万引き 家族 安藤 サクラ。 「万引き家族」安藤サクラさんの泣き方。 カンヌ国際映画祭でパルム...

安藤サクラ×松岡茉優『万引き家族』対談 初参加となった是枝組の現場で感じたこと|Real Sound|リアルサウンド 映画部

万引き 家族 安藤 サクラ

2018年6月8日公開『万引き家族』出演の安藤サクラさんインタビュー 家族ぐるみで軽犯罪を繰り返すファミリーの日常を描いた 是枝裕和監督の最新作『万引き家族』は、第71回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞しました。 子供に万引きをさせる親、年老いた親の年金を頼る子供たちなど、社会問題として話題に上がるテーマを是枝監督のフィルターを通して描いたのが本作です。 是枝監督との出会い、作品との向き合い方、家族についてなど、安藤サクラさんに様々なお話を伺いました。 実は、不思議なことに、家族の一員になる子役の佐々木みゆちゃんと私の娘の誕生日が同じだったり、オファーのときにいただいた企画書の日付が私の結婚記念日だったりして、ご縁を感じました。 初めて是枝監督作に参加。 これまでの現場では、普通、本番のカチンコが鳴ると独特の緊張感が生まれるんです。 空気の粒子がギュっと小さくなるような、真空パックの中にいるような気持ちになるのですが、是枝組はそれがないのです。 とても呼吸しやすいというか、役者がリラックスしてカメラの前に立てる空気を作ってくれるんです。 この映画が産後初めての作品になって本当に良かったです。 人を思いやる気持ちに溢れた組だったので、子育てしながら仕事をする自分にとって最高の現場でした。 その中で生活をまわしている信代という女性について教えてください。 安藤:信代については、撮影に入る前もあとも、素行の悪い女性のイメージがありました。 子供に万引きさせているし、家も服も汚いし、何でも菜箸で食べちゃうし(笑)。 いつも菜箸を振り回しているので、ずっと汚らしいと思っていました。 でも、こうやって取材でいろんな方と話していると信代の印象が変わってくるんですよ。 試写をご覧になったみなさんが「汚い女という印象はないです」と言われるので、それが不思議だなと。 安藤: ワンシーン、ワンシーン撮りながら関係性を育んでいく現場でした。 「こういうシーンを付け加えよう」とセリフもシーンも変化していくので、撮影しながら形にしていくような感じです。 私も今回現場に入るとき、大らかな気持ちでいようと思い、今までで一番何も考えずに撮影に行っていました。 家族に会いに行く、是枝組に会いに行くというスタンスで臨んでいましたね。 台本と私の体があれば、あとは何もいらないんじゃないかと思ったのです。 そう思えたのは、家族が築いていく関係性をとても大切にし、登場人物の感情が育むものに沿って、映画を作っていったからだと思います。 私は撮影が終わっても、映画を見ても、信代のことがよくわからないと思っていましたが、それは信代も撮影をしながら形を変えていったからかもしれません。 それはリリー・フランキーさんは、自分が演じる治のことを子供たちに対して「父ちゃんはな……」と語りかけるのですが、私は自分のことを子供たちに対して何て言ったらいいのだろうと。 信代は親から虐待を受けて育った女性なので、本当の親に虐待されていたゆりに対して、深く思う気持ちがあるんですね。 でも監督は、「ここはまだ母性を出さなくていい」などの指示をくださいましたし、信代の母性がどう育まれていくかについては、考えてくださいました。 例えば 私の場合は、家族は修行の場です。 いちばん距離感が近い人の中で、社会的な部分で甘えているからこそ、自分の素のいろんなところが出る場所。 と同時に、家族が増えたり減ったり形を変えていく中で、その都度バランスを取って生活していくという、とてもエネルギーを使う場所でもあります。 私は、 実家の家族とは距離が近くていい家族です。 でも夫の家族ともちょうど良い距離感で、とても居心地がいいんです。 それぞれがいい家族なんですよ。 だから、人によって、家族の見え方は違うのではないでしょうか。 自分の思考回路では考えられないようなことでも役を通して考えられますし、自分じゃない違う人物として物を見たり、接したり、絶対にできないであろう経験をさせていただいているなと思います。 1本の映画をやるだけで、本当に多くの学びがあるので、映画は私にとって特別な場所ですね。 今回の『万引き家族』も、この映画だから出演を決められましたし、出演作は毎回、自分と向き合って作品に参加することを決めています。 でも毎回、 映画を撮り終えたあと「今の自分は想像していなかったな」と感じるんですね。 ちょっと前なら想像もしていなかった自分を映画という経験を通して感じられることは、とてもありがたいと思っています。 これからもそういう風に、今の自分がハッとするような、想像できない自分になれるような、そういう風に作品と関わっていきたいです。 子育てしながら映画に向き合うというのが、とても素敵な時間だったんです。 もしかして他の作品だったら、こういう気持ちにならなかったかもしれない。 是枝組だったからこそ、それができたんじゃないかなと思っています。 是枝監督から得たものは、大切な時間を得た、経験をさせていただいたということですね。 安藤:登場人物は、本当に様々な世代で、昭和的な感じがすることもあるし、現代を感じところもあります。 いろんな世代の集合体です。 私自身は、完成した映画を見て、 信代の夫の治が、とても切なくて心奪われたのが意外でした(笑)。 演じたリリー・フランキーさんにも伝えました「オッサン、切なかったです」と(笑)。 そんな風に見る人によって全然違って映る映画かもしれません。 みなさんが『万引き家族』をどんな風に見てくださるのか、あの家族がみなさんの心にどう映るのかがすごく興味深いですね。 安藤サクラ(あんどう・さくら) 2018年6月8日公開『万引き家族』 東京の片隅の平屋に、治(リリー・フランキー)信代(安藤サクラ)の夫婦と息子の祥太(城桧吏)と信代の妹の亜紀(松岡茉優)が、初枝(樹木希林)とともに暮らしていました。 初枝の年金をあてにし、足りないお金は万引きなど軽犯罪を繰り返して生活費としていました。 そんな彼らのもとに、親に虐待されていた少女(佐々木みゆ)を治が連れてきて5人家族に。 しかし、ある事件をきっかけに、家族の真実が明らかになっていくのです。 監督・脚本・編集:是枝裕和 出演:リリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、池松壮亮、城桧吏、佐々木みゆ、緒形直人、森口瑤子、山田裕貴、片山萌美、柄本明、高良健吾、池脇千鶴、樹木希林 (C)2018フジテレビジョン ギャガ AOI Pro.

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【万引き家族】考察ネタバレ解説!安藤サクラが魅せた女優魂や家族の関係性などを紹介!

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映画『万引き家族』キャスト一覧 キャスト 役柄 柴田治 リリー・フランキー 日雇い労働で建設現場で働きながら、日用品を万引きして生計をたてている。 小狡いとこがあるが、祥太やゆりを可愛がって父親らしい振る舞いをすることも。 信代とは、飲み屋で知り合う。 柴田信代 安藤サクラ クリーニング店に勤務しており、お客のポケットに入っているネックレスなどを、勝手に持ち帰っている。 前夫からは、DVをうけていた過去を持つため、同じ虐待を受けていたゆり(佐々木みゆ)を気にかける。 柴田亜紀 松岡茉優 JK見学店で働く。 お店の常連客4番さん(池松壮亮)と次第に心を通わしていくように。 実は、両親が自分より優等生な妹を愛していることに悩み、家出をしている。 家族の中で誰よりもおばぁちゃん(樹木希林)を大切にしている。 柴田祥太 パチンコ店の駐車場で車内に取り残されているところを拾われる。 治(リリー・フランキー)に万引きの方法を教わりながら、スーパーマーケットで盗みを働き家計を助けている。 ゆり(佐々木みゆ)を本当の妹のように可愛いがる。 次第に治や信代がやっていることに疑問を持つように・・・。 ゆり(りん、北条じゅり) 佐々木みゆ 父(山田裕貴)に虐待され、母親(片山萌美)にはネグレクトされており、団地のベランダにいるところを、治に保護され柴田家にやってきた。 祥太と一緒に行動し、万引きをするように。 柴田初枝 樹木希林 年金暮らしで、表向きは独居老人として暮らしている。 亜紀の祖父の最初の妻だった過去をもつ。 治や信代、そして家出した亜紀を保護して生活している。 JK見学店客4番さん 池松壮亮 JK見学店で働く亜紀(松岡茉優)の常連客。 店では筆談でコミュニーケーションをとる。 亜紀の父:柴田譲 緒形直人 亜紀の本当の父だが、周囲には亜紀が留学していると嘘をついている。 亜紀の母:柴田葉子 森口瑤子 亜紀の本当の母親。 柴田さやか 蒔田彩珠 亜紀の妹で、両親に愛されて育っている。 じゅりの父:北条保 山田裕貴 妻と子供である、じゅり(佐々木みゆ)に暴力や虐待を加えている。 JK見学店 店長 黒田大輔 JK見学店の店長で、女子高生の管理をしている。 根岸三都江 松岡依都美 信代(安藤サクラ)が働くクリーニング店の同僚。 信代がゆりを連れていることをネタに脅し、クビに追い込む。 山戸頼次 柄本明 近所の駄菓子屋「やまとや」の店主。 ゆりの万引きを知り、一緒にいた祥太に「妹にはさせんなよ。 」と諭す。 警察官・前園巧 高良健吾 柴田家の犯罪やじゅりの誘拐の捜査にあたる警察官。 警察官・宮部希衣 池脇千鶴 柴田家の犯罪やじゅりの誘拐の捜査にあたる警察官。 信代を尋問する。 日雇い労働者の管理 毎熊克哉 治(リリーフランキー)などの日雇い労働者を管理している。 怪我をした治を家まで送り届ける。 地上げ屋 井上肇 独居老人である初枝の土地を狙っていた? 世界が絶賛!『万引き家族』のキャストの演技の評価は? 『万引き家族』では、疑似家族が営む、リアルな日常が、キャストたちによって表現されています。 そんな、世界が認めた『万引き家族』の俳優・女優たちの評価をまとめてみました。 ケイト・ブランシェットが絶賛した安藤サクラの涙! 第71回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞した本作で、 審査委員長ケイト・ブランシェットが絶賛したのが安藤サクラさんの演技です。 ゆるーい体型を隠すこともなく、いさぎよく裸体をさらしたことは女優魂につきます。 また尋問されるシーンの安藤さんの、怒りと悲しみに満ちた涙は、観客の心をうちました。 安藤さんが手のひらで涙をぬぐう仕草は、今までみた綺麗な泣きの演技ではなく、信代そのものが泣いていると感じさてくれる演技でしたね。 是枝監督は、台本をわたさずシーンのたびにセリフを役者に口で伝える方法をとっています。 そのため、役者は次にどんな展開があるのかが予想できず、反射的に演技をするので、よりリアルに自然に見えるのです。 今回の祥太やゆりも、子役の上手な演技というよりは、本当に感じたことをそのまま表現しているように感じますよね。 松岡茉優さんの体を張った演技 今回の松岡茉優さんの役は、風俗店で働く女子高校生の役でした。 そのため下着姿の際どいシーンもあり、今までにない役となりましたが、松岡さんはその体を惜しげもなく披露しています。 是枝監督の作品には珍しく過激ですが、物語として重要なシーンなので、地上波でもノーカットで放送されます。 実は、松岡さんは、実の妹のついでにスカウトされ芸能界に入り、妹と同じ役を取り合うということになったそうです。 そのため、 ライバルとなった妹と仲良くすることは難しかったという経験をもっています。 役の亜紀も同じく、優等生な妹ばかり可愛がる両親に複雑な感情を抱き家出をしています。 こんな共通点も松岡茉優さんのリアルな演技に繋がっているのかもしれません。 何もしないリリー・フランキーさんの演技はバケモノ 是枝作品の常連役者であるリリー・フランキーさん。 『そして父になる』での役と同様に、今回も、せこいんだけど、子供には優しくて、ちょっと哀愁のある男を演じています。 リリーさんの演技は、本業の役者とは違って、仕草や声のトーンが不思議な感じで、いつも物語に引きこまれてしまいます。 樹木希林さんからは、 『あんたみたいなのが出てきたら、私たち俳優は困るのよ』、是枝監督からは、 『なにもしないことが映画においては一番強い。 という一番難しいことをさらりとこなしてくる。 とリリーさんに最高の賛辞を贈っています。 また、『そして父になる』がハリウッドでリメイクされることになり、その監督を任されたスピルバーグ監督の、最初の質問が『リリー・フランキーは一体何者だ?役者なのか?』という質問だったという逸話もあります(笑)。 樹木希林さんの芝居に対する姿勢がすごい! 樹木希林さんが演じる初枝は、髪をダラーッとたらし、歯がない少し気味が悪いおばあさんです。 女優さんなのに綺麗に映ろうとはぜずに、貧乏な家に住む老人をわざとみすぼらしい姿で演じた役作りもすごいですね。 また、私が樹木希林さんの演技ですごいと思ったのが海水浴での一コマ。 」とつぶやくシーン。 」と漏らすシーン。 後から、樹木さんのインタビューを聞くと、そのシーンはアドリブで、本当にその場面で思ったこと、感じたことを口にしていたそうです。 初枝は脇役なので、過去に何があっまのか、あまり詳しく描かれていませんが、樹木希林さんの1つ1つの演技から、「こんなことがあったんじゃないか?」などと想像させてくれる素晴らしさがありました。

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安藤サクラ

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万引き家族 Shoplifters 監督 脚本 是枝裕和 原案 是枝裕和 製作 出演者 音楽 撮影 編集 是枝裕和 制作会社 製作会社 AOI Pro. 配給 ギャガ 公開 2018年 2018年 2018年 2018年 2018年 2018年 2018年 上映時間 120分 製作国 言語 興行収入 45. 5億円(2019年1月時点) 9700万元(約15. 6億円) 『 万引き家族』(まんびきかぞく、英題: Shoplifters)は、公開の日本映画。 実際にあった、親の死亡届を出さずに年金を不正に貰い続けていたある家族の事件をもとに、構想10年近くをかけて作った。 日本国内での公開に当たっては、のレイティング指定がなされている。 において、最高賞であるを獲得した。 日本人監督作品としては、1997年の監督『』以来21年ぶり。 脚本段階では子どもに「お父さん」「お母さん」と呼んでほしいと願う主人公の想いが重点的に描かれており、撮影中につけられていた映画のタイトルは『万引き家族』ではなく『声に出して呼んで』だった。 あらすじ [ ] 東京の下町に暮らす柴田治とその妻信代は、息子の祥太、信代の妹の亜紀、そして治の母の初枝と同居していた。 家族は治と信代の給料に加え、初枝のと、治と祥太が親子で手がけるで生計を立てていた。 しかし初枝は表向きはということになっており、同居人の存在自体が秘密だった。 5人は社会の底辺で暮らしながらも、いつも笑顔が絶えなかった。 ある冬の日、治は近所の団地の1階にあるバルコニー状の外廊下で、ひとりの幼い女の子が震えているのを見つけ、見かねて連れて帰る。 夕食後、「ゆり」と名乗るその少女を家へ帰しに行った治と信代は、家の中から子どもをめぐる諍(いさか)いの声を聞く。 結局「ゆり」は再度柴田家に戻された。 体中の傷跡など「ゆり」にの疑いがあることを見つけた信代は彼女と同居を続けることを決め、「ではないか」という亜紀 に対して「脅迫も身代金の要求もしていないからこれは誘拐ではなく保護だ」と主張、「ゆり」は柴田家の6人目の家族となった。 その矢先、治は職場で負傷して仕事ができなくなる。 あてにしたは下りなかった。 連れ帰ってから2か月経っても「ゆり」に捜索願が出た形跡はなかったが、やがてテレビで失踪事件として報じられるところとなって、柴田家の一同は彼女の本当の名前が「北条じゅり」であることを知る。 一家は発覚を遅らせるべく「ゆり」の髪を切って「りん」という呼び名を与え、祥太の妹ということにした。 回復した治は仕事に戻ることなく、祥太との万引きを「りん」に手伝わせる。 柴田家の面々は表向きは普通の家族として暮らしながら、治と祥太の万引き以外にも、初枝はパチンコ店で他の客のを大胆にネコババし、祥太は「りん」を連れて近所の駄菓子屋で万引きを働き、信代はクリーニング店で衣服のポケットから見つけたアクセサリーなどをこっそり持ち帰るなど、亜紀を除く全員がなんらかの不正や犯罪に手を染めていた。 一方、「りん」と柴田家の絆は次第に深まっていった。 夏を迎える頃、祥太はいつもの駄菓子屋で「りん」に万引きをさせたところ、年老いた店主からお菓子を与えられ「妹にはさせるなよ」という言葉をかけられた。 そんな折、信代は勤め先から自分と同僚のどちらかの退職を迫られ、同僚との話し合いで「行方不明になっている女児(「りん」のこと)を連れているのを見た」と脅されて退職を余儀なくされる。 一方初枝は前夫(作中では故人)が後妻との間にもうけた息子夫婦が住む家を訪れ、前夫のの供養ついでに金銭を受け取っており、それが年金以外の収入「慰謝料」の正体であることがうかがわれた。 そして初枝が義理の娘として同居している亜紀は実はこの息子夫婦の娘であることが明らかになる。 夫婦は亜紀は海外留学中ということにしており、初枝と同居していることは「知らない」こととしていた。 また亜紀には妹がいて、その名前は亜紀の源氏名と同じ「さやか」であることが明らかになる。 その頃、「さやか」として性風俗店で勤務していた亜紀は常連客である「4番さん」とひそかに心を通わせていた。 夏になり、一家は海水浴に出かけ団欒を満喫する。 「家族」の姿を楽しそうに眺める初枝であったが、その言動にはどこかおかしいところがあり病気からくるを思わせた。 ほどなくして初枝は自宅で死去する。 治と信代は自宅敷地内に初枝の遺体を埋め、「最初からいなかった」ことにした。 信代は死亡した初枝の年金を不正に引き出す。 家の中から初枝のを見つけだして大喜びする治と信代を、祥太は無言で見つめていた。 祥太は治から「店の商品は、誰のものでもない(から取っても構わない)」と教えられていた。 だが、治のパチンコ店でのに同行した際に、「これは誰かのものではないの」と尋ね、積極的に手伝おうとしなかった。 少しのち、祥太は「りん」と駄菓子屋に行ったが、「」の紙が貼られ、閉店していた。 その次に入った別のスーパーマーケットにおいて、「りん」が自らの意思で万引きを働こうとしたところ、それを見た祥太は「りん」から注意を逸らすためにわざと目立つようにミカンを万引きして逃走。 店員の追跡をかわそうとするも高所から飛び降りた際に足を負傷、入院する。 一部始終を見届けた「りん」は治たちのもとに急ぐが、柴田家4人は祥太を捨て置き逃げようとしたところを警察に捕まり、これをきっかけにして家族は解体されてしまう。 「りん」は本来の親のもとに戻され、それ以外の3人は取り調べを受けた。 入院中の祥太も警察官に事情を聴取され、その際に他の家族が逃げようとしたことを伝えられる。 取り調べの中で、治と信代は過去に殺人を犯していた こと、治は初枝の実際の息子ではなく前述の事情を抱えた彼を同居人として息子同然に迎え入れていたこと、祥太は治や信代に連れてこられたこと、治・信代・祥太らの名前は本名ではない ことなどが明らかになる(つまり、"柴田家"は全員がにない疑似家族であった)。 信代は一家が抱えた犯罪はすべて自分の犯行として刑に服し、祥太は施設に入り、治は一人暮らしとなった。 かつての自宅を訪れた亜紀は、もぬけの殻となった屋内をしばし眺めていた。 治は信代の依頼で祥太を連れて刑務所に面会に行く。 面会の場で信代は祥太に、治が松戸市にあるパチンコ店の駐車場で車上荒らしをしようとした際に、密閉された車内に置き去りにされてぐったりしていた幼い祥太を助けて連れてきたことをその自動車の情報を交えて伝え、情報を手掛かりに「その気になれば本当の両親に会える」と話す。 その夜、祥太は治の家に泊まり、自分を置いて逃げようとしたことの真偽を治に問うと、治はそれを認めて「おじさんに戻る」と答えた。 翌朝、祥太はバス停での別れ際に「自分はわざと捕まった」と治に話す。 バスを追いかける治を車内から見つめる祥太は、治に向かって何かを呟いた。 一方、本当の両親のもとへ戻された「じゅり」は、再び虐待の被害者になっていた。 ある日、治に発見されたときと同じ外廊下で独り遊びをしていたところ、ふと何かに気付いたように塀から身を乗り出しつつ見入る「じゅり」もまた、何かを呟こうとしていた。 キャスト [ ] 柴田治 演 - 本作の主人公である東京の下町に暮らす日雇い労働者。 柴田信代 演 - 治の年若い妻。 クリーニング店工場のパート従業員。 柴田亜紀 演 - 信代の妹。 JK見学店に勤務し「さやか」という源氏名を使用している。 柴田祥太 演 - 治の息子。 学校には通っておらず治とタッグを組んで万引きをしている。 愛読書は国語の教科書に掲載されている「スイミー」。 ゆり(りん、北条じゅり) 演 - 治が柴田家に連れて帰ってきた少女。 両親からはなどの児童虐待を受けている。 柴田初枝 演 - 治の母。 年金受給者であり、夫とはすでに離婚している。 4番さん 演 - 亜紀が勤務する性風俗店の常連客。 があり亜紀には筆談で意思を伝える。 柴田譲 演 - 亜紀の本当の父親。 初枝の元夫と後妻との間の子。 柴田葉子 演 - 亜紀の本当の母親。 柴田さやか 演 - 亜紀の本当の妹。 高校2年生。 北条保 演 - ゆりの父。 希とゆりに対しを働いている。 北条希 演 - ゆりの母。 保からDVを受ける一方でゆりに対しネグレクトをしている。 JK見学店 店長 演 - 亜紀が勤務する性風俗店の店長。 根岸三都江 演 - 信代が勤務するクリーニング店の同僚。 クリーニング店 店主 演 - 信代が勤務するクリーニング店の店主。 山戸頼次 演 - 柴田家の近隣にある駄菓子屋の店主。 米山 演 -。 日雇い派遣の管理者 演 - 治の日雇い労働の管理者。 正社員。 前園巧 演 - 警察官。 宮部希衣 演 - 警察官。 ニュースキャスター 演 - ニュースキャスター 演 - スタッフ [ ]• 監督・脚本・編集 -• 製作 - 、、• プロデューサー - 松崎薫、代情明彦、• アソシエイトプロデューサー - 大澤恵、小竹里美• 撮影 -• 照明 - 藤井勇• 録音 -• 美術 - 三ツ松けいこ• 装飾 - 松葉明子• 衣装 -• ヘアメイク - 酒井夢月• 音響効果 -• 音楽 -• 助監督 - 森本晶一• キャスティング - 田端利江• 制作担当 - 後藤一郎• ラインプロデューサー - 熊谷悠• 製作 - 、、• 製作プロダクション - AOI Pro. 配給 - ギャガ ロケ地 [ ] 主な舞台はである。 ジョイフル三ノ輪商店街も登場している。 リリー・フランキーによると、柴田家として使用された民家はセットではなく、実在する廃屋である。 海水浴の場面はので撮影された。 受賞 [ ] 国内 [ ]• 第10回• 最優秀作品賞• 最優秀女優賞「 」「 」• 第42回• 山路ふみ子女優賞「安藤サクラ」• 第13回• アクター・オブ・ザ・イヤー賞「」• フィルム・ディレクター・オブ・ザ・イヤー賞「」• 第4回 シネマアワード• エル シネマ大賞• 第43回• 助演女優賞「 」• 第36回• 優秀銀賞• 第40回• 主演女優賞「安藤サクラ」• 助演女優賞「松岡茉優 」• 第31回• 作品賞• 主演女優賞「安藤サクラ」• 助演女優賞「樹木希林 」• 最優秀作品賞• 最優秀監督賞「是枝裕和」• 最優秀脚本賞「是枝裕和」• 最優秀主演女優賞「安藤サクラ」• 最優秀助演女優賞「樹木希林 」• 最優秀音楽賞「」• 最優秀撮影賞「」• 最優秀照明賞「」• 優秀主演男優賞「リリー・フランキー」• 優秀助演女優賞「松岡茉優」• 優秀美術賞「」• 優秀録音賞「」• 優秀編集賞「是枝裕和」• 第61回• 助演女優賞「松岡茉優 」• 第43回• 特別賞「万引き家族」製作チーム• 第73回• 日本映画大賞• 女優主演賞「安藤サクラ」• 女優助演賞「樹木希林」• 第28回• 作品賞• 主演男優賞「リリー・フランキー」• 主演女優賞「安藤サクラ」• 助演女優賞「松岡茉優」• 第14回• 日本映画 作品賞ベストテン 第2位• 第92回• 日本映画ベスト・テン 第1位• 主演女優賞「安藤サクラ」• 読者選出 日本映画監督賞「是枝裕和」• 読者選出 日本映画ベスト・テン 第1位• 第23回• 日本映画作品賞 第2位• 日本映画監督賞「是枝裕和」• 日本映画助演女優賞「樹木希林 」• 日本映画ベストインパクト賞「樹木希林 」• 2018年度 全国映連賞• 日本映画作品賞• 監督賞「是枝裕和」• 女優賞「安藤サクラ」• 2018年度• 映画部門「」• 2018年 日本映画ペンクラブ賞• 2018年度ベスト映画 日本映画部門 第1位• 第38回• 藤本賞「是枝裕和」 国外 [ ] 受賞とノミネートの一覧 年 賞 部門 候補者 結果 参照 2018年 受賞 ミュンヘン国際映画祭 アリ・オスラム賞(外国語映画賞) 是枝裕和 受賞 アンタルヤ国際映画祭 監督賞 是枝裕和 受賞 バンクーバー国際映画祭 外国長編映画観客賞 是枝裕和 受賞 最優秀長編映画賞 松崎薫、代情明彦、田口聖 受賞 監督賞 是枝裕和 ノミネート 脚本賞 ノミネート 外国インディペンデント映画賞 是枝裕和 ノミネート 外国語映画賞 『万引き家族』 ノミネート 『万引き家族』 ノミネート 『万引き家族』 受賞 ニューメキシコ映画批評家協会賞 助演女優賞 安藤サクラ 受賞 『万引き家族』 受賞 『万引き家族』 ノミネート 作品賞 『万引き家族』 次点 『万引き家族』 受賞 主演女優賞 安藤サクラ 次点 アンサンブル・キャスト賞 受賞 外国語映画賞 『万引き家族』 ノミネート 外国語映画賞 『万引き家族』 第3位 作品賞 『万引き家族』 第8位 監督賞 是枝裕和 第7位 外国語映画賞 『万引き家族』 受賞 監督賞 是枝裕和 ノミネート 助演女優賞 安藤サクラ 受賞 2019年 『万引き家族』 ノミネート 外国語映画賞 『万引き家族』 ノミネート 『万引き家族』 ノミネート 外国語映画賞 『万引き家族』 ノミネート 『万引き家族』 ノミネート 作品賞 『万引き家族』 ノミネート 外国語映画賞 ノミネート FIPRESCI賞 『万引き家族』 受賞 『万引き家族』 第3位 外国語映画賞 『万引き家族』 受賞 () 作品賞 『万引き家族』 ノミネート 外国語映画賞 『万引き家族』 ノミネート 主演女優賞 安藤サクラ 受賞 助演女優賞 樹木希林 ノミネート オリジナル脚本賞 是枝裕和 ノミネート アンサンブル賞 受賞 『万引き家族』 ノミネート 外国語映画賞 『万引き家族』 ノミネート 外国語映画賞 『万引き家族』 受賞 『万引き家族』 ノミネート 『万引き家族』 ノミネート 『万引き家族』 ノミネート 作品賞 『万引き家族』 受賞 音楽賞 受賞 テレビ放送 [ ] 回数 テレビ局 番組名(放送枠名) 放送日 放送時間 放送分数 視聴率 備考 1 21:00 - 23:30 150分 12. 本編ノーカット放送。 番組の冒頭と最後に監督のコメント映像が入り、最新作「真実」が紹介され、メイキング映像が本編終了後に放送された。 視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム。 脚注 [ ] 注釈 [ ]• 亜紀だけは初枝により収入を家に入れなくてもよいことになっていた。 後の警察の取り調べでは、治も亜紀と同じ主張をしたと供述している。 もともと治と信代はホステスとその常連客という関係であり、信代は前夫からを受けていたため治と共謀し正当防衛の名のもとにこの前夫を殺害、治は信代をかばって罪を背負い執行猶予つきの実刑判決を受けていた。 警察官は治の本名を「えのきしょうた」、信代の本名を「たなべゆうこ」と述べている。 地上波放送の際の字幕では「榎木祥太」及び「田辺由布子」と表記されている。 亜紀が両親の元に戻ったかどうかは明示されていない。 『』と合わせての受賞。 『』『 結び』『』と合わせての受賞。 『ちはやふる 結び』『blank13』と合わせての受賞。 『ちはやふる 結び』と合わせての受賞。 出典 [ ]• - 2019年2月11日閲覧。 映画ナタリー ナターシャ. 2019年1月29日. 2020年3月14日閲覧。 シネマトゥデイ 2018年1月5日. 2018年2月14日閲覧。 ヒタナカ 2018年6月8日. 2018年8月4日閲覧。 シネマトゥデイ 2018年5月20日. 2018年5月20日閲覧。 Movie Walker 2018年6月7日. 2019年2月11日閲覧。 - とれたてフジテレビ(2018年6月3日・10日)• - The Fashion Post(2018年5月29日)• まんたんウェブ. 2018年10月4日. 2018年10月4日閲覧。 com. 2018年10月23日. 2018年10月23日閲覧。 GQ JAPAN 2018年11月21日. 2019年6月15日閲覧。 ELLE. 2018年11月26日. 2018年11月27日閲覧。 スポーツ報知. 2018年11月28日. 2018年11月28日閲覧。 com. 2018年12月1日. 2018年12月1日閲覧。 ヨコハマ映画祭. 2018年12月1日. 2018年12月1日閲覧。 シネマトゥデイ. 2018年12月4日. 2018年12月4日閲覧。 公式サイト. 日本アカデミー賞協会. 2019年3月2日閲覧。 スポーツ報知. 2019年1月21日. 2019年1月21日閲覧。 まんたんウェブ. 2019年1月21日. 2019年1月21日閲覧。 映画ナタリー. 2019年1月23日. 2019年1月23日閲覧。 映画ナタリー. 2019年1月30日. 2019年1月30日閲覧。 2019年3月27日時点の [ ]よりアーカイブ。 2019年2月1日閲覧。 映画ナタリー. 2019年2月4日. 2019年2月4日閲覧。 日本インターネット映画大賞ブログ 2019年2月6日. 2019年2月7日閲覧。 日本インターネット映画大賞ブログ 2019年2月5日. 2019年2月7日閲覧。 全国映連. 映画鑑賞団体全国連絡会議 2019年2月18日. 2019年2月19日閲覧。 シネマトゥデイ. 2019年1月10日. 2019年3月11日閲覧。 朝日新聞デジタル. 2019年4月26日. 2019年4月28日閲覧。 スポニチアネックス. 2018年7月8日. 2018年7月8日閲覧。 映画ナタリー. 2018年10月6日. 2018年10月6日閲覧。 バンクーバー経済新聞. 2018年10月16日. 2018年11月8日閲覧。 2020年1月19日閲覧。 Brown, Mark 2018年10月31日. 2010年1月19日閲覧。 2018年12月3日. 2020年1月19日閲覧。 2018年12月7日. 2020年1月19日閲覧。 シネマトゥデイ. 2018年12月10日. 2018年12月10日閲覧。 2018年12月7日. 2020年1月19日閲覧。 IMDb. 2020年1月19日閲覧。 シネマトゥデイ. 2018年12月20日. 2018年12月20日閲覧。 Sponichi Annex スポーツニッポン新聞社. 2018年12月7日. 2018年12月7日閲覧。 共同通信. 2019年1月13日. 2019年1月13日閲覧。 International Cinephile Society. 2020年1月19日閲覧。 com. 2019年1月11日. 2019年2月12日閲覧。 SANSPO. 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