悪性 リンパ腫 余命。 中枢神経原発リンパ腫 PCNSL

悪性リンパ腫とは?原因と症状/生存率/治療法&再発予防【まとめ】

悪性 リンパ腫 余命

超高齢社会となった現在、悪性リンパ腫の患者数は年々増えています。 悪性リンパ腫は病型が極めて多く、進行のスピードや治療法もそれぞれの病型によって異なるのが特徴です。 さらに、全身のあらゆる部位で発症するため、部位に応じた治療選択も大切です。 近年、薬や治療法の開発が大きく前進し、一部の病型のリンパ腫の治療成績は飛躍的進歩をとげています。 悪性リンパ腫の中でも、罹患率が高い病型や新たな治療法が登場してきた4種類の悪性リンパ腫の治療法を解説します。 悪性リンパ腫とは 悪性リンパ腫は、生体の免疫機能を担う白血球の一種であるリンパ球ががん化する病気です。 罹患数は1985年に人口10万人あたり5. 5人だったのが年々増え続け、2010年には18. 7人、2013年には20. 2人にまで増加しています。 ほかのがん種と比べても悪性リンパ腫の増え方は抜きん出ています。 罹患数は、男性のほうが女性より少し多く、発症のピークは70歳代です。 悪性リンパ腫という病名は、リンパ球のがんをまとめた総称で、実際にはさまざまな病型からなっています(表1参照)。 WHO分類(2017年版)では80ほどの病型が示されており、大別すると、病気の発見者の名前にちなんで命名されたホジキンリンパ腫と非ホジキンリンパ腫に分けられ、日本では非ホジキンリンパ腫が9割ほどを占めています。 悪性リンパ腫と同じ「血液のがん」である白血病の多くは、血液が作られる過程の未熟な白血球(顆粒球〔好中球、好酸球、好塩基球〕、単球、リンパ球〔Tリンパ球、Bリンパ球など〕)の細胞ががん化するのに対して、悪性リンパ腫では、がん化するのは、成熟したリンパ球がほとんどです(図1参照)。 また、白血病はがん化した細胞が血液によって骨髄中から全身に運ばれるのに対して、悪性リンパ腫は、身体の特定の場所に腫瘤という塊をつくりやすい性質があります。 腫瘤が発生する部位について大まかにいうと、免疫システムの防衛基地であるリンパ節に発生するタイプ、リンパ節の外の胃や骨髄などの臓器(節外臓器)に発生するタイプ、リンパ節と節外臓器の両方に発生するタイプが、それぞれ3分の1ずつあります。 非ホジキンリンパ腫では、無治療の場合の予後(自然史)を予測する臨床分類として、悪性度によって、3つに分類されています。 「低悪性度(インドレントリンパ腫)」はがん細胞の増殖速度が遅く年単位で病気が進行するもの、「中悪性度(アグレッシブリンパ腫)」は月単位で進行するもの、「高悪性度(高度アグレッシブリンパ腫)」は増殖速度が速く週単位で進行するものです。 どの悪性度に分類されるかは、病型ごとにほぼ定められています。 関与が考えられる要因には、遺伝子の異常、免疫亢進や免疫低下などの免疫異常、およびウイルスや細菌の感染がありますが、そのいくつかが次第に蓄積してから発症する「多段階発がん」であることが知られています。 免疫異常による慢性の炎症が発症に関係しているという報告もあります。 自己免疫疾患の1つである橋本病では甲状腺に慢性の炎症が起こりますが、甲状腺のB細胞リンパ腫の患者さんを調べたところ、95%以上が橋本病をもっていたという報告があります。 橋本病の患者さんのうち悪性リンパ腫を発症するのは数%ですが、慢性の炎症から浸潤したリンパ球ががん化することによって悪性リンパ腫が発症することがあると考えられています。 また、かつて国民病といわれた肺結核では、膿胸という胸腔内に膿性液が溜まる病状に至る人が多くいました。 膿胸には手術などの処置が行われますが、遷延した膿胸の慢性炎症から数十年後に胸腔壁にEBウイルス(Epstein Barr Virus)が関与した悪性リンパ腫が発生する例が多く見られたのです。 さらに、胃炎や胃潰瘍を引き起こすピロリ菌感染者の胃壁でも、悪性リンパ腫の危険性が高まることが指摘されています。 最近注目されているのは、慢性関節リウマチと悪性リンパ腫との関係です。 慢性関節リウマチの患者さんは悪性リンパ腫の発症リスクが高くなることが知られています。 特に、慢性関節リウマチの第一選択薬の1つである免疫抑制剤のメトトレキサート(製品名:メソトレキセート、リウマトレックスなど)を服用していると、ときに悪性リンパ腫を発症することが報告され、重篤になると死に至るケースもあります。 メトトレキサート関連の悪性リンパ腫は、メトトレキサートの服用を中止すると数割の患者さんで自然によくなることもわかっています。 したがって、メトトレキサート服用中に発熱したり、リンパ節が腫れた場合などは、医師と相談して服用の中止を検討すべきでしょう。 悪性リンパ腫の症状 悪性リンパ腫は自覚症状によって発見されるケースが少なくありません。 首や脇の下、足の付け根などのリンパ節が、触れるとグリグリとした塊がわかるほどに腫れてきたために医療機関を受診し、悪性リンパ腫が見つかることがあります。 また、健診で腹部や胸部の深い部分のリンパ節が腫れているのが指摘され、悪性リンパ腫が疑われることもあります。 症状としては、発熱、盗汗(寝汗)、体重減少も重要です。 この3つは、「B症状」と呼ばれる悪性リンパ腫の特徴的な全身症状です。 これらの症状がない場合と区別して各ステージは(病期)、B期またはA期と分類されます。 この3つの症状が出るのは、リンパ球の機能の1つに免疫応答があり、免疫応答を調節するときにサイトカインと呼ばれる特殊なタンパク質が放出されるためです。 例えばインフルエンザに罹患したときは、免疫応答によりこのサイトカインが放出され、発熱などの症状が現れます。 ところが、リンパ球のがん化が進むと免疫応答に狂いが生じ、サイトカインが過剰に継続して放出されるようになって発熱、盗汗(寝汗)、体重減少といった持続的な症状があらわれます。 悪性リンパ腫の検査 悪性リンパ腫を疑う場合は、触診、血液検査、造影CT検査などを行います。 最終的に悪性リンパ腫の診断と病型分類を確定するために欠かせないのが、リンパ節や腫瘍の一部を切り取って顕微鏡で観察する生検です。 さらに、正確な組織型を知るためには細胞表面抗原マーカー検査、染色体検査、遺伝子検査も重要です。 病気の勢いや悪性度を調べる検査として、血清LDH(乳酸脱水粗酵素)、CRP(C反応性タンパク)、可溶性インターロイキン2受容体の検査も重要です。 このうちLDHはリンパ球が増殖すると数値が上昇するとともに、悪性度が高い悪性リンパ腫では数値が上がるため、治療方針を決定するうえでも大切な検査といえます。 例えば、初診時にリンパ節が大きく腫れていてもLDHが正常値ならば急いで治療を開始しなくてもよい低悪性度である可能性が高く、また、逆にリンパ節が腫れてLDHも異常な高値を示している場合は高悪性度である可能性を考え、一刻も早く診断して治療を始めるためにそのまま入院することもあります。 最終的な治療方針は、さまざまな検査による正確な病理診断と、病気の広がりや進行度による病期分類(表2参照)にもとづいて、腫瘍の部位や大きさ、全身状態と年齢を考慮のうえ、具体的な治療方法が選択されます。 表2 悪性リンパ腫の病期分類(Lugano分類,2014) 病期 病変部位 節外病変の状態 限局期 I期 1つのリンパ節病変。 または隣接するリンパ節病変の集合 リンパ節病変を伴わない単独の外臓器の病変 II期 横隔膜の同側にある2つ以上のリンパ節病変の集合 リンパ節病変の進展による、限局性かつリンパ節病変と連続性のある節外臓器の病変を伴うI期またはII期 II期bulky bulky(大きい)病変を伴うII期 該当なし 進行期 III期 横隔膜の両側にある複数のリンパ節病変、または脾臓病変を伴う横隔膜の上側の複数のリンパ節病変 該当なし IV期 リンパ節病変に加えて、それとは非連続性のリンパ外臓器の病変 該当なし 各病期はB症状の有無により、BまたはAに分ける 悪性リンパ腫の治療 悪性リンパ腫の治療では、がん化した細胞が有する膜表面の蛋白抗原または増殖するために重要な遺伝子やタンパク質をピンポイントで攻撃する分子標的薬が次々と登場し、従来からの抗癌剤、放射線療法と合わせて効果を上げています。 このため、どの分子標的薬が効くタイプのリンパ腫なのかを見極めることが大切です。 例えば、びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫(DLBCL:diffuse large B-cell lymphoma)の治療を劇的に変えたリツキシマブ(製品名:リツキサン)は、Bリンパ球の表面に発現しているCD20抗原というタンパク質に結合する抗体としてつくられた薬剤です。 ほかにも抗CD30抗体とチューブリン毒素を結合させたブレンツキシマブ・ベドチン(製品名:アドセリス)、抗CCR4抗体であるモガムリズマブ(製品名:ポテリジオ)などもあります。 CD20は、B細胞リンパ腫の9割以上で陽性です。 悪性リンパ腫で一番患者数が多いびまん性大細胞型B細胞性リンパ腫と次に多い濾胞性リンパ腫(FL)に有効であるため、悪性リンパ腫の過半数でリツキシマブが効くことになります。 以下では、代表的な4つの病型について治療法を解説します。 びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫(DLBCL) びまん性大細胞型B細胞リンパ腫は、日本人の非ホジキンリンパ腫の中で3割強を占める最も発生頻度の高い病型です。 現在の標準治療はR-CHOP療法です。 これは、リツキシマブ+シクロホスファミド(製品名:エンドキサン)+ドキソルビシン(製品名:アドリアシン)+ビンクリスチン(製品名:オンコビン)+プレドニゾロン(製品名:プレドニン)を併用する多剤併用療法です。 病期I、II期の限局期と病期III、IV期の進行期とでは治療が異なり、限局期では腫瘍径が10cmを超えるような巨大腫瘤があるかないかでも異なります(図2参照)。 限局期で巨大腫瘤なしの場合は、「R-CHOP療法3コースを行ったあとに放射線治療を行う方法」と、「R-CHOP療法を6~8コースを行う方法」の2つの標準治療があり、効果は同等です。 一般的には、腫瘤のある部位や患者状態によって選択されます。 例えば、のどの周辺の腫瘤では、放射線を照射すると飲食にかかわる口腔内の障害を免れない場合があります。 そのような場合は、放射線を併用しない「R-CHOP療法6~8コース」を選択することがあります。 また、高齢者では、抗がん剤を短期間に抑えて心毒性や末梢神経毒性などの副作用を軽減するため「R-CHOP療法3コース+放射線治療」を選択することもあります。 初回治療で過半数のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫の患者さんは治癒します。 寛解になったものの再発した場合と寛解に至らなかった難治性の場合は、サルベージ治療と呼ばれる救援化学療法が行われ、R-CHOPより少し強い薬の併用化学療法が行われます。 この救援療法で効果が認められた比較的若年者(65歳未満程度)の場合、自家造血幹細胞移植併用の大量化学療法を行うことで一部の患者さんは治癒も可能となります。 再発・難治性のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫に対しては、CAR-T療法(キメラ抗体受容体T細胞療法)という新しい治療法が登場し注目されています。 この治療法は、患者自身の血液からT細胞を採取し、B細胞リンパ腫などで発現するCD19というタンパク質を特異的に認識してがん細胞を攻撃するようにした遺伝子を導入して行う、遺伝子改変T細胞療法です。 米国で昨年、世界で初めて小児を含む25歳以下の再発・難治性のB細胞性急性リンパ芽球性白血病の治療薬としてチサゲンレクロイセル(製品名:キムリア)が承認され、日本でも今年4月、25歳以下の再発・難治性B細胞性急性リンパ芽球性白血病とともにCD19陽性再発・難治性のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫について承認申請が行われています。 もともと欧米では多く日本では少ないタイプでした。 ここ30年ほどで増加傾向にあり、生活スタイルの欧米化との関連が指摘されています。 濾胞性リンパ腫はびまん性大細胞型B細胞リンパ腫と同じB細胞由来のリンパ腫ですが、一般的に進行が遅いという特徴があり、低悪性度の代表といえます。 このため、治療方針を決めるにあたり、病期で大多数を占める進行期(IIIまたはIV期)の場合に重視されるのは腫瘍の量です(図3参照)。 腫瘍の量で7. 5cm以上のものが1個以上あるとか、3cm以上が3個以上ある、などの高腫瘍量のときはリツキシマブを併用した化学療法を行いますが、低腫瘍量のときは濾胞性リンパ腫と診断がついてもすぐに治療を開始するのではなく、濾胞性リンパ腫による症状や臓器障害をきたすまで無治療で経過観察を行う「ウォッチフル・ウェイティング」がしばしば選択されます。 濾胞性リンパ腫は低悪性度のリンパ腫であり進行はゆっくりなため、低腫瘍量であれば症状も出にくく、無治療でも命にかかわる状況ではないからです。 ただし、ここで注意したいのは、低悪性度のリンパ腫は進行がゆっくりでも治りにくい病気であることです。 中悪性度・高悪性度のリンパ腫は週単位、月単位で病状が進む進行性であるため、治療を開始しても早期に亡くなる患者さんが多いですが、治療が奏効した場合では完治する患者さんが多いです。 低悪性度のリンパ腫では進行がゆっくりであり、治療を行うと病変が消える(完全寛解といいます)こともあるものの、何年か経つと再発します。 診断がついて早く治療を開始しても、症状があらわれてから治療を開始しても再発することに変わりはなく、低腫瘍量の場合はどちらにしても生存期間に差はあまりなく、治らないまま経過することが多いのが特徴です。 治療すれば何かしらの副作用が現れます。 そもそもリンパ腫による症状がない場合は通常の生活が送れるのだから、治療の副作用による支障は避けたいという場合などで、腫瘍量が多くないときは、治癒が望めない濾胞性リンパ腫では無治療経過観察が選択されます。 実際、濾胞性リンパ腫の診断から5年後の段階で治療を開始しなくてもよい患者さんは数割います。 さらに、1割程度の患者さんではそのまま病変が小さくなって、自然寛解していくこともあります。 発症原因として慢性的な炎症反応との関連が指摘されています。 病変の多くは胃に現れ、胃のMALTリンパ腫の場合、胃に感染したヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)による慢性炎症が病気に関与していると考えられています。 このため、胃のMALTリンパ腫ではピロリ菌感染の有無を調べることが重要です。 ピロリ菌検査の結果が陽性で、胃に限局したMALTリンパ腫なら、ピロリ菌の除菌だけで7~8割は長期完全寛解するといわれています。 再生検でびまん性大細胞型B細胞リンパ腫との境界病変がある場合、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫に準じた治療を行う 末梢性T細胞リンパ腫(PTCL) 末梢性T細胞リンパ腫(PTCL:peripheral T-cell lymphoma)は、リンパ球のT細胞ががん化する比較的まれな非ホジキンリンパ腫でいくつかの病型からなり、病気が月単位で進行する中悪性度に分類されています。 基本的な治療は化学療法ですが、B細胞リンパ腫で用いられるリツキシマブはCD20陰性のT細胞リンパ腫では効果が期待できないため、末梢性T細胞リンパ腫ではリツキシマブを除いたCHOP療法が行われます。 ただし、CHOP療法の治療成績は必ずしも良好ではなく、二次治療以降では、臨床試験への参加も治療選択肢の1つとなっている状況です。 そこへ最近、再発または難治性のPTCLについては、フォロデシン(製品名:ムンデシン)、プララトレキサート(製品名:ジフォルタ)、ロミデプシン(製品名:イストダックス)の3つの薬が相次いで承認されました。 このうちフォロデシンは酵素の働きを阻害することでがんを死滅させる経口薬です。 プララトレキサートはがん細胞が必要とする葉酸を作らせないようにすることでがんを死滅させる葉酸代謝拮抗薬であり、ロミデプシンはやはり酵素の働きを阻害することでがんを死滅させる薬です。 いずれの薬も奏効割合は3割前後で、効果はそれほど高いわけではありません。 しかし、これらの薬で寛解になるとかなり長期にわたり寛解を維持している患者さんが少なからずいます。 この点は高齢者に多い病気であるだけに朗報といえるでしょう。

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中枢神経原発リンパ腫 PCNSL

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びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫(DLBCL)と診断された患者で、診断後2年の間に、がん関連転帰イベントを発症していない場合、余命は診断前と本質的に変わらないという研究結果を、メイヨークリニックが明らかにした。 がん関連転帰イベントとは、疾患の進行や再発、再治療が必要になった場合、あるいは死亡した場合を指す。 本研究はthe Journal of Clinical Oncology誌に掲載されている。 発表された研究結果によると、24か月時点は患者と長期予後についての話をする適切な段階であり、新たに診断されたDLBCLの将来の臨床研究の上で早期エンドポイントとしても重要な通過地点である。 びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫は、もっとも多くみられるリンパ腫の一種で、米国では毎年20,000人が新たに診断されている。 生物統計学助教授で本研究の筆頭著者である Mathew Maurer氏率いる研究チームは、DLBCL患者のがん関連転帰イベントの発症時期と種類に焦点を当て、イベントが消失し、患者の死亡率が一般集団の死亡率と同程度になる時期を調べた。 「患者さんは自分の病気について良いことも悪いことも知りたいし、経過や長期的な死亡リスクも知りたがります」と、Maurer氏は言う。 「無病期間中、再発リスクの変化を評価することは極めて有益であり、2年間無病状態にあれば、リンパ腫による死亡率よりも他の要因による死亡率の方が高くなると言えるでしょう」とも言う。 研究者らは、メイヨークリニックとアイオワ大学のリンパ腫リサーチエクセレンス専門プログラム SPORE の分子疫学リソースデータベースに登録されている、リツキシマブとアントラサイクリン系抗がん剤投与治療を受けたDLBCL患者767人の追跡調査を実施した。 病理記録や医療記録の再検討の結果、がん関連転帰イベントの存在に気付いた。 調査により、診断時に告げられた余命が著しく短くても、無病状態を維持できれば、予後は改善し、診断後24カ月時には、年齢と性別をマッチさせた健常者の平均余命と変わらないまでになることが分かった。 この結果はフランスの2つのリンパ腫レジストリに登録されている患者820人を新たに対象とした調査によっても実証された。 Maurer氏率いる研究チームがコンピュータ上で臨床試験シミュレーションを行った結果、DLBCL患者の再発を2年以上追跡することにほとんど意義はなく、この時点を超えて発現したイベントは、リンパ腫に関係する場合と同じくらい、関係しない場合もありうることが示された。 「2年時点に達しても病気が治癒したわけではないという認識を持っておくことは大切です。 このことから、こういった患者に対するサバイバーシップが重要なのです」とMaurer氏は述べている。 この結果をもとに、Maurer氏率いる研究チームは、2年エンドポイントに基づいたDLBCL予後のためのリスクモデルを開発した。 臨床医たちがDLBCL患者の予後を簡単に測定できる手段として、暫定版を携帯アプリとして、医療アプリサイト「QxMD」より入手できる。 また、始まったばかりではあるが、このリスクモデルを他のリンパ腫にも応用することを検討している。 共著者は以下の通りである。 , , , ,, Cristine Allmer, , , and , all of Mayo Clinic; Sergei Syrbu, M. and Brian Link, M. from the University of Iowa and Herve Ghesquieres, M. , Ph. , Jean-Philippe Jais, M. , Corinne Haioun, M. , Richard Delarue, M. , Frederic Peyrade, M. , Thierry Jo Molina, M. , Ph. , Nicolas Ketterer, M. , Olivier Fitoussi, M. , Emmanuelle Nicolas-Virelizier, M. , Gilles Salles, M. , Ph. , and Herve Tilly, M. from the Lymphoma Study Association in France. Predolin財団の助成を受けた。

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ろ胞性悪性リンパ腫について詳しく解説しております

悪性 リンパ腫 余命

悪性リンパ腫とは白血病、多発性骨髄腫に並ぶ血液の三大悪性腫瘍の1つで、いわゆる血液のがんです。 本来免疫細胞であるリンパ球をがんにしたものであり、リンパ管やリンパ節ががん化し、腫れやしこりとなって症状が現れます。 リンパ系は身体全身を巡っていることから、悪性腫瘍は身体のどこに現れるかが決まっておらず、リンパ管やリンパ節の他、臓器にも発生する恐れもあります。 年間患者は13000人、そのうち年間9500人が死亡している病気です。 罹患率は40歳以降に高くなり、高齢になるほどその率は上がり、生存率は低くなります。 身体の免疫機能そのものに変異が起こることから大変に恐れられ、以前は不治の病と言われていましたが、現在では化学療法、放射線療法をはじめとした様々な治療法が確立され、治すことも可能になっています。 悪性リンパ腫の原因はまだよく解っておらず、現在のところはEBウイルス、ヘリコバクターウイルスや細菌などの感染、遺伝子の変異、染色体異常が関係していると考えられています。 特定の化学物質や放射線などの影響も考えられているものの科学的、医学的証明がなされているわけではないことから、原因因子から距離をおき、発症や再発予防に努めることも難しいというのが現状です。 そのため悪性リンパ腫に備えるには、日頃から健康的な生活を心がけ強い身体を維持するということ以外、なす術がありません。 規則正しい生活習慣と定期的ながん検診を心がけ、早期発見、早期治療に努めることで、もしもの時にしっかりと対処していくことができるようになることを、よく心得ておきましょう。 悪性リンパ腫はリンパ節に腫れやしこりができることから、こういった症状にもよく注意し常に自分の身体に気を配っていくことも大切です。 痛みは起きず発熱やかゆみ、倦怠感などの症状が起きるということも覚えておき、思い当たる場合にはすぐ病院で診てもらうようにしてください。 悪性リンパ腫の症状について!初期症状はあるの? 悪性リンパ腫の症状は、リンパ節の腫れやしこり、痛み、発熱、全身倦怠感、体重減少、寝汗、かゆみなどがあります。 その中でも最も多いのがリンパ節の腫れやしこりで、これには痛みが無いことも多く、そのために気付かず進行してしまうケースがしばしばあります。 参照: これらの症状は首や脇の下、股の付け根などのリンパ節に起こりやすいため、よく注意していくようにしましょう。 全身倦怠感や体重減少、また寝汗やかゆみなどの症状は、がんに変わってしまったリンパ球が全身に巡っていくことで起こる症状です。 こういった症状が起こる場合はすでに悪性リンパ腫が全身に影響を及ぼす段階になっていますから、長期間こういった症状が続く場合は原因が何なのかすぐに病院で診てもらうようにしてください。 悪性リンパ腫はこれといった初期症状、自覚症状が無いことから、これらの症状についてよく心得ておき、自ら身体の異変に気づけるよう日頃から努めていくことが大切になります。 痛みが無くとも、何だか身体の調子が悪い、身体がどことなく腫れているというような気がする場合には、これを甘く見ず病院へ行くようにしましょう。 早期発見、早期治療に努めることができれば治療はもちろん生存率の向上や再発予防にも、より有意義に取り組んでいくことができます。 悪性リンパ腫の検査と診断 悪性リンパ腫は、触診、生検、骨髄検査、腰椎穿刺、腫瘍マーカー検査、CT検査、MRI検査、超音波検査などを行い診断していきます。 検査の流れは、まずリンパ腫の腫れやしこりを視診、触診で確認し、それからリンパ節の生検を行います。 これによって確定診断が行われ、悪性リンパ腫と診断された場合は血液検査や胸部レントゲン検査、またCT検査や骨髄検査、胃の内視鏡検査を行い、がんの広がりを調べます。 それからさらに血液検査、尿検査、心電図検査、心臓超音波検査などを行い、全身状態を調べるといった流れです。 悪性リンパ腫は原因が解らず自覚症状もほとんど無いことから、状態を調べるには徹底的な検査が必要になります。 しかし、確定診断のための検査は触診と生検で行えるため、発見のハードルはそこまで高くはありません。 生検では一度の検査でがん細胞が確認できずこれを複数回行うケースもありますが、この結果によってがんの有無はもちろん悪性度から治療方針まで確認、決定していくことができるため、すみやかに治療に取りかかっていくことができます。 早期発見が非常に重要になってくる病気であり、生存率や再発予防にも大きく影響を及ぼしますから、積極的に検査を受けるようにしてください。 悪性リンパ腫の病期 ステージ と生存率 余命 一言に悪性リンパ腫と言ってもその種類は非常に様々で、細かく分類していくとその数は10以上にもなります。 日本人の悪性リンパ腫の8割は、その中のうちの非ホジキンリンパ腫で、悪性の度合いで低・中・高に分類されます。 低悪性度の場合は治療をしても効果が出にくく経過観察で様子をみることもありますが、中・高悪性度の場合、進行が早く骨髄や中枢神経へ転移するケースも少なくありません。 また、同じ血液のがんである白血病に移行することもあります。 また発見時のステージが低くとも一気に進行してしまうこともあるので、どのような段階でも安心は禁物です。 ステージ0 0期 と生存率 余命 悪性リンパ腫と認められるものの極めて初期の段階で、症状もありません。 場合によっては治療や再発予防を行わず経過観察で済ませることもあります。 5年生存率は86%で、症状もありません。 転移の原因や再発予防を考慮し化学療法などで治療に取り組んでいきます。 化学療法や放射線療法で治療、再発予防に取り組んでいきます。 化学療法、放射線療法で治療、再発予防に取り組んでいきます。 化学療法、放射線療法による治療、緩和ケア、再発予防に取り組んでいきます。 治療法 悪性リンパ腫は、放射線療法、化学療法、造血幹細胞移植などの方法で治療していきます。 高悪性度リンパ腫の場合には大量薬物療法で治療にあたっていきます。 腫瘍を形成する一般的ながんとは異なり身体を巡るリンパ球ががんに変異することから、外科手術では無く放射線療法や化学療法で治療が主体となっていきます。 しかし、特定部位の症状を和らげることを目的に、原因となる部分を手術することもあります。 悪性リンパ腫は放射線や抗がん剤による治療が効果的に行える病気であるため、これらの方法だけでも病状を抑えることが可能です。 抗がん剤だけでもホジキンリンパ腫なら7割、非ホジキンリンパ腫なら6割の患者が治療に成功しているため、治せない病気ということはありません。 化学療法に放射線療法を併せて行うことで、再発予防と共に生存率を高めていくこともできるので、治療にも前向きに取り組んでいけます。 手術 外科療法 症状を抑えることを目的として原因となっている場所の手術を行うことがありますが、悪性リンパ腫そのものの根治を目的としているわけでは無いため、補助的な治療方法として用いられます。 また、化学療法や放射線療法による治療で効果を得られない場合や悪性リンパ腫が再発した場合に、正常な血液細胞を作る機能を強めることを目的として、造血幹細胞移植を行うこともあります。 その際は併せて大量の抗がん剤や放射線の全身照射を行うことで治療、生存率の向上やさらなる再発予防に努めていくことになります。 この造血幹細胞移植については、自分の細胞を使う方法の他にドナーから提供を受けた細胞を使用することも可能です。 抗がん剤 化学療法 悪性リンパ腫において柱となる方法で、効果的な治療を行っていくことができます。 放射線療法と併せて行われることが多く、手術をしなくともこれらの方法で治していくことが可能です。 また、病状によっては抗がん剤のみで治療に取り組み治していくこともでき、その割合は患者の6~7割に達します。 副作用などの問題はあるものの、抗がん剤のみで、症状はもちろん原因そのものを根治していけるため、入院せず通院のみで治療を終えられるといったこともあります。 早期発見、治療ができる場合、生存率や再発予防についても前向きに考え治療に取り組んでいくことが可能です。 治療にはシクロフォスファミド、ビンクリスチン、アドリアマイシンなどの抗がん剤が使用されます。 免疫細胞療法 樹状細胞ワクチンなどをはじめとした様々な治療があります。 身体の持つ免疫力を高めることを目的として行われる治療方法で、がん細胞と戦う力を養うことから、病状の進行の抑制や症状の緩和などに効果が期待できます。 悪性リンパ腫の原因そのものに直接的なアプローチをするものではありませんが、化学療法と併せて行っていくことで相乗効果を発揮してくれるものです。 身体自身の力を高めることから、生存率や再発予防にも威力が期待できる治療方法です。 悪性リンパ腫の治療においては抗がん剤を使用することが多く、それによる副作用が心配されますが、免疫細胞療法は副作用が無いことから身体の負担を考えて取り組んでいけるのが大きなメリットとなります。 放射線療法 悪性リンパ腫の治療の柱となる選択肢で、抗がん剤治療と併せて行われることが多い治療方法でもあります。 悪性リンパ腫の治療において手術をすることはほとんど無く、これら2つの治療を組み合わせることで、症状の抑制や原因そのものの寛解を目指すことができます。 がんがリンパ節に留まっている場合は局所的な照射を行いますが、血液の流れにのって全身に影響が出ている場合には全身照射が行われます。 造血幹細胞を行う場合にも放射線療法を併せて行うことが多く、悪性リンパ腫の治療においては欠かすことができない選択肢と言えるでしょう。 生存率や再発予防においても及ぼす影響は大きく、積極的に治療に取り入れられていきます。 陽子線治療 原因となるがん患部にポイントを絞って照射することができる治療方法で、放射線療法よりも周辺組織や臓器に与える影響を抑えることができるといったメリットがあります。 悪性リンパ腫の治療においては放射線による治療が外せませんが、その際に被ばくが心配といった問題がおきてきます。 陽子線治療は照射の範囲が放射線治療よりも狭められるため、そういった場合に非常に有意義な選択肢となってくれます。 効果が高く、症状の抑制や生存率、再発予防にも良い結果を期待することができますが、一方で治療を受けられる施設や専門家が少ない、健康保険が適用されないことから費用が高額であるといった問題があるため、この点については良く医師と話し合い治療を決定していく必要があります。 重粒子線治療 陽子線よりもさらに範囲を絞って、悪性リンパ腫にピンポイントに照射することができる治療方法です。 被ばくの心配を最小限に抑えられることから、身体の負担を極力減らしたいといった場合に非常に有意義な選択肢となってくれます。 しかしその一方で、治療を受けられる施設が数箇所しかないという問題があり、容易に受けられる治療方法ではありません。 費用が高額であることから、立場や環境に恵まれていないとなかなか選択は難しいです。 しかしそのぶん、原因となるがん患部や症状抑制への効果は高く、生存率や再発予防など様々な点において、より良い成果を期待することができます。 身近に利用できる施設がある場合には検討する価値は充分ある治療方法です。 再発防止は?免疫力を上げて予防する! 悪性リンパ腫の再発予防に努めるためには、身体そのものの戦う力である免疫力を上げていくこと以外にできることがありません。 そもそも悪性リンパ腫は、原因が解っていない病気であるためリスクとなる因子を排除することができず、がん細胞と戦える強い身体を維持する他にこれに立ち向かう術が無いのです。 免疫は身体のあらゆる異変に立ち向かう力なので、これを高く維持することができれば再発予防はもちろん、そもそもの病気の発症のリスクも抑えていくことができます。 この力が高いかどうかで病状の進行、症状の程度、生存率なども大きく変わってきますから、充分な力を備えておけるようにしましょう。 身体の免疫力の大半は腸が担っているので、免疫力を高めるためには腸の環境や働きを改善していくことが大切になります。 善玉菌を多く含む発酵食品や食物繊維を積極的に取るようにしたり、また働きを阻害しないように睡眠不足やストレスには注意するようにしましょう。 また、サプリメントの中には免疫力を高めてくれるものもあるので、こういったものを利用するのもおすすめです。 なかなか意識して身体を労わっていられないという人にとっては、サプリメントは飲むだけで効果を得られるため、とても有意義なものとなってくれるでしょう。 血液のがんであることから病状が進行すると全身に巡るようになり、白血病に進展する可能性もある恐ろしい病気です。 そのために早期発見、早期治療に努めることが非常に大切ですが、そもそもなぜ悪性リンパ腫になるのかその原因が解っていない、初期の自覚症状がほとんどないなどといった問題もあるので、そう容易に備えていくことも難しいのが現状です。 悪性リンパ腫に備えるためには、身体に原因不明の異変が現れた際に、すぐに病院に行き診てもらうことが重要になります。 特にリンパ節に腫れやしこりが現れた場合には、痛みが無くとも診てもらうようにし、長期間その症状が続く場合には生検なども受けて悪性リンパ腫の疑いが無いかどうかを調べるようにしてください。 また、日頃から身体の持つ免疫力を高めていくことでも、悪性リンパ腫に備えていくことができます。 免疫力が高ければそれだけがん細胞と戦う力を持っているということですから、もしもの場合には病状の進行、症状の程度、生存率や再発予防など様々な部分で影響が出てきます。 日頃の健康管理が病気に負けない強い身体を養いますから、規則正しい生活習慣を心がけるようにしてください。

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