年金 繰り上げ 受給。 年金改正 繰り上げ受給考える人に有利な2つの制度の中身

年金の繰り上げ受給とは?仕組み&メリット・デメリットをFPがわかりやすく解説!

年金 繰り上げ 受給

2020年2月28日 16:00 年金を受け取る時は、「繰り上げ受給」や「繰り下げ受給」を選択することができる。 「繰り上げ受給」は、早く受け取る代わりに受給額が減る。 具体的には、1か月早めるごとに0. 5%、1年で6%減額される。 5年早めて60才から受け取るようにすると、受給額は30%減る。 一方、「繰り下げ受給」は、1か月遅らせるごとに0. 7%、1年で8. 4%増えるので、70才から受け取ると42%増えることになる。 どちらを選ぶと得になるのかは、「何才まで生きるか」によっても左右されるが、迷うことなく、絶対に「繰り上げを選ぶべきタイプの夫婦」というのも存在する。 収入が年金のみの世帯の場合、夫婦の年金収入が「年211万円」を少しだけ超えそうならば、すぐにでも繰り上げ受給をした方がいい。 上限は自治体によって多少異なるが、たとえば東京23区などの大都市では、世帯の年金収入が年211万円(月額約17万6000円)を超えると、健康保険料や介護保険料などの社会保険料が上がり、医療費の自己負担分を減らす「高額療養費制度」の自己負担上限額も引き上がる。 ブレインコンサルティングオフィス代表の北村庄吾さんが指摘する。 「繰り上げ受給で年金額を211万円以下に減らしておけば、『住民税非課税世帯』となり、住民税の免除や、医療費の減額または免除など、さまざまなメリットがあります」 具体的には、こんな例もある。 都内に住む千佐子さん(68才)と幸恵さん(66才)姉妹は、1月に届いた源泉徴収票を見比べて驚いたという。 千佐子さん夫婦は、月々の年金が18万円だ。 一方、「夫が62才でリタイアした」という幸恵さん夫婦は、年金を「前倒し」で受け取ったので、少しだけ年金が減って、月々17万5000円。 計算上、姉の千佐子さん夫婦の方が月に5000円、年にして6万円多く受け取っているはずだった。

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年金受給、「絶対に繰り上げを選ぶべきタイプ」の夫婦とは

年金 繰り上げ 受給

もくじ• 年金の繰上げ受給・繰下げ受給とは? 「年金は、65歳になったら受け取るもの」と思っている方も少なくないのではないでしょうか。 実は、年金を65歳になる前に受け取ったり、65歳を過ぎてから受け取ったりする方法があります。 それが「年金の繰上げ受給・繰下げ受給」です。 今回は「繰上げ受給・繰下げ受給」のメリット・デメリットから受け取り総額のシミュレーションまで、見ていきましょう。 年金の繰上げ受給とは は、原則65歳から受給が開始されますが、本人が希望すれば65歳になる以前に受け取ることができます。 受け取りを早められる期間は、60歳から65歳に達するまでの間です。 ただし、年金の受給開始年齢は原則65歳と決まっています。 65歳で受け取る人の年金額と同じ金額を受け取っていると、早めに受け取った人の方が有利になるため、65歳より早く受け取る人は、減額した金額を受け取ることになります。 繰上げ支給の手続きをした時点の年齢で計算された年金額が、一生続くことになります。 繰上げ受給は、早く受け取り始めることはできますが、長生きした場合、受け取る年金の総額が少なくなる可能性があります。 繰上げ受給の減額割合はどのくらい? 1ヶ月単位で0. 5%の減額、最大30%です(昭和16年4月2日以降に生まれた場合)。 65歳になったら受け取れる年金のことを老齢と呼びますが、その老齢年金も2種類あり、部分に該当する老齢基礎年金と、保険に該当する老齢厚生年金に分かれています。 老齢基礎年金と、老齢厚生年金、どちらか一方だけを繰り上げるということはできません。 たとえば、老齢基礎年金のケースは、65歳からの受給金額は満額で779,300円(平成30年4月分から)です。 そこから、1ヶ月繰り上げるたびに0. 5%減額、1 年(12ヶ月)繰り上げると6%の減額になります。 つぎに、老齢厚生年金の場合は、働いている間のお給料や期間によって受け取る年金額は人それぞれです。 老齢厚生年金も基礎年金と同様に、1ヶ月繰り上げるたびに0. 5%減額、1 年(12ヶ月)繰り上げると6%の減額になります。 請求月の翌月分から減額して支払われます。 年金の全部繰上げ、一部繰上げとは 基本的に、老齢基礎年金・老齢厚生年金を分けてどちらか一方だけを繰り上げることはできません。 老齢厚生年金が支払われるまでの間に、一部繰上げ支給として老齢基礎年金を受け取ることができます。 参考: どこで手続きすればいいの? 手続きは、お住まいの地域の年金事務所に届出を行います。 用紙は、年金事務所に用意されているので、基礎年金番号がわかる年金手帳などを持参した上で、相談するのが良いでしょう。 減額された年金は、取り消すことができないため「自分の場合は、いくら年金が受け取れるか」を確認してから手続きを進めてくださいね。 年金の繰下げ受給とは?手続きはどうする? 繰下げ受給とは、65歳以降に年金を受け取ることができる制度です。 最大70歳になるまで受け取りを延長することができます。 繰下げ受給の場合は、繰上げ受給とは反対で延長している期間が長くなればなるほど、年金の受け取り総額が増加します。 老齢基礎年金、老齢厚生年金ともに、 1ヶ月あたり0. 7%増額し、1年(12ヶ月)で8. 4%、最大42%の増額です。 繰下げ受給の場合は、老齢基礎年金・老齢厚生年金はそれぞれ繰り下げることができます。 もしも、繰り下げた場合、早く亡くなってしまうと年金の受給総額は、65歳から受け取り始めた時と比較すると少なくなってしまうことがあります。 繰下げ受給の手続きも、繰上げ受給の手続と同様、近くの年金事務所に届出を行います。 必要な書類は「老齢基礎年金・老齢厚生年金支給繰下げ請求書」です。 繰上げ・繰下げをしたとき、他の年金はどうなる? 年金の受給権を繰上げたり、繰下げたりした時には、気をつけておきたいことがあります。 これからお伝えすることについては、特に検討した上で請求するかどうかを決定するようにしましょう。 加給年金 繰上げ受給をした場合、加給年金までを繰り上げて受給することはできません。 65歳になってからの受給になります。 繰下げ受給をした場合は、老齢厚生年金を繰り下げている間は 加給年金を受け取ることはできません。 障害年金 繰上げ受給をした場合、受給権発生後に初診日が訪れた時には、障害基礎年金を受け取ることができません。 さらに、繰上げ支給を請求する前の病気やケガで障害がある場合も、障害基礎年金を請求できなくなる場合があります。 繰下げ受給をしている間に、障害年金を受け取る理由が発生した時には、繰下げはその時点でストップされることになります。 遺族年金 繰上げ請求をしていて65歳になる前に遺族年金の受給権が発生したら、 老齢基礎年金と遺族年金のどちらかを選ぶことになります。 遺族年金を選択すると、65歳まで減額した老齢基礎年金が支給停止になって停止解除後も減額支給のままで支給されることになります。 繰上げ・繰下げの分岐点は? 「一体どれだけ受取総額が違うのか?」は、みなさんの気になるところではないでしょうか。 以下の表は、老齢基礎年金を満額779,300円受け取る予定の人が繰上げ受給や繰下げ受給を行ったときの受け取り総額をシミュレーションしました。 そもそも満額を受け取れない場合や、老齢厚生年金などは考慮せず、請求年齢も0ヶ月時点と簡易的に計算しています。 61歳から繰り上げた人は77歳以降です。 早く受け取りを開始すれば年を重ねるほどに、その差は大きく開きます。 一方で、66歳以降に繰下げ受給をした人は、77歳以降は本来の年金の金額より総額は多く受け取ることができます。 67歳の人は78歳以降です。 男女ともに平均寿命(男性80. 98歳、女性87. 14歳)よりも長生きできれば、本来の受取金額よりも多く受け取ることになります。 ただし、老齢基礎年金の受給額は毎年変更になります。 このシミュレーションは平成30年4月分からの満額分で計算しているので、ご自身のケースで計算して、年金事務所に相談にてみてくださいね。 繰上げ受給のメリット・デメリット 繰上げ受給をするメリットは、生活費のプラスアルファにできることです。 一般的には退職をしたあとの収入は現役で働いていた頃と比べて減ってしまいます。 貯金も十分でなく、現役時代より減ってしまった収入では、生活費が補えないのなら不安な毎日を過ごすことになりかねません。 そんな時、繰上げ受給を行うことは大きな魅力です。 デメリットは、早く受け取るため、毎月の支給額が減額されています。 さきほどの表のとおり、長生きすればするほど、65歳で受給したときに受け取る年金の総額よりも少ない金額を受け取ることになります。 長生きをすれば、金額面のデメリットは大きくなります。 また、繰上げ受給を開始した後では、理由次第で障害年金を受け取ることができないなど、他の年金との兼ね合いにも注意しておいたほうが良いでしょう。 繰下げ受給のメリット・デメリット 繰下げ受給のメリットは、受け取り開始時期を延長すればするほど、年間の受け取る年金の金額が増えることです。 65歳をすぎても働いていて生活費に余裕がある状態ならば、繰下げ受給を利用し、長生きすることで本来よりも多い金額を受け取ることができます。 デメリットは、早く亡くなってしまうと、65歳から受け取っていた方が、総額の受け取り金額が大きくなるということです。 寿命は自分では判断できないので、生活資金・貯蓄・考え方に応じて慎重に決断しましょう。 繰上げ・繰下げの疑問を解決! 疑問1.繰上げ請求の取り消しはできるの? 取り消しはできません。 繰上げ受給をすると、その後もずっと減額された金額を受け取り続けることになるため慎重に決定する方が良いでしょう。 疑問2. 繰上げ受給や繰下げ受給のどちらかを選択しないといけないのですか? いいえ。 公的年金の受給は原則65歳からです。 制度として、早く受け取る方法や、遅れて受け取る方法などがありますが、特に必要なければ利用する必要はありません。 疑問3. どんな人でも利用できますか? はい、年金の受給資格が発生していれば利用することができます。 年金の繰上げ受給は、繰り上げた分の減額が一生続くことになり長生きすればするほど長期的には年金の受取総額が少なくなってしまいます。 一方で繰下げ受給は早く亡くなってしまうと不利になってしまいます。 今回は参考になるようにシミュレーションしてみましたが、年金を何歳から受給するかを一度決めたら取り消すことができません。 わからないことがあれば、年金事務所に相談するなどし、必ずシミュレーションをしてから慎重に決断をしてくださいね。 頼りになるFPの存在 「お金のことを相談できる場所やサービスがある」ことをご存じですか? 資産形成・家計見直しのプロフェッショナルとして、ファイナンシャルプランナー(FP)がいます。 FPに相談することで、お金のお悩みやご不安の解決法のヒントが得られるかもしれません。 ご自分で調べるだけでは不安だという方は、「FPに相談する」という選択肢も検討してみませんか。

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年金の繰上げ受給は損って本当? [年金] All About

年金 繰り上げ 受給

>年金60歳から繰り下げ受給して 年金を60歳から受給することを『繰上げ受給』と言います。 分かりにくいですよね。 60歳以降の働き方によって、社会保険 健康保険、厚生年金 に加入するか どうかが決まります。 正社員が週40時間なら30時間以上といった所です。 詳細条件は下記をご覧下さい。 >払った場合も受給金額は変わらないと思いますが いいえ。 そんなことはありません。 標準報酬月額に応じて、将来受給できる厚生年金は増えていきます。 増えるタイミングとしては、 退職時 厚生年金の加入条件から外れた場合も 、あるいは、 65歳、70歳になると改定されます。 勤務条件を満たす限り、払わないという選択肢はありません。 勤務時間を短くするなどして、社会保険から抜ける必要があるのです。 以上、いかがでしょうか?.

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