シミ 取り レーザー 後 の 色素 沈着。 シミ取りレーザー後はアフターケアが重要!シミの再発を防ごう!

色素沈着へのレーザー治療3選!それぞれの効果やシミ取りとの違いまとめ

シミ 取り レーザー 後 の 色素 沈着

しみ、ソバカスの治療には、 レーザー治療、光治療、塗り薬、ケミカルピーリングなど、さまざまなものがあります。 しみの種類によって、おのおのに得手不得手がありますので、まずは 自分のしみがどういう種類のしみなのか診断をすることから治療は始まります。 しみの種類については、に詳しく記載していますので、参照ください。 代表的なしみです。 老人性色素斑 雀卵斑(ソバカス) レーザー治療と光治療はいずれにしても光による治療ですが、 レーザーが特定の波長の光のみを増幅して照射するのに対し、フォトフェイシャルに代表される 光治療は全波長の光を照射して治療します。 ですので、光治療の方がレーザー治療よりおとなしい治療である印象があります。 逆に言うと、しみ、茶あざ、赤あざ、脱毛など目的を絞った治療ではレーザーの方が効果は高いと思います。 当院では、しみに対して mini-Gentle LASEという ロングパルスアレキサンドライトレーザーと the Ruby nano Qという Qスイッチルビーレーザーで治療を行ってます。 「老人性色素斑」に対するレーザー治療 境界が明瞭な円形のしみはほとんどが 老人性色素斑(通称 ろうはん)です。 基本的には加齢に伴うしみですが、レーザーの治療効果が一番期待できるしみです。 mini-Gentle LASE、とも黒〜茶色い色素に反応するレーザーですので、基本的には治療後の経過は同じです。 下をご参照ください。 照射後、 数日で薄いカサブタになり、このカサブタがとれると ピンク色のきれいな皮ふが出てきます。 白人であればこのままきれいになるのですが、日本人では必ず 炎症後の色素沈着を生じます。 この時期には 美白剤(ハイドロキノン)を塗り徹底した 遮光が必要です。 これを続けることで、炎症後の色素沈着は徐々に薄くなってきます。 3ヶ月経過した後に、今度は弱めにレーザーを照射します。 3回程度の治療を目安にします。 しみシミが2か所あります。 上のシミにレーザーを照射します。 レーザー照射後3日目です。 すべてカサブタになっています。 レーザー照射後7日目です。 カサブタが半分以上とれています。 とれた後はシミはなくなり、少しピンクになっています。 この状態が一番紫外線を吸収します。 ハイドロキノン(美白剤)とコンシーラーによる遮光を必ず行う必要があります。 レーザー照射後2ヶ月です。 少し色素の再燃が認められますが、もともとのシミに比べると薄くなっています。 3ヶ月経過した段階で、再度のレーザー照射を検討します。 mini-Gentle LASE とthe Ruby nano Qのどちらがよいのでしょう? 当院には老人性色素斑に使用できる2種類のレーザーがあります。 (注:平成29年4月20日以降) どちらがよいのかという質問に論理的に答えるには、レーザーの仕組みを理解する必要がありますので、難しい話になります。 もし、興味がある方はを読んでみて下さい。 その反面、ピークエネルギーが小さいため、 深いしみや薄いしみでは力不足の面を否定できません。 また、触ると少し膨らんでいるような厚みのあるしみにもちょっと効果が劣ります。 Q-rubyはQスイッチ型ですので、 ピークエネルギーが大きく深達性にも優れます。 深くまで存在するようなしみやあまり色が目立たないようなしみにも効果が期待できます。 腕や手の甲にできるような少し膨らんだしみにもある程度は効果があります。 (完全に隆起しているときには、脂漏性角化症として炭酸ガスレーザーで削る方が適切です。 ) 最初はリーズナブルに治療を済ませたいときには、MGLを使用してみてもよいと思います。 それでも効果に満足がいかないときには、3ヶ月後に照射するときはQ-rubyに変更してもよいかもしれません。 もちろん、最初からQ-rubyを使用しても構いません。 対称性真皮メラノサイトーシスのようにMGLでは効果が期待できないしみもあります。 その時は、最初からQ-rubyを使用するべきですね。 老人性色素斑と脂漏性角化症が混在したシミです。 このようなときにはジェントルレーザーでは効果がありません。 Q-rubyであれば、脂漏性角化症にも多少は効果が期待できます。 (仕上げには炭酸ガスレーザーが必要ですが。 ) Q-rubyを照射して9日です。 シミはカサブタになり、徐々に脱落しています。 照射後1ヶ月です。 カサブタは全て脱落しています。 イボは一部で脱落しました。 照射後4ヶ月です。 炎症後の色素沈着は概ね消退しました。 イボは一部残りますので、この段階で炭酸ガスレーザーで削切しました。 しみとイボが混在するときは、まずはしみの治療を行うことをお勧めします。 「ソバカス」に対するレーザー治療 ソバカスもレーザーが有効な病変として有名です。 しかも、 治療の経過は「老人性色素斑」と全く同じです。 レーザーを照射しすると、カサブタになりそれが剥げるときれいになるという経過ですね。 レーザーの機種は、MGLでもQ-rubyでも大丈夫ですが、Q-rubyの方が効果は優れていると思います。 ただし、ソバカスと老人性色素斑が違う点が1つあります。 それは、 「ソバカスは多発する」ということです。 当たり前!と思われるかもしれませんが、治療後の経過を考えるとこれはかなり重要です。 仮に、顔面に多発するソバカスに全てレーザーを照射したとします。 翌日にはどうなるでしょう? ? 顔面がカサブタだらけになります。 このようにカサブタになって生活に支障がでる期間を、レーザー用語では 「ダウンタイム」といいます。 このダウンタイムが許されるかどうかは、患者さんの性格や生活内容によります。 例えば、受付をされているような女性が顔中カサブタになるときっと仕事に支障がでるでしょう。 専業主婦の方ならあまり問題ないと言われるかもしれません。 ですので、このダウンタイムをよく考えて、治療法を考える必要があります。 このことを踏まえて、治療にはいくつかの選択枝があります。 カサブタになる治療を選択する。 全ての皮疹に一度に照射する。 小範囲ずつ(コスメティックに隠すことができる範囲だけ)、照射を繰り返す。 カサブタにならない(なりにくい)治療を選択する。 当院では、 レーザーフェイシャル。 フォトフェイシャルもこれに該当します。 1-aについて:ダウンタイムお構いなしという治療です。 連休や正月、お盆などしばらく仕事を休める時に選択されてもよいですね。 1-bについて:ダウンタイムを最小限にしつつ、でもソバカスは1回のレーザー照射で薄くしたい人が選択されます。 コスメティックに隠せる範囲は人によって異なりますので、一度の照射範囲は希望に従います。 2-aについて:これはMGL専門の治療です。 クーリングをしつつレーザーを照射する方法で、いわゆるレーザー脱毛と同じように照射します。 一度の治療ではそれほど薄くはなりませんので、数回繰り返す必要があります。 レーザーフェイシャルについては、次の項に詳しく記載します。 レーザーフェイシャルについて 〇〇〇フェイシャルと言えば、有名なのは フォトフェイシャルですね。 「レーザーフェイシャルとどこが違うのですか?」という質問をよく受けますが、本質的には 全く別物と思って頂いた方がよいと思います。 フォトフェイシャルはIPLという機器によって行われる治療を指し、俗に 「光治療」と呼ばれるものに相当します。 最初にも書きましたが、光治療は 幅広い波長の光を増幅して照射しますので、極端に言えば 赤いもの〜茶色いもの〜黒いものまで全てに幅広く効果があります。 また、それほど反応は強くないので、カサブタになるようなダウンタイムはほとんどありません。 そのため、ある特定の疾患に対して治療をするというよりも、 肌質を整える目的で治療されるイメージがあります。 逆に言うと、ソバカスやくすみなど特定の目的に対して行うと物足りない印象を受けられるかもしれません。 レーザーフェイシャルは、 MGL専用の治療です。 Q-rubyでは治療はできません。 クーリングガスを照射しながらアレキサンドライトレーザーを照射しますので、老人性色素斑に照射するように カサブタにはほとんどなりません。 その意味で、フォトフェイシャルと同じような効果を得ることができます。 そのかわり、フォトフェイシャルと違い 茶色から黒い病変にしか効果は期待できません。 毛細血管拡張症や赤ら顔などには効果がないと思います。 逆に言うと、 ソバカスやくすみに特化すれば、フォトフェイシャルよりもレーザーフェイシャルの方が効果があると思います。 例外的に、にきびには効果があります。 これは、にきび自体に効いているというよりも、にきびが生じている毛包にレーザーが作用して脱毛効果を起こすことで、にきびがよくなるものと考えられます。 治療は1回では終了しません。 1ヶ月ごとに数回照射する必要があります。 回数に制限はありませんので、数年単位で続ける方もおられます。 肝斑に対しては、レーザーフェイシャルであっても帰って濃くなる可能性がないわけではありません。 ただし、少し粒状で老人性色素斑と鑑別が難しいような肝斑では、レーザーフェイシャルを行いながら、濃いしみのみにQ-rubyを照射するという治療が行われ、かなりよい成績を残されています。 当院でも冬のみ限定で行う予定です。 しみに対するレーザー治療の注意点 ひとくちにシミと言っても、肝斑やほくろ、他の皮膚腫瘍のこともありますので、診察は通常の疾患と同じように保険診療で行います。 レーザーの適応であり治療をご希望の場合は、自費のカルテに切り替えます。 初診料は自費になります。 初診時に説明文書をお渡しします。 治療の前後の注意点やおこりえることなどは、この書類に詳細に記載しています。 未成年の方は保護者の承諾が必要ですので、一緒に来院してください。 しみのレーザー治療の料金(自由診療)• 健康保険は適応できません。 痛みに対して麻酔の外用剤(エムラクリーム)を塗布することができます。 ただし、治療の1時間前からクリームを塗布する必要があります。 エムラクリームは5gで1,000円が必要です。 初診時のみ初診料2,000円がかかります。 再診料は治療費に含まれます。 照射後の外用剤としてステロイド外用剤を200円でお渡しします。 令和元年10月から消費税率の変更に伴い料金を改変しました。 #だいたいのレーザーの費用をよく効かれますので、初回の金額の概算を書きました。 しみ(老人性色素斑)の治療 MGL 1回目(1ショット1. 5cm大) 2回目以降(1ショット1. 5cm大) 2,000円 1,500円 Q-ruby 直径1cm 直径2cm 1円玉大の追加ごとに 5、000円 8、000円 2、000円ずつ追加 ソバカス(雀卵斑)の治療 MGL 1回目(1ショット1. 8cm大) 2回目以降(1ショット1. もちろん、麻酔の必要はありません。 それでも痛みが心配な方には、当院で表面麻酔クリームを処方していますのでお申し出ください。 レーザーは体に悪くないのですか? レーザーはX線や紫外線などと違い、有害な光線ではありません。 FDA 米・厚生省食品医療品局 でも副作用の問題はないとの承認済みです。 レーザー脱毛ができない部分はありますか? レーザー治療は全身に可能です。 しかし、顔面に比べ体や手足ではレーザー後の炎症後色素沈着が残りやすい傾向があります。 そのため、顔面以上に遮光に務めて頂く必要があります。 毛穴のところがポツポツとシミになっているのですが、レーザー照射で色が濃くなりませんか? レーザー光はメラニン色素に反応します。 シミはメラニン色素による色素沈着ですから、当然反応し、色が濃くなるよりも、基本的に薄くなります。 照射にどれくらい時間がかかりますか? 非常にスピーディーです。 ニキビにはどれくらい効きますか? ニキビや吹き出物は毛包内(毛の皮膚に埋まったところ)にたまる皮脂が根本的な原因です。 レーザーは毛のメラニンに反応して、この毛包を熱変性させ可逆性に破壊するため、皮脂がたまりにくくなりニキビや吹き出物の発生を抑えます。 しかし、赤くなり膿がたまったニキビには、まず通常の保険診療で炎症を取ることが先決です。 適応は医師が判断いたします。 レーザー脱毛をする前に準備することがあれば教えてください。 シミに長く濃い毛が生えていると、レーザーに反応して燃えてしまいます。 その際に皮膚に軽い熱傷を生じることがあるため、シミに一致して毛が生えているなら剃ってからの治療をお勧めします。 男性では同様の理由であごや鼻下のシミには照射を控えています。 次の施術までに、どのぐらいの間隔をあけたほうがいいのでしょうか? 炎症が完全に落ち着いてから次の照射を行うことが重要です。 従って、当院では3ヶ月ごとの照射をお勧めしております。 多くの方は3回程度の照射が必要になります。 5回程度照射しても効果がみられない場合は他の治療をお勧めします。 レーザーフェイシャルでは1〜2ヶ月ごとの照射をお勧めしております。

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炎症後色素沈着を治すには?シミやニキビ跡と何が違うの?

シミ 取り レーザー 後 の 色素 沈着

美白パックをしても、エステでマッサージやイオン導入を行っても中々薄くならないシミ。 最終手段にシミ取りレーザーを行なう人が増えています。 シミ取りレーザー治療は、シミに反応するレーザーを当てることでメラニンを破壊し、シミの排出を促す治療法です。 人によって痛みを感じることもありますが、シミが薄くなる効果は抜群と評判です。 シミ取りレーザー治療を行なう上で最も大切なのが、シミ取りレーザー治療後のお肌の取り扱いです。 気をつけないと、治療前よりもシミが濃くなってしまうケースがあります。 今回は、実際にシミ取りレーザー治療を行った方にお話を聞いてみました。 シミ取りレーザー治療後に気をつけなくてはいけないこととは、どんなことでしょうか? みていきましょう。 シミ取りレーザー治療をした後は、決められた期間絆創膏を貼る! 「シミ取りレーザー治療をした後、丸一日ガーゼを当てていました。 洗顔をするときも、ガーゼの上からと指示されました。 ガーゼを取った後は、絆創膏のようなシールを貼って過ごしました。 1週間ほど貼っていたと思います。 シールを貼っていれば、その上からメイクをしてもオッケーでした。 ただし、洗顔はかなり慎重に。 絶対にこすらず、泡をつけるばあいは、乗せるだけといった感じで、かなり気を使っていました。 一週間程度はピリピリとしみる感触が残りました。 」 シミ取りレーザーをした後、レーザーを当てた部分にガーゼや絆創膏を貼るケースがほとんど。 レーザーを当てた部分はとても敏感で、紫外線や外部刺激の影響を受けやすい状態です。 指示された期間は絆創膏を貼って、お肌を守ります。 ただし、レーザーを当てた範囲がわずかであったり、治療方法やクリニックの方針で、絆創膏を貼らないこともあるそうです。 シミ取りレーザー治療をした後は、とにかく触らない! 「かさぶたができても、絶対に自分で剥がしてはいけないと注意されました。 ついつい取りたくなってしまって >人<; ポロリと取れ始めた時はホッとしました。 」 シミ取りレーザー治療をすると、照射した部分にかさぶたができ、自然に剥がれ落ちます。 かさぶたができ始めると、爪でこすって取りたい衝動に駆られますが、絶対にいじらないように気をつけてください。 無理に剥がすと、まだ表に出るべきではない皮膚がむき出しになってしまいますし、最悪の場合、出血してしまうかもしれません。 シミ取りレーザー治療をした後は、とにかく日焼けをしないこと! 「シミ取りレーザー治療を受けた後は、シミになりやすいと聞きました。 怖かったので、ビタミンCをたくさんとって、通常の肌に戻るまでは、屋外ではマスクをしていました。 」 シミ取りレーザー治療を受けた後の皮膚は、色素沈着を起こしやすい状態です。 この時紫外線を浴び続けてしまうと、治療前よりも濃いシミが残ってしまう可能性があります。 日焼け止めを使用することはもちろん、日傘やマスクなどで、紫外線からお肌を徹底的に守りましょう。 炎症を起こさないため、きちんと飲みきるように指示されました。 また、美白剤も出されたので、未だに使っています。 シミはだいぶ薄くなってきたのですが、まだまだ完全に消えたわけではないので、再度受診して処方してもらおうかなと思っています。 」 シミの程度や治療内容によって、薬が処方されます。 炎症を抑えたり、細菌が繁殖するの防ぐための薬ですので、使用方法をよく確認し、必ず決められた期間使うようにしましょう。 また、通常化粧品には配合できない成分や、化粧品には配合できない濃度の美容成分が入った薬を処方されることもあります。 例えば、レチノイン酸やハイドロキノンが代表例です。 レチノイン酸には、ターンオーバーを促進する働きがあり、レーザーを当てた部分の皮膚の再生を助けます。 アンチエイジング化粧品で人気の成分レチノール(ビタミンA)と同じなのですが、濃度が全く違うため、当然効果が格段に変わります。 また、漂白成分でおなじみのハイドロキノンも、通常化粧品に許される濃度と格段に違うため、高い美白効果が期待できます。 シミを素早く薄くするため、処方されることが多いです。 それ以外にも、シミを作らせる酵素、チロシナーゼの働きを阻害したり、「外部刺激を受けた!お肌を守れ!」ということは細胞に伝える情報伝達物質を抑制する効果のある成分が配合された化粧品などを使って、美白ケアに力を入れましょう。 シミ取りレーザー治療を受けた方の経過を聞くと、だいたいこの様なケアを行っているようです。 軟膏しか出されなかった、美白ケアについてキチンと説明がなかったかも、など、少しでも不安に感じたら、サイド受診して問題がないかどうか確認しましょう。 また、これからシミ取りレーザー治療を受けようと思っている方は、以上の項目を参考に、事前に確認しましょうね! 【関連ページ】 「今あるシミを何とかしたい!」一度は頭に浮かぶ選択肢、美容レーザー。 シミが消えた後は?気になるシミ取りクリームについてまとめました。

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炎症後色素沈着を治すには?シミやニキビ跡と何が違うの?

シミ 取り レーザー 後 の 色素 沈着

シミのQスイッチレーザー治療後の問題点の一つに、炎症後色素沈着(PIH があります。 炎症後色素沈着は必ず起こるというわけではありませんが、Qスイッチレーザー治療後には程度の差はあっても半数近い人で起こり得ます。 炎症後色素沈着の発生には患者様の肌質が大きく関与していて、炎症後色素沈着を全く起こさない肌質の人がいる一方、レーザー治療を行うたびにひどい色素沈着を起こす肌質の人がいます。 治療部位や年齢も影響を与えることもあり、以前レーザー治療を受けた時は色素沈着が起こらなかったからといって、その次も大丈夫だとは言い切れません。 ただし、炎症後色素沈着はあくまでも一時的なものであり、最終的には色素沈着は改善し、ほとんどのケースでレーザー治療した部分はきれいになります。 炎症後色素沈着さえなければQスイッチレーザーは本当に誰にでもお勧めできる治療です。 当院ではQスイッチレーザー治療の前には必ず炎症後色素沈着の可能性について説明を行うので、レーザー治療の症例数の多さに比べて炎症後色素沈着に関するトラブルは少ないと自負をしています。 少なくとも県内においては、当院ほどシミ治療の前に治療後の経過を詳しく説明するクリニックはほとんどないのではないかとも推測しています。 ただ、説明をいくら受けていても、覚えていない患者様もいらっしゃいますし、不安に駆られる方もいらっしゃいます。 炎症後色素沈着は基本的に改善するものであり、レーザー後の検診は絶対的に必要なものではないのかもしれませんが、適切なアドバイスによって不安を解消し、お互いに安心するためにも検診と繰り返しの説明は重要と考えています。 ところが、炎症後色素沈着を起こした患者様が、その後予定していた検診に訪れなくなることが時々あります。 何も余計なことはせずに放置していただいているのであればよいのですが、私が恐れるのは、炎症後色素沈着に対する当院の説明に納得がいかずに他の皮膚科で新たに治療を始めてしまうことです。 もちろん、シミに対する正しい知識を持っていらっしゃる皮膚科の先生を受診していただけるのであれば何の問題もないのですが、つくば市の隣には炎症後色素沈着だろうが何だろうがシミを見たら何でもレーザーを何度も照射し続ける皮膚科もあるので、そのような所にだけは受診してほしくありません。 レーザー後の色素沈着に再度レーザーを照射を受けることは、わざわざお金を出して治療時の痛みを買っているようなものであって無駄な行為です。 無駄どころか、シミをさらに悪化させる可能性もあります。 炎症後色素沈着は時間が経てばいずれは改善してくるわけですが、色素沈着がなくなればきれいな肌があらわれてきます。 その場合、最終的にシミが消えたのはあくまで当院のレーザーの効果なのですが、不要なレーザーを受けたその患者様はその後の無駄なレーザー治療のおかげで良くなったと誤解するでしょうから、そこもちょっと癪にさわる点です。 先日、ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)のレーザー治療後に色素沈着が起きた後、予定していた通院を中断された患者様が数年ぶりに受診されました。 ADMの治療後は、他のシミよりも炎症後色素沈着が、起こりやすい傾向があります。 しかも、真皮内のメラニンが残ったままの状態に赤みや色素沈着が加わるので、治療前よりもシミが広がって悪化したように見えてしまうため、炎症後色素沈着の説明をあらかじめ受けていても心配になる患者様も多いと思います。 こちらの患者様は、通院中断後は処方してあったハイドロキノンを塗布する以外には何もしなかったということで、治療部分は非常にきれいに治っていました。 治療前には2回くらいはレーザーが必要だと説明してあったのですが、結果として1回のレーザー治療だけで肌がきれいになってしまいました。 治療前のADM レーザー照射後2週間 ADMの色は残ったままで、赤みも生じています。 レーザー照射後1.5ヶ月 色素沈着を生じ、かえって目立っています。 この後、通院が途切れました。 6年後 ごくわずかにADMは残っていますが、レーザー照射部分の肌 は全般的にきれいになっています。

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