俺ガイルss ヤンデレ。 SSまとめるー : 俺ガイル

いろは「これで先輩はわたしの物ですね」【俺ガイルss/アニメss】

俺ガイルss ヤンデレ

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【俺ガイルSS】雪ノ下「比企谷君の首を絞めたい」【ヤンデレ】

俺ガイルss ヤンデレ

このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。 この作品は執筆を終了しています。 54294• 318• Good• をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。 表示を元に戻す• 他の作品も宜しくお願いします 今回はグロ無し!性的描写を多少入れます では。 あの騒動から一ヶ月ほど経った所からです。 おはよ。 」ギリッ 八幡「…さ、さぁ?」 陽乃「まぁいいや。 その際いろはの顔は怖い…止めてくださいよ…まだ死にたくねぇ… めぐり先輩は…行方が分かっていない 直されたばかりの物は外見が綺麗でも中身はまだ不完全である。 人間関係も同様に外見に惑わされて中身など分からない事は多くある。 それは恋路にも適用される。 そんな些細なそして身近な事から彼女らの歯車を狂わせていく。 恐縮ですが指摘させてもらいます。 m__m• すいません ご指摘ありがとうございます!• 私事ですが、この度テスト週間に入ります。 そのため、一週間ほど執筆できません ご了承ください 必ず、テスト終了後すぐに執筆を再開致しますので、どうかお待ちください 今執筆中の2つではなく、もう終わっている他の作品もこの際読んでみてください。 続き期待• 考え事してた。 で、どうした?」 いろは「どうした?じゃないですよ…」 いろは「はぁ…先輩。 何を考えてたんですか?」 八幡「…いろは」 いろは「はい?」 八幡「突然で悪いんだけど、陽乃さんってどう思う?」 いろは「どうって……ん〜デスマスク?」 八幡「いや、そういう事じゃなくて…聞き方変えるな。 えとー……陽乃さん最近おかしくはないか?」 いろは「おかしい?んーまぁ…心当たりがあると言えばあるかもですね…」 八幡「やっぱ、いろはもそう思うよな…… なんか前のめぐりやいろはと同じ様にスイッチが入る感じがあるんだよ…」 いろは「前の私ですか…じゃあ私の事殺しに来るってことですか!?」 八幡「まぁ…有り得なくはないな…」 いろは「どどどどどうすれば!?」 八幡「落ち着けって、いざとなれば俺が助けてやるよ…多分」 いろは「いや多分って…」 いろは「めぐり先輩ももしかしたらまだ陽乃さんと同様な状態かもしれません。 俺は死なないし、お前も死なない」なでなで いろは「約束…ですからね…」グスッ 八幡「…あぁ。 同じ過ちは繰り返さない) ???? スッ めぐり「…八幡…」 陽乃宅 スウッ 陽乃「…私の物なのに」 陽乃「…っ!」ガシャン!! 陽乃「絶対に…誰にも奪わせない!」ギリッ スッ 雪乃「…姉さん…」• 今日の昼頃書かせて頂きます• (戸塚とか?戸塚とか戸塚とかな)」 八幡「んまぁ、てなわけで把握ヨロシクな」 小町『あ、ちょっ!?』 ガチャリ 八幡「ふぅ…」 いろは「終わりましたか〜?」 八幡「ん、あぁ。 ご理解宜しくお願いします• 今少し他のSSに力を入れてるので、こちらはそのSSが終わり次第書きたいと思います ご理解宜しくお願いします• ソワソワ• がんばれ• ありがとうございます 他の奴が終わったら書きます。 それに、今はスマホの関係上かけません。 本当に申し訳ございません• 更新出来ない理由は、この後の展開を考えてるのと、他の作品を書いてるからと、受験に向けての勉強が忙しくて… 申し訳ございません• めぐり先輩も……ヤンデレって最高(ボソッ……んんっ!……えと…今後どう対応していけば……陽乃さんは…雪ノ下に聞いてみるか…めぐり先輩は………明日…家に行こう。 全てをやり直そう…)」 八幡「…」ブツブツブツ いろは「…ぱい!」 いろは「先輩!!」 八幡「ん!?な、なんだ?」 いろは「なんだ!?じゃないですよーご飯出来ましたよー」 八幡「あ、もう出来たのか…すまん。 美味しかった。 」 いろは「お粗末さまです」 いろは「では、お風呂湧いたので、お先どうぞ〜」 八幡「ん。 了解」 なんやかんやで夜。 寝る時間 八幡「じゃあ、俺はソファー借りるな。 」 いろは「は?」 八幡「へ?」 いろは「いやいやいや。 普通に考えて一緒に寝るでしょ!」 八幡「いや、おまっ、それはちょっと…」 いろは「……1人が怖いです…」グスッ 八幡「……はぁ……しょうがねぇなぁ…寝るぞ。 私も暇では無いのでそんな毎日毎日更新できるわけではないのです。 少なくとも今週はかけません。 が、土日を使い必ず更新します。 ご迷惑をおかけしました• 電話してみればわかるかも!」 いろは「…」プルルル いろは「……」ガチャッ いろは「あ、先輩!もーどこにいるんですかぁー?心配で心配で心臓が張り裂けそうですよぉ」 いろは「……先輩?」 『……ふふっ。 あはははっ!』 いろは「っ!その声陽乃さん!なんで!」 陽乃『うふふ。 少し待ってくださると有難いです。 前言った通り土日か時間の余裕がある時に更新するので。 楽しみに待ってます。 消さないで下さい• ホントに申し訳ありません• うわぁ……夢の中でまで…陽乃さん出てきたよ… 最悪だ……… まぁ取り敢えず 八幡「あの」 陽乃「ん?どうしたの八幡?」 八幡「これって夢ですよね?」 陽乃「違うよ?仮に夢だとしても夢だって言う人居ないでしょ」クスクス 八幡「それもそうですね…………」 うーん分からん………ん?今違うって言った?もしかしてこの人 あ、椅子に手をぶつけてみよう。 痛ければ夢じゃない。 えとー誰に電話しようか……取り敢えずいろは……は危ない………あ、平塚先生!! 八幡「Siri!!平塚先生に電話!!」 シ-ン 八幡「………あれ?」 陽乃「やっぱり逃げる気だったんじゃん」 陽乃「八幡のならここだよ?」ブラブラ 八幡「くそっ………なんで……」 八幡「何でなんですか陽乃さん!何でこんなことばっかりするんですか!」 陽乃「………だってこうでもしないと八幡は振り向いてくれないから………」ボソッ 八幡「…」 なんて言ったかなんて聞こえなかった。 だけれどもデスマスクと呼ばれる強力な陽乃さんの鉄仮面の下を少し覗いた気がした。 その表情はいつも見ているものとは違った。 寂しさ。 絶対に普段なら見る事が出来ない陽乃さんの感情。 何故今垣間見えたのか。 何故あんなにも悲しそうなのか。 何もかもが分からない。 雪ノ下陽乃。 彼女は何故俺に執着するのか。 何故完璧でい続けようとするのか。 考えれば考えるほど疑念は強く、大きくなっていく 彼女は何を求めているのだろうか。 いじりにいこーかなーって」 八幡「そうですか。 ならいじり終えたでしょ?帰ってください」 陽乃「ぶーつれないなぁ…あ、そうだデートしようよ!」 八幡「嫌です。 勘弁してください。 少しばかり気長にお待ちください笑• その表現って自分を揶揄する時とかに使うよねまだダメなのかぁ………」 陽乃「ま、いいや」カチャカチャ 八幡「ちょっ!!」 陽乃「待ってね。 変わるとしてそれは良い方か はたまた悪い方なのか。 彼女はやはり謎に包まれていた• テスト終りの来週に更新します• 私改心したの。 でも八幡が2人とも好きじゃない?それでいろはちゃんと共有すればいいんじゃないかってなったの」 めぐり「だから、私の元においで?八幡?」 八幡「…っ」ガチャンッ!! 陽乃「………逃がすわけないじゃない」 陽乃「あーあ。 こうなるのか……」 陽乃「ごめん。 めぐり。 、今までありがとうね」 陽乃「死ねっ!!!!!」• すいません修学旅行行ってました。 再開します!• 逆になんで気づかなかったのか不思議」 陽乃「待って………八幡を連れていかないで…」 めぐり「…よし取れた。 行こうか」ガチャガチャ 八幡「………はい」 タッタッタッタ 陽乃「待ってって!!おい!!返して!返せよ!!」ガチャン!ガチャン!ガチャン 陽乃「私の護衛!!追いかけて!!!!」 護衛「はっ」ダダダダ めぐり「ヘリコプターだからすぐ逃げられるよ」 八幡「スケール………」 ババババババババ いろは「先輩!捕まって!」 八幡「いろは…!」 護衛「逃がすかっ……!!!」 ガシッ 八幡「あ…」 八幡「くっ!」ゲシッ 護衛「ぐっ………」 パッ 護衛「貴様に一つ教えてやる……」 八幡「…」 護衛「陽乃様はいつも孤独だったんだ」 護衛「貴様だけがあの方の心の支えなんだ」 護衛「分かってやってはくれないか…」 八幡「それって………」 バババババババババ 護衛「…」バンッ 八幡「あ……」 めぐり「じゃあね」 陽乃「あ…あぁ………あぁぁぁぁあ!!!」 めぐり「……陽乃。 」 八幡「……」 陽乃「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁあ!!!!!!!」 ヘリコプター内 めぐり「……大丈夫?八幡」 八幡「はい…大丈夫です。 本当にごめんなさい…」 めぐり「謝らないでよ…八幡は何も悪くないんだから」 いろは「先輩ぃぃ!!!」ギュッ いろは「本当に心配しました!!うわぁぁぁん!!」ボロボロ 八幡「…ごめんな………」ナデナデ 『貴様だけが心の支えなんだ』 ……陽乃さん…………• それとももうすぐ終わりますか? 待ってます!頑張ってください!! 私事ですが、めちゃくちゃ傷つきました• そうやって思ったこと口に出してたらどんどん嫌われていくよ 実際俺がそうだから とりあえず君のことが嫌いになった• 私達あの時はおかしかった。 楽しく読ませてもらってます!これからも頑張ってください!• まだしばらく書く時間が取れないので、もうしばらくだけお待ちください!• それまで書けないのでご了承ください では。 皆様の票ですべてが決まります なお、投票後は投票のコメントは消去しますのでご了承ください• 陽乃さんを、どうするか迷いますが頑張ります• 頑張れ!• 本当に遅くて…• この話は中々に面白い!私が望む カップリングは雪乃orいろはだけど、 続以降、陽乃とめぐりの印象が魅力的で これもアリ!って思った。 私は、ガハマ抜きのssは大抵が 良作だと判断してますw 頑張って仕上げて下さい!• 夕ご飯出来てますけど食べますか?」 八幡「おう。 頂くとするか」 めぐり「それで八幡。 これからどうしよっか」 八幡「陽乃さん…ですよね」 めぐり「うん…あの人のことだもん。 もうあと1日もあれば八幡を追いかけに来るよ」 八幡「…逃げましょう。 幸いな事に明日から夏休みです」 いろは「それはいいんですけど先輩…あてはあるんですか?悔しいことに私の家だとまた来るかもですし…」 めぐり「消去法で私の家かな?」 八幡「お願いできますか…?」 めぐり「うんうん!私の家セキリュティー万全だし、ボディーガードも沢山いるから。 大丈夫。 あ、小町ちゃんも一緒にくる?」 小町「いえ…小町はこの夏休み中お母さん達と海外へ行くので…」 八幡「まって、なにそれ聞いてない」 小町「お、お兄ちゃんは、まぁその…なんというか…」 八幡「まぁ、毎度恒例だからいいけどよ…」 めぐり「じゃあ八幡だけ私の家だね。 家には親がいないけど大丈夫」ぐっ いろは「私もいいですか?」 めぐり「…なんでー?」ピキッ いろは「私も独りなので…家にいるのは怖いというか…(ホントは2人きりにさせない為なんだけど)」 めぐり「…まぁいっか。 2人とも私の家で仲良く遊ぼー!」 八幡「遊ぶんですか?笑」 …八幡に少しだけでも笑顔が戻った。 そして彼女等はめぐりの家へと向かう。 はたしてそのレールが正しいのか。 分からない。 だけど…信じなければ道は開けない。 陽乃「…そっか。 、八幡照れてたんだ…」 待っててね。 今行くから• でも、224のコメントは不特定多数の人が見る場にはふさわしくないかなと思います。 申し訳ありませんでした• じゃあ早速部屋に案内するね」 めぐり「いろはちゃんが、向かって右側の部屋。 八幡がそこの左の部屋で私と。 分かった?」 八幡「ちょ「まってください」…」 いろは「なんでめぐり先輩と先輩が同じなんですかぁ〜?謎なんですけど…」 八幡(怖っいろはす怖っ) めぐり「だってー第1八幡はひとりじゃ心配だから寝させられないよね?それはわかる?」 いろは「わかりますよぉー?でもそれなら私とでもいいじゃないですかぁ…?」 めぐり「いろはちゃん1回八幡と寝てるじゃん」 いろは「うっ…」 めぐり「あっれぇー?八幡はどうするんだっけぇー?」 いろは「ぐっ…共有します…」 めぐり「そういう事だから!八幡は私とです!」 いろは「くっ………夜絶対襲ってやる」ボソッ 八幡「」ゾワッ めぐり「さて、ともう遅いし寝よっか。 シャワーとかは私達浴びてるし。 八幡は明日でいいでしょ?」 八幡「はい。 八幡「閉めるの早い」 めぐり「それじゃ。 寝よっか」 八幡「はい。 おやすみなさい」... zzZZZ 「めぐりの家かぁ…遠いし、セキュリティーがなぁ…まぁ何とかするから。 時間を見つけて書けるようにはしますが、いつになるかはわかりません。 図々しく感じておりますがこの作品及び私の事を見捨てないでください。 フレーッ! 夢渡 フレー!! 内容少し飛んじゃってるんで、遅めにはなりますが、ゆっくり投稿しますのでどうかよろしくお願いします!• 笑 まってたぞ!• 私にはあなたがいないとだめだって。 貴方には私がいないとダメだって。 私は!!…貴方が傷つくのをを見たくないの……」 八幡「俺は傷ついてなんか……」 陽乃「十分傷ついてるよ!!!!」 八幡「…」 陽乃「私は大好きで大好きで大好きなあなたを救いたいの。 あなたを手に入れたいの。 あなたのすべてが欲しいの。 私は昔から欲しいものはほとんど手に入れてきた。 でも……!!八幡が手に入るならそんなものいらない。 私はあなたが全てだから」 陽乃「誰もわかってくれない孤独の中で貴方だけが分かってくれた……もう孤独は嫌…」 八幡「………」 ギュッ 陽乃「……え?」 めぐり「…」ギュッ 陽乃「めぐり…なんで…」 めぐり「もういいんです。 陽さん。 もういいんです」 陽乃「なんでよ……」 陽乃「なんでそんなに…わたしを……」ボロボロ 陽乃は初めて人前で涙を流した。 誰にも見せたことのない涙を。 自らの仮面の中身を。 めぐり「陽さんはもう孤独じゃないよ」 めぐり「確かに、八幡はあなたのものにはならない」 陽乃「っ!!」 めぐり「でも」 めぐり「みんなのものになら出来る。 みんなで平等に八幡を共有できる」 いろは「また新しく敵が増えるのはいやですし、先輩をあんな目に遭わせた人を先輩に近づけるのは癪ですけど…めぐり先輩がそういうのなら私からは何もありません」 いろは「どっちにしても最後は私が勝ちますし」ボソッ• まじなんでもないっす」 いろは「まーとにかく。 先輩は今は!みんなのものということでいいんですよね?」 めぐり「うん。 」 はぁ…やはり俺の青春ラブコメはまちがっている……な いろは「先輩!!!先輩は私のものですよね!?」 陽乃「違うよ!」 めぐり「そうだよー!」 八幡「はぁ……これから大変だなぁ…」 こうして俺の少し過激な日常は収まった 「「八幡!!」」 「先輩!!」 ……のか?• 連投すまん• また、トリップを使用することができます。 詳しくはをご確認ください。 トリップを付けておくと、あなたの書き込みのみ表示などのオプションが有効になります。 執筆者の方は、偽防止のためにトリップを付けておくことを強くおすすめします。 本文 2000文字以内で投稿できます。 0 投稿時に確認ウィンドウを表示する 著者情報 夢渡 閃 現実多忙• 8 投稿数• 「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 」カテゴリの最新記事• 「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 」SSの交流広場• Powered by Luilak.

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俺ガイルss ヤンデレ

93 ID:x9E1IWKI0 俺は雪ノ下雪乃とひょんなことから恋人同士になっていた。 その経緯は今説明するのが面倒なので省くとする。 雪ノ下が彼女になってからというもの、この雪ノ下、デレデレである。 最近では「私は比企谷八幡の嫁です」とか公言している始末。 目立たないように生きてきたのにここ最近目立ちすぎている気がする。 まあ、雪ノ下だけなら良いのだが・・・最近の由比ヶ浜はなかなかのものだ。 クラスでは休み時間の度に俺のところにやってくる。 寝てる時は叩き起こしてくる。 ひどい時はトイレまで付いてくることもある。 二人共メールや電話などもちろん毎日だ。 俺に休みなどない。 雪ノ下&由比ヶ浜におはようからおやすみまで八幡の提供でお送りしている。 電話がきていてメールの返事が遅れた時はすごく拗ねる。 とてもめんどくさい。 それにしても全て対応している俺はマジ天使なのではないだろうか。 まあ、拒否しても言うこと聞かないから従うしかないだけなのだが・・・。 90 ID:x9E1IWKI0 -昼休み- 俺と雪ノ下は昼食を摂るのに最適なベストプレイスに来ていた。 「はい、八幡。 今日のお弁当よ。 」 料理上手な雪ノ下の作る弁当は毎日とても美味しい。 寝不足で体調が悪くても全部食える。 何ならその後気力全部回復するレベル。 「おう、今日も美味そうだな。 」 「はい、あーん」 雪ノ下は最初の一口はよく食べさせようとする。 こういうこと嫌いそうなイメージだったのに実は大好きだとか・・・ ギャップも・・・いや、萌えはしないな。 ただのギャップだ。 「いや、自分で食うからいいって・・・」 「いいじゃない、ほら。 私は八幡の嫁なのだし。 照れることないわ。 」 一度断っても食い下がらない時は無駄だ。 「わかったよ。 」 「はい、あーん。 どう、美味しい?」 「ああ、すげえ美味しい。 」 そう言って雪ノ下の頭を撫でてやる。 「八幡・・・その・・・私にも・・・。 」 「はいはい。 ほれ、あーん。 」 俺は適当なおかずを取り、それを雪ノ下の口に入れる。 「うん。 おいしい。 」 「まあお前が作ったやつだしな・・・。 」 最近では場所がどこであろうとここまでが恒例行事。 というか、もうやらない日を探す方が難しいくらいになった。 「あー!やっぱりここに居たー!」 後ろから声が聞こえた。 もうだいたい誰かはわかっている。 「もー、置いてかないでよヒッキー!探しちゃったじゃん。 」 声の主は由比ヶ浜。 雪ノ下の由比ヶ浜対策で俺達は昼食場所をころころ変える。 その為、由比ヶ浜がやってくるのは少し遅れる。 「由比ヶ浜さん。 なぜあなたがここにいるのかしら。 私と八幡の時間を邪魔しないでもらえるかしら。 」 「いーじゃんいーじゃん、私気にしないし。 ヒッキーとご飯食べたいし!」 「私と八幡は気になるのだけれど・・・。 特に私は。 」 由比ヶ浜がやってきてからは雪ノ下が何か言い、由比ヶ浜がよくわからん返しをする。 この流れがもうすでに定着しつつある。 昼休み、心が休まる時などない。 学校ではもう授業中が一番心休まる時だろう。 95 ID:x9E1IWKI0 -放課後 奉仕部 部室- 最近では読書部屋だった部室で心置きない読書が難しくなっている。 今までは窓側から雪ノ下・由比ヶ浜・俺という順番だった。 でも今は俺を真ん中にして雪ノ下と由比ヶ浜が座っている。 俺が真ん中にいるだけなら良い。 しかし問題は二人と俺の距離だ。 ここは混んでいる電車内なのかと勘違いするレベル。 両手に花なのだろうが全然楽しめない。 変にプレッシャーを感じる。 マジ見つめられたらプレッシャー。 八幡に期待しないで!ほんとに! だがそんな状況でも依頼人が来た時にはしっかり対応する。 依頼人が来たときは修羅場っぽい雰囲気がなくなる。 なので俺としては依頼人大歓迎。 ただ依頼人なんてほとんど来ない。 あのすごい熱いテニスの人並のテンションで言わせてくれ。 77 ID:x9E1IWKI0 「ねえ、八幡。 今日は私の家に泊まっていかない?明日は休日だし・・・。 」 「お、おう。 じゃあ小町に連絡しとくわ。 」 「ええ。 わかったわ。 帰りに夕食の買い物をしていきましょうね。 」 「ひ、ヒッキー!今日夜電話するから!出てね!絶対!」 「今日八幡は私の家であんなことやこんなことをするからそれは無理よ。 由比ヶ浜さん。 」 「ゆきのんいったいヒッキーとなにするつもりなの!?」 「そんなの決まってるじゃない・・・」 雪ノ下は頬を赤らめる。 「おい、何恥ずかしがっている。 」 「今日は楽しみね、八幡。 明日の朝は退廃的に過ごすことになりそうね。 73 ID:x9E1IWKI0 「依頼人も来ないようだし、今日の部活はここまでにしましょう。 」 「おう。 そうするか。 」 ということで俺達は帰宅準備を始める。 帰れるなら何でもいい。 「えー!?早いよ!まだ下校時間じゃないよ!?」 由比ヶ浜が部活終了を阻止しようとしはじめた。 「じゃあ、行きましょうか八幡。 じゃあね、由比ヶ浜さん。 」 雪ノ下は由比ヶ浜をスルーして別れの挨拶を告げる。 「じゃあなー、由比ヶ浜。 」 俺も乗っかっておく。 だってこれ以上はめんどくさいし。 「うー・・・。 」 由比ヶ浜は自分の意見がスルーされて悔しいのか唸っている。 職員室に鍵を返し、俺は自転車を取りに行く。 最近では雪ノ下を後ろに乗せて帰ることが定番になっている。 まあ、それは良いんだ。 しかし雪ノ下の慎ましやかな胸では押し付けられた時に背中に受ける感触は少ない。 これが由比ヶ浜や川崎なら・・・なんて考えてしまうこともある。 こんなこと考えていたなんて雪ノ下に知られたらなんて言われるか・・・。 「よし、乗って良いぞ。 」 「ええ。 」 雪ノ下が俺の自転車の後ろに乗る。 最近雪ノ下は荷台に座る用にクッションを持ってきている。 まあ、尻痛いよな。 誰かの後ろなんて乗ったことないけど。 でも小町は何とも言わないよな。 あいつの尻どうなってるんだろう。 今度確かめてみるか。 あ、決して触るとかではなく。 聞くだけだからな。 「じゃあまず私の家まで荷物をお気に行きましょう。 買い物はそれから・・・。 」 「あ、そういや俺着替えないから一回家に戻った方が良いんじゃないか?」 「下着もジャージもTシャツも八幡のものがあるから平気よ。 前に3日分程置いていったじゃない。 」 「ああ、すっかり忘れてた。 じゃあ行くか。 」 そう言って俺は自転車を走らせた。 腹に雪ノ下の手は回っているのだがやはり背中には胸の感触はなかった。 51 ID:iDkWC1qb0 雪ノ下の家にカバンと自転車を置き、俺達は歩いて近所のスーパーへ向かった。 雪ノ下は手を繋ぐより腕を組む方が好きなようで、二人で歩く時は大抵腕を組んでくる。 「ねえ八幡。 今日の夕食はどうしようかしら。 何か食べたいものはある?」 「そうだな・・・炭水化物系だな。 」 「炭水化物がない夕食の方が難しいのだけれど・・・。 」 「確かにそうだな・・・。 じゃあ、麺系で。 」 「それなら・・・パスタで良いかしら?」 「おう、ソースはどうするんだ。 ミート?」 「カルボナーラにしようと思うのだけれど。 ミートの方が良いかしら?」 「いや、定番を言ってみただけだ。 むしろ俺はカルボナーラの方が好きだ。 」 「そう。 ではカルボナーラにしましょう。 後サラダは・・・」 「あ、サラダは俺が作るよ。 」 正直雪ノ下が料理している間TVを観るのは専業主夫志望としては居心地が悪い。 雪ノ下の家でもできる限りは家事をする。 そう決めたのだ。 「よし、こんなところか。 後何かあるか?」 「いえ、もう十分だと思うわ。 」 「よし、じゃあレジ行くか。 」 そして俺達は会計を済ませ、帰宅する。 帰り道、やたらジロジロ見られるのももう慣れた。 雪ノ下ほどの美人と腕を組んで歩けば見られるのは当然だろう。 俺が傍観者側ならリア充爆発しろと10回は心の中で唱えること間違いない。 何ならついでにサンダガとか唱えちゃうレベル。 そんなことを考えていると、正面に見知った顔を見つけた。 55 ID:iDkWC1qb0 あちらもこっちに気づいた様子で声をかけてきた。 「あ、はちまーん!」 戸塚だった。 やっぱり戸塚マジ天使。 戸塚ともこうやって腕組んで歩きた・・・いや待つんだ俺。 確かに戸塚はこの世の者とは思えないくらいかわいいが男だ。 俺はBLに興味はない。 だから戸塚はダメだ。 木下秀吉みたいに戸塚っていう第3の性別作ってくれないかな。 頼むよ世界のお偉さいさん。 履歴書とかの性別欄に男・女・戸塚って3つあっても良いから。 「おう、戸塚。 」 「こんにちは戸塚くん。 」 「あ、雪ノ下さん。 こんにちは。 もしかしてデート?」 「ええ、今日は私の家でお泊りなの。 」 「うわー。 すごいなー。 ねえ、僕も今度八幡の家に泊まりに行って良い?」 戸塚、上目遣いでお願いするのはやめてくれ。 断れない。 断る気も無いが。 「ああ、全然良いぞ。 戸塚なら良いよな?」 一応雪ノ下に確認する。 「なぜ私に確認するのかしら。 戸塚君は男性だし私は何も言わないわよ。 でも・・・男性同士が趣味というのなら全力であなたの更生に努めるわ。 」 「そっちの趣味はねーよ。 そんな海老名さんが好きそうな話はやめろ。 」 「でも私以外の女性が家に泊まりにくるというのなら許可できないわね。 」 「小町の友達くらいは許してやれよ。 」 「そうね。 そのくらいなら・・・。 」 小町の友達が家に泊まりにきたことなんてほとんどない気がする。 小町が泊まりに行くことはあっても家に来たことってあったかな・・・。 もしかして俺のせい?俺のせいなの?お兄ちゃん変な気を遣わせてごめん。 「ははは、二人は仲良いね!」 俺たちの会話を見ていた戸塚が言った。 「ええ、私たちほどのカップルはいないと思うわ。 」 「相変わらず自信過剰だなぁお前。 」 「事実を述べただけよ?」 そんな俺達のやり取りを聞いていた戸塚が笑っている。 「じゃあ、八幡、雪ノ下さん。 また学校でね!今度八幡の家行くからまたその時話そうね!バイバイ!」 そう言って戸塚は去っていった。 戸塚が俺の部屋に・・・!両親がいない時にしてもらわねば。 小町にはどこかに泊まりに行ってもらおう。 そうしよう。 それにしても、雪ノ下と二人の時に知り合いに会うのだけはまだ慣れない。 平塚先生とかに会ったらなにされるか考えたくもないな。 雪ノ下と付き合って以来、学校ですらチクチク嫌味を言われるのにこんなにいちゃいちゃしているところを見られては・・・。 生命の危険を感じる・・・。 早く誰かもらってやれよ・・・。 お願いだから・・・。 80 ID:iDkWC1qb0 雪ノ下の家に到着し、俺達はすぐに調理に取り掛かる。 雪ノ下の手際から判断するに時間はかからない。 俺はサラダを作れば良いだけだが雪ノ下より遅くなるわけにはいかない。 ただし無理に急ぐと雑になり雪ノ下に何を言われるかわからない。 雪ノ下との料理は結構プレッシャーがかかるのだ。 調理していると俺の携帯が鳴る。 着信音からして電話。 誰だよ・・・と思って確認すると相手は由比ヶ浜。 出ようかどうか迷っていると雪ノ下が口を開いた。 「出ないの?」 「いや、由比ヶ浜からなんだが・・・」 「無視して良いわよ。 いや、無視しなさい。 」 雪ノ下さん容赦ねえっす・・・。 即決すぎるでしょ・・・。 「お、おう・・・」 雪ノ下の言う通り無視することにした。 しばらくすると電話は鳴り止んだ。 しかし・・・数秒後にまた鳴り出した。 相手は由比ヶ浜。 「私が出るわ。 」 そう言って雪ノ下は俺から携帯を取り電話に出た。 15 ID:iDkWC1qb0 「あ、ヒッキー!?すぐ出てよー!」 「八幡に何の用かしら由比ヶ浜さん。 今私の家で一緒に夕食を作っているの。 邪魔しないでもらえるかしら。 」 なぜ優しい口調なのに恐怖を感じるのだろうか。 「あ、ゆきのーん?今料理してるんだー。 ヒッキーに代わって!」 「今八幡は忙しいの。 用があるなら私が聞くわ。 」 「じゃあまた後で電話するねー!ばいばーい!」 「ちょ、ちょっと由比ヶ浜さん?」 電話は切れたようだ。 「八幡・・・携帯の電源を切りなさい。 」 「え?ああ・・・じゃあ切っといてくれ。 」 「え、ええ・・・」 面倒だから雪ノ下に電源を切ってくれと頼むと何やら首をかしげながら携帯をじっと見ている。 ガラケーの雪ノ下さんは電源の切り方わからないんだな・・・。 おもしろいから放っておこう。 俺はサラダの用意を進める・・・。 雪ノ下はまだわかっていない。 機械音痴な雪ノ下さんも結構かわいいじゃないですか。 ますます放置したくなる。 そう思って雪ノ下を見ながらニヤニヤしていると雪ノ下にバレた。 「み、見ているなら助けてよ・・・意地悪ね・・・。 」 少し涙目になっている。 ああ、もうちょっと見ていたい。 「ん、何の話だ?」 「も、もう・・・わかっているくせに・・・。 」 「へいへい。 」 そう言って俺は雪ノ下から携帯をとり、雪ノ下から方法がわからないよう、電源を切った。 71 ID:iDkWC1qb0 夕食後は特に何かをするわけでもない。 まあ、風呂には入らないといけないが。 そういえば部室で雪ノ下はあんなことやこんなことをするって言っていた。 いったい何を考えているんだろうか・・・。 ただの煽りだと良いんだけどな。 「八幡、お風呂の準備ができたわ。 入りましょう。 」 「入りましょうってお前・・・なにそれ、一緒に入るの?」 「だ、ダメかしら・・・?」 雪ノ下が急にモジモジしはじめた。 「や、その・・・。 恥ずかしくないのかお前・・・。 」 「そ、それは恥ずかしいに決まっているじゃない・・・。 でも・・・。 」 「ん、でも?」 「い、いずれは通らなければいけない道なら・・・いっそのこと・・・きょ、今日、通っても良いかと・・・。 」 雪ノ下の言いたいことはわかる。 もし俺達がこの先も恋人同士なら・・・当然いつかはお互いの裸を見ることになる。 その道を今通るだけのことだ。 何も先延ばしにする必要もないだろう。 「わ、わかった。 入る・・・」 「本当に・・・?」 「ああ。 断る理由も特に思いつかない。 」 「じゃ、じゃあ入りましょう!さ、さぁ!」 モジモジしていた雪ノ下はどこへ行ったのか、急に明るくなったような雪ノ下が俺の手を取り脱衣所に連れて行った。 97 ID:IiG83RT80 脱衣所に入ったとこであることに気がつく。 「てか、二人して身一つでここまで来たけどどうすんの?あがったら全裸で過ごすの?」 「じゃ、じゃあ私が着替えを取ってくるから・・・先に入っていて。 」 「おう、そうさせてもらうわ。 」 雪ノ下が脱衣所から出て行った後、俺は服を脱ぎ、浴室に入った。 俺は湯船に浸かりながら天井を見上げる。 「はぁ・・・。 どうしてこうなった・・・。 」 別に雪ノ下のことが嫌いというわけじゃない。 むしろ好きだと言っていい。 でも何かが間違っている気がする。 「あの・・・入るわよ?」 そんなことを考えていたら雪ノ下が入ってきた。 裸とか何とか言ってた割にしっかりバスタオルを体に巻いている。 「タオル付きか・・・。 」 つい口から出てしまった。 「わ、私だっていきなり裸を見せるのは恥ずかしいのよ・・・。 それに・・・ん・・・ないし」 それにの後がよく聞き取れなかった。 「それに・・・?なんだって?」 「な、なんでもないわ。 」 そう言って雪ノ下は一度シャワーで体を濡らした。 「・・・・・・・・・・。 」 雪ノ下の方を一切見ることができない。 何でだろう。 興味はあるのに。 「は、入るわよ。 」 雪ノ下が浴槽に入ってきた。 それも対面する形で。 98 ID:IiG83RT80 「・・・・・。 」 照れもあり、気まずくなり無言。 雪ノ下も何も言わないあたり同じなのだろう。 ていうか雪ノ下はタオルで隠してるけど俺何も持ってないんだよ。 本当に身一つなんだよ。 つまり全裸。 何も隠せてないの。 そしてさっきから雪ノ下が顔を赤らめながらちょいちょい下の方見てるんだけど・・・。 もしかして見えてるのか!?八幡ジュニアが見えているのか!? これは抗議するべきだ。 俺だけが見られるのは間違っている・・・! 「おい、雪ノ下。 」 「な、なにかしら」 急に雪ノ下が目線を外して壁の方を見始めた。 「俺だけが裸を見られるのは不公平だ。 お前もタオル取れ。 」 「えっ、えええ!?」 「いや、お前が裸どうこう言ったんだろ。 だからお前もタオル取れ。 」 「う・・・うう・・・」 なんでこいつちょっと涙目になってるんだよ。 言いだしっぺはお前だろ。 「わ、わかったわ。 」 そう言って雪ノ下は立ち上がった。 ま、まさか立った状態で脱ぐのか!? 思わず俺は生唾を飲んだ。 すると雪ノ下は俺に背を向けて座った。 「へっ?」 すると雪ノ下はタオルを取ってその身体をあらわにした。 ただ、俺に背を向けて座っているおかげで背中くらいしかまともに確認できない。 「ほ、ほら・・・脱いだわよ・・・。 」 「素直じゃねーなー・・・。 」 俺は思わずため息をついた。 45 ID:IiG83RT80 それにしてもこの状況・・・ 理性が保てない! 湯船に浸かっているせいで体も熱くなってきたしこれはまずい。 とりあえず、浴槽から出よう。 「お、お、お、俺、ちょ、ちょっとの、のぼせそうだからで、で、出るわ」 そう言って俺は立ち上がった。 なんかすごい噛んでしまった気がする。 「えっ、あ、あの」 雪ノ下が急に振り返った。 この瞬間。 雪ノ下の目の前、ほんの数十cmの距離に 八幡ジュニアがあらわになった。 「あっ」 俺はすぐに手で隠した。 「あ・・・あ・・・あ・・・」 雪ノ下は口をパクパクさせながら固まっている。 さっきチラチラ見てませんでした雪ノ下さん? こうやって見るのはダメなの? 「お、おーい・・・?」 「あ・・・あ・・・あ・・・」 雪ノ下のリアクションは変わらない。 まあ、放っておけば戻るだろう。 とりあえず俺は身体を洗って退出した。 何も・・・何もなかったんだ・・・。 51 ID:IiG83RT80 俺はリビングでぼーっとする。 数分経って風呂から音が聞こえなければ見に行こう。 何かあったら大変だし。 そんなことを考えていたらシャワーの音が聞こえてきたので心配はやめて携帯の電源をつけた。 すると・・・ 「なんだこのメールの件数・・・。 」 携帯に表示される新着メール23件。 メールを開くと全てメルマガ2件、由比ヶ浜21件だった。 メール内容はほとんど一緒。 なにしてるの?電源つけてよ!メール見たら連絡して! 簡単にいうとこんな感じ。 俺はもう一度携帯の電源を切った。 そんなこんなしていたら雪ノ下がリビングにやってきた。 「は、八幡・・・」 「おう、あがったか。 」 「その・・・さっきはごめんなさい。 あまりに突然だったものだから・・・。 」 そりゃあ目の前でいきなり見せられたらなあ。 まともに見たことないやつなら誰だって・・・。 「い、いや。 俺も悪い・・・。 」 「いえ、お風呂のことを言い出したのは私だから・・・。 それに・・・。 」 「それに?」 「八幡は私の旦那様だからこんなことで動揺してはいけないのよ・・・。 」 雪ノ下が気に病むのもわかる。 いきなりだったとはいえ自分で裸どうこう言い出したのが一緒に風呂に入ったきっかけだし・・・。 「あー、まあ、気にすんな。 この話はこれで終わりな。 」 もう強引に話を終わらせよう。 「は、八幡がそう言うなら・・・。 」 それじゃあ私の気が済まないとか言われなくて良かった。 「この後、どうする?何かするか?」 まだ寝る時間にはかなり早い。 という訳で時間を潰さなければいけない。 俺としてはテレビ見て本読んでぐーたらでも良いんだけどな。 「そうね・・・。 」 ピンポーン 「おい、誰か来たぞ。 」 「私見てくるわ。 インターホン直接だからマンション内の人かもしれないし・・・。 」 「おう、いってら。 」 そして雪ノ下は玄関の方に向かっていった。 俺はTVのチャンネルを変えて良さそうな番組を探す。 そんなことしていると玄関から話し声が聞こえてきた。 割と声は大きい。 夜だぞ・・・。 あんまり大きな声・・・と思ったらそれはどこか聞き覚えのある声だった。 誰の声だ?と思い出していたら声の主が部屋にやってきた。 「あ、ヒッキー!メールの返事してよ!」 俺はいったい何がなんだかわからなかった。 なんでここに由比ヶ浜がいるんだよ・・・。 02 ID:vITYfTBZ0 「え、なに?なんでお前ここにいるの?オートロックは?」 「ゆきのんから番号教えてもらってたし。 」 「八幡と付き合う前にあまりにしつこく聞いてくるから教えたのよ・・・。 」 雪ノ下は頭を抱えている。 「で、なにしにきたの。 」 「え、ゆきのんの家にお泊りに。 」 ニコニコしながら由比ヶ浜は言う。 「玄関で頑張って止めようとしたのだけれどダメだったわ・・・。 」 雪ノ下はやっぱり頭を抱えている。 何ならさっきより抱えているようにも見える。 「ちょっと、どうすんだよ由比ヶ浜」 俺はヒソヒソ声で雪ノ下に話しかける。 「頑張って家に帰して頂戴・・・。 」 「俺がやるのかよ。 」 「ダメそうだったら目で合図して。 私も加わるから。 」 「わかったよ。 」 雪ノ下から頼まれた以上、やるしかない。 何とかして由比ヶ浜を家に帰すんだ・・・。 「よし、由比ヶ浜。 」 「ん、なになに?」 「帰れ。 」 「やだ。 」 自然な流れで帰れと言ってみたが由比ヶ浜は流されて「うん」と言わなかった。 どうやったらこいつを家に帰せるのだろう。 「由比ヶ浜」 「ん?」 「帰れ。 」 「だから帰らないって!」 「よし、じゃあ俺が帰る。 」 俺が帰るフリをしたら由比ヶ浜も帰るかもしれない。 そう期待を込めて言ってみた。 「え、ヒッキー帰るの?じゃあね。 」 俺の期待は裏切られた。 「いや、やっぱり帰らん。 」 慌てて提案する。 「由比ヶ浜、お前どうやったら帰ってくれるんだ。 」 「えー、私そんなに邪魔?」 「まあ、これからあるからな。 色々・・・。 」 そう、これからあるのだよ。 色々と・・・。 あんなことやこんなことが。 「色々ってなに?」 「色々は色々だ。 で、お前どうやったら帰るの?」 「んー、そうだな・・・。 じゃあ・・・キスして!」 「・・・は?」 「だから、ヒッキーが私にキスしてくれたら帰ってあげる!」 一応雪ノ下を見るとそんなことしたらどうなるかわかってるよな?みたいな眼光で俺のことを見ている。 どうすりゃ良いんだよ・・・。 「いや、それは無理だ。 」 「えー、じゃあ帰れないなー。 」 「他には何かないのか・・・。 」 「えー、じゃあゆきのんと別れて私と付き合うとか?」 「なんでハードル上がってんだよ・・・。 34 ID:vITYfTBZ0 「えー?ダメ?」 「ダメに決まってるだろ!バカかお前は!」 「由比ヶ浜さん、八幡は私の旦那だから。 」 雪ノ下が俺を抱きかかえ割って入ってきた。 「うー・・・ヒッキーは私のー!」 由比ヶ浜は唸った後雪ノ下がいる方とは反対の俺の腕を掴み引っ張ってきた。 「ちょ、引っ張んな!」 「いいえ、八幡は私のよ。 」 雪ノ下も負けじと俺の腕を引っ張る。 「や、やめろお前ら!」 俺は両方向から腕を引っ張られる。 ああ、もうなんでこんなに修羅場なんだよ!俺は痛みと戦いながら心の中で嘆いた。 「ゆきのん離してよ!」 「離すのは由比ヶ浜さんよ・・・!」 お互いに力を強めていく。 もう綱引きの綱状態である。 「も、もう・・・や、やめ・・・」 そろそろ限界かもしれない。 そんな時だった。 「えっ!?」」 「うわっ!?」 二人共滑ったのか俺から手が離れ尻餅をついた。 俺はバランスを崩し後ろに倒れそうになる。 後ろには・・・テーブル。 「うわああああああああああああああ」 俺が叫んだ瞬間。 部屋には鈍い音が響く。 後頭部には強い痛み。 そして薄れいく意識。 「・・・・・・・・・・。 」 「八幡!八幡!しっかりして!」 「ひ、ヒッキー・・・?ヒッキー!!!!」 「頭を打っているから動かしてはダメよ由比ヶ浜さん!」 「ヒッキー!ヒッキー」 遠くの方で二人の声が聞こえる。 ああ、もう嫌だ。 どうしてこうなったんだろう。 こんな修羅場に巻き込まれるだなんて・・・。 誰か助けてくれ。 「俺の彼女とクラスメイトが修羅場すぎる・・・。 38 ID:vITYfTBZ0 完結です。 自己評価では微妙な出来になってしまった。 次回の川崎編はもう少しいい出来になるように頑張ります。 76 ID:L1PDxPDc0 川崎編うp開始しました。

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