新型 コロナ うつ。 【新型コロナウイルス】うつ、心臓病リスク増 コロナストレスに蝕まれる選手たち|日刊ゲンダイDIGITAL

新型コロナの影響で「外出を控える人」の盲点

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「gettyimages」より 新型コロナウィルスの感染拡大が止まらず、緊急事態宣言が出され、ついにそれが全国に適用される事態となった。 通勤や外出の自粛が要請される状況下で、通う場所を失い、気晴らしの場所も奪われた人たちの中で、鬱的な症状に苦しむ人も出てきている。 本人の自覚のないうちに、鬱的な症状が進んでいくことも考えられる。 そこで、その徴候と対処法について考えてみたい。 迫り来るコロナの憂鬱 「心を強くするストレスマネジメント」(榎本博明/日経文庫) 新型コロナウィルスの感染拡大が恐ろしいことであり、何とか食い止めるには、外出は極力避ける必要がある。 それは頭では理解できても、心がついていけない、そうした状況に心が適応できていない。 そんな人が少なくないのではないか。 いつも通っていた職場に通えなくなった。 職場にいれば、けっして楽しいことばかりではない。 腹立たしいこともあれば、辛いこともある。 面倒くさいなと思うこともある。 満員電車に乗るのがきついと思ったこともあったかもしれない。 でも、それが自分の日常だった。 そんな日常を奪われてしまったことの喪失感は思いのほか大きい。 行けなくなったのは、職場だけではない。 人の密集場所をなくすため、多くの飲食店が営業自粛を余儀なくされている。 電車による移動も極力避けるように、ということになった。 そのため、仕事帰りによく通った居酒屋にも、しばしば立ち寄った喫茶店にも行くことがなくなった。 近所の様子も様変わりした。 休日に通っていたスポーツジムが閉鎖されたり、趣味のために通っていたカルチャー講座も閉鎖されたりしている。 コーヒーを飲みながら読書をしていた行きつけの喫茶店もやっていない。 買い物を楽しんだショッピングセンターも、食料品売り場以外は閉鎖されている。 こうした状況に置かれ、心身の状態に変調を来す人も出てきている。 そこで、 コロナ鬱などという言葉まで囁かれるようになってきた。 たしかにこのように慣れ親しんだ環境を奪われるのは、だれにとっても大きなストレスになる。 それが高じると鬱的な症状につながりかねない。 ゆえに、自分がコロナ鬱に冒されつつある徴候に気づいたら、早急に何らかの対処を心がける必要がある。 日頃の自分を振り返り、鬱的な徴候をチェックする 最近の自分はちょっと変だな、と感じることがあれば、それはかなり危険と言える。 ただし、そうした自覚のないままに鬱的な症状が進んでいくこともあるので、とりあえず日頃の自分を振り返り、危険な徴候がないか、チェックしてみたい。 鬱的な心理状態の中心的特徴としてあげられるのが、心のエネルギー水準の低下だ。 それは、具体的には、つぎのような徴候としてあらわれる。

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「コロナうつ」、それって病気? : yomiDr./ヨミドクター(読売新聞)

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写真=iStock. 自らのコロナ感染を疑う患者も、日々、病院に殺到している。 とりわけ「内科」は大混乱だが、そうした混雑状況は他の診療科にも飛び火している。 たとえば、精神科だ。 愛知県にある松崎病院の精神科医・鹿目将至 かのめまさゆき 氏はこう話す。 「私たち精神科もコロナと無関係ではありません。 むしろ精神科だからこそ、直撃と言っていいほどコロナの影響を受けています」 鹿目医師と親交のある愛知県内の病院の精神科医は、2020年3月下旬、外来患者の「主訴」を独自に調査した。 その結果、1日に診察した68人のうち、58人がコロナへの強い不安を述べたという。 患者の8割以上が同一の心配事を語るというのは、東日本大震災を含めてこれまで一切なかったという。 「私自身は、そのように人数を数えたことはありませんが、私が勤務する病院でも状況は同じです。 外来患者さんや入院患者さんを診察する中で、同じ医師として肌感覚で同様の印象を持ちます。 入院中の患者さんでも、食堂にあるテレビでコロナの情報に逐一耳を傾け、怯えています。 日に日にコロナ感染への不安を抱える患者さんが増えているのは間違いありません」 鹿目医師によれば、これらの患者はいわゆる「コロナうつ」というべき症状だという。 通常、うつ状態の患者の主な症状は「気持ちの落ち込み」だが、「コロナうつ」はそれに加えて「不安と焦り」という特徴がある。 今後の見通しが立たないことから、不安や焦りが強くなり、息苦しさや不眠といった症状が出る。 精神科の患者はその不安度がより高い。 「コロナが怖い」「コロナになったらどうしよう」という訴えの強さが「尋常ではない」(鹿目医師)というのだ。 実際、コロナの影響で会社をリストラされたことで「死にたい」と話す患者がおり、入院に至るケースもあるそうだ。 コロナに感染する前に、先にメンタルがやられてしまうのだ。 新型コロナウイルスの感染拡大にともない、この「コロナうつ」も日本の各地で増加していると思われる。 そこで鹿目医師に予防法について聞いた。 それは大きく5項目にわけられる。 (1)自分の症状を冷静に見つめ「これはコロナのせい」と自覚する 「『コロナが怖い』『感染したらどうしようかと不安になる、焦ってしまう』。 そうした気持ちは誰もが感じることであり、決して『そう感じてしまう私はおかしい』と考えないほうがいい。 不安や焦りが募れば、気持ちが自然と落ち込み、夜も眠れなくなるかもしれない。 そのときは『きっとコロナによって自分はいつもよりも不安になっている』『敏感になっている』と認め、受け入れることが大切です」 「不安を認め、受け入れることはうつに対する基礎的な自己防衛術です。 不安をひとりで抱え込まず、まずは自分の症状を認めて、自覚すること。 それが治癒への第一歩になります」 (2)ニュースの追っかけをやめる 「コロナウイルスに関するニュースを意識的にシャットアウトしましょう。 ネガティブな情報に触れ続けていると、自然とネガティブな気分に支配されてしまう。 自分ではそのことに気がつきにくいのです」 「『いつも通りに行動し、気がつくとネガティブになっている』ならば、情報を選択し、ネガティブとポジティブの情報の量を調整しバランスをとることが大切です。 『この情報番組はネガティブだな、今の会話もネガティブだな』。 そう思ったら、意識的にポジティブなニュース、ポジティブな話題に触れましょう。 特に若い世代は会社や学校に行くという習慣がなくなり、日中はソファで眠って夕方に目を覚ますなどと生活が乱れがちです。 自堕落な生活による健康被害は、『コロナうつ』よりも深刻になります。 体力が失われ免疫力が低下すれば、コロナどころか風邪にもインフルエンザにもかかりやすい体になってしまいます。 その上、うつにもなりやすくなってしまうのです」 「運動習慣のある人とない人とで比較すると、運動習慣のない人のほうが圧倒的にうつになりやすいことがわかっています。 朝、太陽の光を浴び、日中は活動する。 3食とも健康的な食事をし、間食は控える。 夜はお風呂に入り清潔を保ち、ゆっくりと休む。 この『当たり前』な生活こそが、コロナへの感染確率を下げると同時に、『コロナうつ』から(健康な)心を守ります」 (4)明るい未来を予測する 「コロナウイルスの感染拡大が深刻ですが、いつかは必ず収束します。 『アフターコロナ』に、自分は何がしたいのか、どう生きていきたいのか、小さな頃に抱いた夢や希望はなんであったのか、改めて思い出してみるのもいいでしょう」 「悲観的になりすぎず、明るい未来を予測することも『コロナうつ』を予防し、乗り越える秘訣となります。 世の中全体が悲観的になっている状況だからこそ、個人の夢や希望を持つことが、それに巻き込まれないためのポイントとなります」 写真=iStock. com/DNY59 (5)感謝の気持ちをもつ 「コロナへの不安を述べる精神科の患者さんの中で、ごく少数ですが、非常に安定した心理状態を維持している方もいます。 彼らの共通点は感謝の気持ちを外来で話していることです。 『先生もこんな状況なのに診察してくれてありがとう』『先生が頑張るなら私も頑張るよ』『先生もコロナにならないように気をつけて』『また来月会えるのを楽しみにしているよ』。 健常者に比べて、気分が不安定になるリスクが高いにもかかわらず、みな一様に元気なのです」 「精神的に安定しているから気持ちに余裕が生まれ、感謝の言葉を話す。 もしくは感謝の気持ちを伝えることで気持ちに余裕が生まれる。 おそらく両方の作用があるとみています」 以上が、鹿目医師のアドバイスである。 しかし、つらい状況だからこそ、見えてくるものもある。 こんな状況だからこそ、「当たり前」が「ありがたい」のだ。 家族がいるから自分がいる、両親がいるから自分がいる、作ってくれる人がいるから物がある、物を売ってくれる人がいるから買うことができる、そんな「当たり前」にもう一度目を向け「ありがとう」と言ってみる。 意外とこういうシンプルなことが、「コロナうつ」を防止する鍵なのではないだろうか。 写真=iStock. 著作としては「偏差値30からの中学受験シリーズ」(学研)、「ノープロブレム 答えのない子育て」(学研)、「主婦が仕事を探すということ」(東洋経済新報社 共著)などがある。 最新刊は「鳥居りんこの親の介護は知らなきゃバカ見ることだらけ」(ダイヤモンド社)。 ブログは「湘南オバちゃんクラブ」「Facebook 鳥居りんこ」。 ---------- (エッセイスト、教育・子育てアドバイザー、受験カウンセラー、介護アドバイザー 鳥居 りんこ) 外部サイト.

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誰もがなりうるコロナうつに打ち勝つ方法

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世界で「コロナうつ」などの精神疾患が急増 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、世界でうつや不安障害の症状を訴える患者が急増している。 感染への過度な不安や外出禁止に伴う隔離措置により、人とのつながりが遮断されたことが大きな影響を与えているものとみられる。 最前線で治療にあたる医療従事者の間でも懸念が広がっている。 先行きが見えない不安が続く中、「心の健康」を守るにはどのように対処すべきなのか。 また、「在宅勤務」をうまく進めるにはどうすれば良いのか。 日常生活で実践できる7つのポイントについて、ハーバード大学医学部准教授で「アメリカうつ・不安障害協会」会長のルアナ・マルケス博士に聞いた。 ハーバード大医学部准教授 「アメリカうつ・不安障害協会」会長 ルアナ・マルケス博士 ハーバード大医学部准教授が勧める「コロナうつ」を避けるポイント マルケス博士は、精神の不調を訴える患者が急増し、それが常態化していると指摘する。 「コロナうつ」を避けるために今、日常生活で簡単に実践できる3つのポイントを紹介する。 過度に情報に接し続けることは避け、うまく脳を休憩させることが重要です。 例えば、携帯電話をオフにし、散歩や読書、お茶を飲んでリラックスをするとよいでしょう。 従来の健康的な生活習慣を維持することがとても重要です。 健康的な食事をし、適度な運動を取り入れ、良質な睡眠をとることは、脳を健全な状態に落ち着かせるだけでなく、免疫機能向上にもつながります。 電話やオンラインなどもうまく取り入れて家族や友人と会話するなど、「孤立状態」に陥ることを防いで下さい。 仕事と私生活の境目が曖昧に…「在宅勤務」をうまく進めるコツ 外出禁止による「在宅勤務」で自宅に閉じこもる時間が増え、仕事とプライベートの境目が曖昧になることで、ストレスを招いてしまう。 長引けは、メンタルヘルスに悪影響を及ぼしかねない。 「在宅勤務」をうまく進めるためにはどうすれば良いのか。 マルケス博士が勧めるのは「オン」「オフ」の区別を明確にするための次の3つの方法だ。 職場に行く必要がないからといって曖昧にせず、スケジュールを明確に管理して規律を保つようにすることです。 「プライベート」と「仕事」の空間を分ける 本来、自宅はリラックスのための空間。 自宅に仕事を持ち込む場合には、なるべく「空間」を切り分けることが望ましいです。 例えば、部屋の隅に小さなデスクを置くだけでもいい。 家の中ではその机があなたの「職場」だと考え、日常の空間からはなるべく切り離すのです。 休憩も取り入れて、可能なら同僚たちとも会話をする。 そして、仕事が終わったらその「職場」から物理的に離れるようにする。 同じ部屋の中だとしても、なるべく「プライベート」と「仕事」の空間を分けることが重要です。 その時間で自然とスイッチが「仕事モード」から「オフモード」に切りかわりますが、今はその時間がなく「切り替え」がうまくできないことがあります。 在宅勤務では、その時間を物理的に取り入れると良いでしょう。 例えば、仕事が終わったら、散歩や軽い運動をする。 もし外に出られなければ、オンラインを活用し自宅で適度に体を動かすといいですね。 軽い運動などの「切り替え」が大切 犬や猫などペットを飼い始め、症状が改善するケース アメリカでは、新型コロナウイルスの発生以降、保護犬、保護猫の需要が急増している。 動物の力を借りて、長引く「外出禁止」を乗り切ろうとする人が増え、注目が集まっているのだ。 バージニア州の動物保護団体「ラッキー・ドッグ・アニマル・レスキュー」によると、譲渡件数は例年の3倍に急増し、3000件近い応募申請があるという。 マルケス博士も、ペットを飼育することで症状が改善するケースがあると話す。 私の患者の中にも、これまでは犬を飼う事が出来なかったものの、在宅勤務を機に犬を飼い始め症状が改善したケースがありました。 人によっては、ペットを飼う事で、家族と会話をしたり、お茶を飲んでリラックスするのと同様の効果が認められます。 もし、あなたが犬や猫と触れ合う事で「つながり」を実感できるなら、そうすることを強く勧めます。 つぶらな瞳に不安や孤独感も癒される 【執筆:FNNワシントン支局 瀬島隆太郎】.

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