しい場合は、夜だけでも行うようにしましょう。 3歳くらいの子だとまだ嫌がって難しいかもしれませんが、5~6歳なら『これをすると、鼻がスーッとなるんだよ』などと説明すれば、納得してやる子が多いです。 実際に鼻洗浄をして気持ち良くなることが実感できれば、嫌がることはありません。 ぜひ、親御さんも一緒にやってみてください。 鼻から汚いものが出てきて、親子でびっくりすると思いますよ!」(同) 鼻炎に効果の高い鼻洗浄ですが、大人の患者さんでは効果の現れる率が半分に低下してしまうのだとか。 これは長い期間、鼻の粘膜が炎症を起こし腫れた状態が続くことで、リモデリングと言って粘膜が変性し、硬くなってしまうためで、元に戻りにくい状態になるのだそう。 やはり、早くから治療を始めるのが大切ということですね。 「当クリニックでは、鼻の中の形を整え、粘膜の腫れや鼻水が過剰に出る原因となる神経を切断する手術を行っています。 これらの治療は成人では一般的なもので、当院では多くの成人の患者さんに手術を行ってきた経験を活かし、鼻の小さな小児にも治療を行っています。 体への負担が少なく出血もほとんどないため、お子さんにも安全に行うことができます。 しかし慢性鼻炎は、今のところどんな方法をもってしても完治できる病気ではありません。 ですので、手術の目的は、副作用のない安全な方法で鼻からの呼吸を取り戻すこと、良い状態を維持しやすい状況を作ることにあります。 そのため手術後も、鼻洗浄を基本に、症状に応じて薬を用いるといった鼻のケアを続けていく事が重要です」(同) また、鼻づまりの原因として、アデノイド増殖症(ぞうしょくしょう)や口蓋扁桃肥大(こうがいへんとうひだい)が考えられる場合も、耳鼻咽喉科などでの手術が必要になることがあるのだそう。 「アデノイドは鼻の奥、口蓋扁桃は喉の奥にあり、どちらも幼少期に大きくなります。 アデノイドは6~7歳をピークに大きくなり、その後だんだん小さくなってくるので、年齢と症状に応じて手術が必要か検討します。 口蓋扁桃に関しては、ピークが10~12歳と若干高めなうえ、重度の睡眠時無呼吸症候群を招く恐れもあるので注意が必要です。 そのため、 ・1年に4~5回扁桃炎(バイキン感染)を繰り返している ・夜寝ている間にいびきと無呼吸を引き起こしている このいずれかに当てはまる場合は、耳鼻咽喉科を受診し、手術の必要があるか診察してもらうことをお勧めします」(同) さまざまな原因で起こる「鼻づまり」。 わが子がどれに当てはまるのかチェックして、早めに症状を改善してあげたいですね。 (取材・執筆:坂本洋子).

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