マンガ 描き方。 【詳細レビュー】マンガのマンガ伝わるマンガの描き方編は漫画表現を言語化したテクニック本

まんが作りのコツを徹底解明!~ストーリーの組み立て方編~

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このサイトについて 当サイトは漫画の描き方を初心者の方にご紹介しています。 今まで分からなかった、あんな事やこんな事。 恥ずかしくて人に聞けない・・あまりに初歩的な事すぎて 聞けない・・聞く人が周りにいない。 そんな方たちの為に少しでもお役に立てればと思っております 利用方法 まず超がつくほどの初心者の方。 左のメニューの漫画を描く作成手順のページを開いてみてください。 そうすれば、漫画制作の全体の大まかな流れが把握できます。 さらにその流れにそったものを項目別に用意しました。 それぞれを読んでいただければ、漫画制作は開始です!。 そして実際制作してみると、また新たな問題がでてきます。 そうしたら又あらためてページを読んでみる事をオススメします。

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マンガの描き方―総まとめ!よく言われるコツ・方法論をまとめてみました

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絵が描けたらいいなあ、と思うことはだれしも一度はあると思う。 私もそうだ。 絵が描けたらいいなあと思いながら、練習するのは面倒くさいなと思ってしまう。 ということは結局、私の「絵が描きたい欲」はその程度なのかもしれない。 そういう人がプロになれるのだろうと思うし、それがパッションなのだと思う(ボーク重子氏的に言えば)。 素人からプロ志望まで役立つ一冊 さて今回紹介するのは、マンガを読まない人でも名前を知っている ゴッド・オブ・マンガこと先生が一般の人向けに書いた「マンガの描き方」である。 もともとは昭和52年に刊行された本で、こういう昔の本が非常に安価に手に入るようになるというのはバンザイなところである。 (私が購入したときはセールだったので99円だった) 内容はというと、タイトルのままで、まったくマンガを描いたことがない人からある程度マンガを描いているまで、 幅広い人を対象に「マンガの描き方」を伝授している一冊だ。 とはいえ、いかんせんターゲットの幅が広すぎるので、どんな読者にも当てはまらない部分があるのが玉に瑕。 たとえば私のようにまったく絵が描けない人間は、冒頭部分は「なるほど」とおもしろく読めたが、中盤の高度なマンガのテクニックや具体的に使う道具の話はあまり興味を持てなかった。 落書きだってマンガなのだ! しかし、手塚先生はスーパーハードに仕事をした人だと知っていたので、てっきり素人相手にもスパルタ方式なのかと思ったが、 いがいと優しい。 素人に対しては 「とりあえず絵を描いてみなさい」とアドするのだが、とにかくそれはどんなに下手でもいいそうだ。 たとえば、課長をぶん殴りたいなら、課長(とおぼしき絵)に、あなたのゲンコツを描き加えてみる。 といっても、なにもゲンコツを描かなくても、ただの丸でいい。 あなたさえそれをゲンコツだと思えばいいのだ。 先ほどのように矢印を使って、ゲンコツと文字で書き添えてもいい。 デートのふたりは、顔だけでなく、からだまで描いたほうがいい。 まずあなたとおぼしきほうに胴体や手足をつけてみよう。 あなたが長身なら、キュウリのように長細い丸をくっつけ、手足を棒で描き加える。 相手の女性が(または男性が)キングサイズなら、あなたより大きい胴体を描く。 そしてふたりが愛しあっているなら、ふたりの上にハートを描いてみる。 「片思い」なら、そのハートのまわりを前のようにかこんで、ちょっとした出っぱりを、あなたの顔のほうに向けてみる。 つまり、「フキダシ」である。 フキダシはなにもセリフでなくてもよいのだ。 マンガというものが、そこらの駅売りに並んでいるコミック週刊誌のことなら、それはプロのマンガであって、マンガのすべてではない。 たとえば、だってマンガといえば、マンガなのだ。 トイレの落書きだってりっぱなマンガである。 こういうことは、やっぱり 「誰が言うか」で説得力がまるで変ってくる。 自分の命を削り、生涯をマンガに費やした伝説的なマンガが「落書きだってマンガだよ」というから、すごくその言葉に説得力が出てくるんじゃないだろうか。 マンガの要素とはなにか? 私はあまり「絵を描く」ということを考えてみたことがなかったので、本書に書かれていたことはけっこう新鮮な内容が多かった。 たとえばこれは、 「マンガの3つの要素」を説明しているところ。 小さい子の絵には、まず、ものの形の「省略」がある。 手の指の一本一本まではけっして描かない。 しかし手なのだ。 それから「誇張」もある。 頭をのみたいに大きく描くのがそれだ。 人間大の草花だって、そうである。 三つめに、「変形」もある。 自分の描きやすいように、好き勝手に形を変えて描いている。 しかも、それが人なら人、犬なら犬と、ちゃんと決まっているのだ。 「省略」「誇張」「変形」、この三つは、幼児画の特徴で……落書きの特徴で……そして、マンガの、すべての要素なのだ! こちらはマンガに必要なもう一つの要素、 「荒唐無稽さ」について。 荒唐無稽 さ、デタラメさを抜きとったマンガが、いかにつまらないか、考えてみるといい。 最近、あまりにも写実的な絵で、きまじめでリアルな物語のマンガが多い。 こういったものは、デタラメやウソを入れようにも入れられないから、しょせん、絵のほうもくそまじめで終わってしまう。 劇画でも、とか、作家が原作を書くと、やっぱりリアリティを重んじるせいか、デタラメさが少なくなる。 しかしです。 マンガのなにがおもしろいかといって、あのしたたかなウソ、ホラ、デタラメ、 支離滅裂、荒唐無稽さに出会ったときのたのしさったら、ないのである。 さんのマンガは、それが生命力なのである。 マンガを描こうとする人は、力のおよぶかぎり、ウソ、ホラ、デタラメに徹してほしい。 ことに絵のうえでは、PTAや警視庁からとたんにクレームがつくくらい、ハメをはずしためちゃくちゃを描いてほしいものだ。 ただしもちろん、優しさだけではない。 先生はいわゆる「マンガ」と「プロのマンガ」をわりと明確に区切っているようで、プロに対しては結構要望が厳しめだ。 そのあたりは本書を読んでみてほしい。 まずパクリから始めよ さて私は本書を読んでいて、具体的なマンガの描き方よりも、シナリオやキャターの作り方がかなりおもしろかった。 (将来的には小説も書いてみたいと思っているので) たとえば主人公の作り方はこんな感じ。 手塚先生は2つの方法を伝授してくれる。 新しい主人公をつくる、便利で手軽な方法がある。 ひとつは、既成の主人公の性格を変えること。 「」を例にとれば、彼女の性格はおっちょこちょいで、お人好しで、あわてものだといえるから、この特徴をまったく逆に、非常に怒りっぽい、かんしゃく持ちな性質にしたててみるわけだ。 親しい友だちや町で見かけた人が、かんしゃく持ちの印象でおもしろいと思ったら、借りものの主人公におきかえてみよう。 借りもののの顔に、なにかつけ足せばオリジナルのものができるように、主人公の性格もまったくオリジナルになるものだ。 もうひとつの方法は、たとえば、と「」のこまわり君の性格を混ぜあわせて、ひとりの人物をつくってしまうことだ。 しかし、この方法は、下手をすれば「ジキルとハイド」にもなりかねない。 もっとも、この混乱は、描いているうちにだんだんなくなっていく。 ひとりの人物にあまり多くの性格を入れると、逆に印象が弱くなることもある。 要するに、 完全にゼロベースから主人公を作り出すのはハードルが高いから、既存の人気者の要素を借りてきてそれをベースにしてしまおうということだ。 日本では伝統的に「」が言われているが、マンガも同じだ。 素人がいきなりゼロからなにかを作り始めるのはハードルが高いから、まずは世の中にあるものを模倣することから始めるのは、どの世界でも鉄則ではないだろうか。 シナリオの組み立て方 手塚先生はシナリオの作り方についても、ご丁寧にイラストで説明してくれる。 たとえば「長編をいきなり書くな! まず短編を最後まで書き上げろ」というのは、まさに小説でも音楽でも同様のことが言えるだろう。 最初は短くてもいいから「最後まで終わらせる」ということが大切なのだろう。 これはに入れて置き、また期があったらじっくり読み直したい。 今日の一首 39. 浅ぢふの をのの篠原 しのぶれど あまりてなどか 人の恋しき 参議等 現代語訳: 浅く茅(ちがや)の生えている小野の篠原のように忍んできたけれど、 どうしてこんなにあなたが恋しいのでしょうか。 解説: にある詠み人知らずの「浅茅生の 小野の篠原 しのぶとも 人知るらめや いふ人なしに(あの人は私の恋心を知っているだろうか、いや、知らないだろう。 伝えてくれる人がいないのだから)」という歌の。 ちなみに、「小野」というのは単純な「野原」のことだけど、リズムを整えるために「お」をつけている。 後記 ようやくテイルズ・オブ・ベルセリアを終えたので、「ニーア オートマタ」をユルユルとはじめた。 先にがプレイしてたんだけど、マルチエンディングで周回が前提となっているらしい。 その分、シナリオは比較的短め。 あらすじ 舞台ははるか未来。 異星人と彼らの生み出した兵器「機械生命体」により壊滅した地球から逃れた人類は月に移住。 人類も「アンドロイド兵士」を生み出し、地球奪還のために活動させていた。 主人公の2B(トゥービー)は相棒の9S(ナイン)とともに地球で調査を行うなかで、真実を知っていく。 基本的には主人公の2Bを操作して敵をなぎ倒していくアクションゲーム。 難易度はいつでも選べるけれど、ぶっちゃけノーマルでもちょっとシビア。 どこがシビアかというと、雑魚敵でもダメージがでかい点だ。 「すべての攻撃を回避する」ができないと厳しいので、雑魚敵でも5体くらいに囲まれるとあっという間に死んだりする。 (あと野生動物がやたら強い) ただし、レベルが上がるとごり押しもできる。 しかし形式で荒廃した地球を自由に歩き回れるのはかなりいい。 個人的にポストアポカリプス的な廃墟風景は好きなので、マップを探索するだけでも楽しめる。 キャターデザインもいいし、いまのところ戦闘システムも楽しい。 まだ一周もしていないので、適度に進めてあとはシナリオを楽しんでいきたい。 ということで今回はこんなところで。 それでは、お粗末様でした。

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マンガ 描き方

スポンサードリンク 手塚治虫の漫画の描き方とは 手塚治虫氏はいくつかの漫画の描き方系の本を出している。 まだ初期のころの手塚治虫氏が出した漫画の描き方本が「漫画大学」。 漫画大学は1952年から1954年にかけて漫画少年という雑誌に連載されていた漫画を収録したもので、手塚治虫全集に未収録の作品がおさめられている 1977年、手塚氏は漫画史上に残る漫画の描き方名作本を発表した。 それが手塚治虫のマンガの描き方である。 手塚治虫の漫画の描き方は、これから漫画を描こうと思っている人へ向けた本。 手塚氏自身本のまえがきで、漫画を描いてみたい人へ向けた簡単な手引書という位置づけで紹介している。 しかし実際の内容を見てみると、かなり漫画表現の本質に食い込んでいるのだ。 手塚治虫のマンガの描き方には漫画絵の描き方も載っているけど、それは 絵を記号として捉えたパターンの描き方だといっていい。 この本で描かれている絵の描き方の部分はさすがに昭和の時代の描き方なので、そのまま現代の漫画に当てはめると古いだろう。 手塚治虫のマンガの描き方で注目すべきは絵の描き方ではなく、漫画の発想の仕方や漫画表現の根本を教えてくれる点にあるのだ。 そしてここは時代が変わろうと普遍的に重要なポイントなのだ! 以下から手塚治虫のマンガの描き方に書かれている、漫画表現におけるとても大切なことについて取り上げていこう。 手塚治虫のマンガの描き方:漫画の本質は落書き 手塚治虫氏は漫画の描き方のなかで、 漫画の本質は落書きであると述べている。 漫画は絵が描ける描けないに関係なく、誰もが作ることができる。 なぜなら漫画の根底には落書き精神があり、すべての漫画は落書きから出発しているからだと。 これは本質をついた言葉である。 僕も漫画表現最大の強みとは荒唐無稽で、子供のように純粋果敢で、自由自在に発想を広げていける、何でもありな爆発力のある表現にあると思ってる! つまり「落書き精神」である! 上手さとか器用さとか、テクニックだとか、そういうのも大切だ。 しかし漫画が漫画らしく、圧倒的に漫画である根源には、 バカバカしい落書き精神があるのだ! この自由奔放な漫画の源をつかんだ上で、テクニックは初めて生きるのだ! 手塚治虫氏はこの重要なことを知っており、自身の作品で縦横無尽に生かしている。 手塚氏は絵が描けないなら棒人間でもへのへのもへじでもいいから、落書きで漫画を描いてみようとすすめている。 「漫画は落書き」の精神が核にあることで、漫画は無限大な表現の広がりを見せたのだ! 漫画の落書き精神は今現代においてこそ重要な認識といえる。 なぜなら現代の漫画は絵がとてもうまくなっている。 絵が上手いのは良いことだ。 手塚治虫氏は漫画の本質を子供の絵を例にして解説している。 子供の絵は感覚的だ。 でも、そこが良いのだ! その子供っぽさが漫画らしいのだ! 子供の描く絵には 省略がある。 例えば子供は手の指や足の指を正確に描いたりせず、単純に省略して描くだろう。 また子供は絵を描くとき、対象を 誇張する。 人の顔が異様に大きかったり、花やペットが人間以上に大きかったりするだろう。 子供の絵には 変形もある。 例えば犬を描くにしても、自分が描きやすいように変形して描いたりする。 形がいびつでも子供たちにとっては犬なのだ。 このように省略、誇張、変形とは子供の絵に見られるものであり、これこそが落書きを構成している。 漫画の原点とは省略、誇張、変形を用いた落書きにあるのだ。 落書き精神とは絵だけを言っているのではない。 物語やキャラクターを含めて落書きのようなぶっ飛んだ爆発力が命だと、僕は思っている。 デッサンもヘチマもない。 漫画を描く時に必要なのは描きたいものを思うがままに描き殴る落書き精神であり、そこに始まりそこに終わるのだと手塚氏は書いている。 素晴らしい言葉である! これは漫画を描く初心者に対して手塚氏が書いていることであり、プロの漫画家に向けてのメッセージではないだろう。 しかし極端とも見える手塚氏のメッセージは、確実に漫画表現の核をとらえている! 手塚治虫のマンガの描き方:漫画は庶民の批評精神 手塚治虫氏は漫画とは庶民の批評精神なのだと書いている。 漫画は世の中に対する自分の思い、欲望を絵で描いて表現するのだと。 自分なりの社会に対する批評の目を持って、それをこそ漫画で描くのだと。 漫画家は社会批評家としての目も必要なのだ。 そして感じたことを漫画で風刺する。 生きる中で感じる思い、欲望、社会への批評眼… こういったものを漫画を描いて風刺するのだ。 僕は社会に対する批評精神とか感じたことを漫画に描くというのは、漫画のテーマなんだと思う。 漫画を描くとき、その背骨となるのがテーマ。 生きるなかで感じた思いを漫画を通して表現しよう!というメッセージが本から感じられるのだ。 スポンサードリンク 手塚治虫のマンガの描き方:漫画の絵はウソを描くもの 手塚治虫氏は言う、 漫画の絵はウソを描くものだと! 漫画の絵のウソとはどういうことか? 例えばミッキーマウスの耳はどこから見ても2つに見える。 本当なら重なって耳が一つしか見えなくなる角度もあるのに、常にミッキーマウスの耳は2つに見えている。 このようなことを漫画絵のウソと手塚氏は書いている。 例えば以下は漫画独特の誇張した絵であり、ウソを描いた絵だといえる。 例えば風が吹いてビルが弓のように曲がったり、驚いて目の玉が飛び出たりといった漫画の演出。 これら漫画のデタラメさ、ウソ、支離滅裂、荒唐無稽さが面白いのであり、漫画表現の生命なのだ。 ありえないウソやホラやデタラメを思いっきり漫画のなかで描き出す、 そ んな落書き精神こそが漫画の原動力だというメッセージが本の中にある。 「それは子供向けの漫画だからでしょ」という意見もあるかもしれない。 しかし大人ものだろうと子供向けだろうと、 漫画の核心にあるデタラメな発想の爆発力! これだけは漫画を描くときに絶対に忘れてはならない要素だと僕は思っている。 手塚治虫のマンガの描き方:道具の使い方 手塚治虫のマンガの描き方では漫画を描く際の道具の選び方や使い方についても書かれている。 ペンの使いかた、ベタの塗り方、修正やふきつけの仕方、仕上げの方法やスクリーントーンについて、漫画を印刷するときの知識なども書いてある。 要するに初心者が漫画を描くために必要な段取りがざっくり書かれているということ。 当時の漫画はこんな風に作られていたんだなという資料的価値のある部分だといえる。 スポンサードリンク 手塚治虫のマンガの描き方:顔の描き方から構図まで 手塚治虫氏が主張する漫画の絵とは省略を行い、特徴を誇張して描くというやり方だ。 ミッキーマウスなどウォルト・ディズニーのような絵の描き方なのだ。 つまり手塚治虫氏は漫画の絵を記号としてとらえている。 本には顔の形、目の形、口の形などをパターンとして描く方法が書かれているのだ。 キャラクターの表情はパーツの組み合わせで作ることが出来る。 下のような汗の模様や、鼻の描き方なども、記号といえるだろう。 手塚氏は漫画の絵を記号としてとらえることで絵を作り、複雑な心理描写を描いていたのだ。 また漫画の人物はゴム人間を描くのだ、ということも書かれている。 手塚氏は一貫して漫画の絵に必要なのはデッサンの正確さよりも、面白さが優先すると主張する。 デッサンが必要ないというのではない。 デッサンは大切だけど、 落書き精神や絵としての面白さこそが漫画の命なのだと。 他にも本では女性の描き方、効果音の描き方、キャラクターのリアクションのパターン、構図や背景の描き方にも触れられている。 手塚治虫氏独特のこれらの描き方論は、ところどころ学ぶことが多い。 本の中でキャラクターを作るときの個性の出し方についても、サザエさんを例にして書かれている。 そのキャラクターの特徴を強調することで個性をつけるのだ。 サザエさんならあの髪型がトレードマーク。 手塚氏は 漫画のキャラクターはどことなく作者に似てくるものだという興味深いことも書いている。 これはまさにそうで、僕も自分のキャラクターを見るときどことなく雰囲気が自分に似ていると感じる。 漫画のキャラクターには作者の空気感がのりうつるのかもしれない。 また手塚キャラクターのひげ親父や写楽くんのキャラクターが出来る過程も書かれており、手塚ファンには興味深い内容となっている。 昭和の時代、漫画が子供の読みものだったころの懐かしい漫画。 漫画を先導してきた手塚治虫氏の、漫画に対する思いが読める点も本の見どころだなのだ。 手塚治虫のマンガの描き方:漫画家を目指す人へ向けたメッセージ 手塚治虫のマンガの描き方には漫画家志望の人に向けた手厳しいメッセージも書かれている。 漫画家というのは、1にも2にも漫画を描くことが好きで、描くことに生きがいを感じた人がなっていくのだと。 漫画家を目指す人のなかにはお金や地位、名声が目的でなろうとする人もいるかもしれない。 しかし漫画家に本当に必要なものは、 漫画を描きたいという情熱であるということを手塚氏は以下のように書いている。 描くことの生きがいは、生活の確立とか、食うことの保障とか、ましてや、楽をしようなんて欲からほど遠いものなのだ。 だからもし、あなたがまかりまちがってプロ漫画家になろうなんて気を起こした場合には、作家なんて連中ともつきあわあず、編集部へ持ち込みなんかもせず、ただひたすらたくさんの量を描くことだ。 それを数年続けてすこしも執筆欲が衰えなければ、今度はたぶん何かの縁で先方から幸運が舞い込むだろう。 それまでの執筆の実績は天知る、地知るというわけである。 引用:手塚治虫のマンガの描き方より 胸を打つ言葉である! スポンサードリンク 手塚治虫のマンガの描き方:案の作り方 僕は手塚治虫のマンガの描き方のなかで、とくに案の出し方の部分が参考になっており、いまだに何ども読み返している部分だ。 手塚治虫氏は漫画の案の出し方として、 演繹法や帰納法を紹介する。 また四コマ漫画こそが筋だての基本であり、、四コマ漫画が描ければどんな漫画でも描けるということが書かれている。 具体的に四コマ漫画の起承転結を出して、作り方が説明されている。 手塚治虫氏が漫画の描き方のなかで言っている印象深い言葉をご紹介しよう。 漫画は本来、この冗談、つまりジョークとユーモアを売り物にするものだ。 そして読む方を面白がらせ、カタルシス、すなわち気分をサッパリさせるためのものである。 これのともなわない漫画は漫画ではなく、何か別の分野のものだ。 引用:手塚治虫のマンガの描き方 この発言にも漫画の精神は落書きにアリ!という言葉のニュアンスを感じる。 と同時に、当時の手塚氏のライバル的位置にあった劇画に対する意思表明のようにも感じられる。 手塚治虫型の子供っぽい漫画に反発して生まれた劇画。 劇画は手塚漫画のライバルとなり、劇画によって手塚治虫氏は悩まされた。 やがて自身も劇画の手法を取り入れるようになる手塚漫画。 しかし心の中では漫画とは劇画ではなく、ジョークやユーモアを売り物にする落書き精神にあるのだと言いたかったのではないだろうか。 手塚治虫のマンガの描き方:物語の作り方 手塚治虫のマンガ家入門で案の出し方と並んで役に立つのが、物語の作り方の部分だった! 手塚治虫氏は お話好きになることが物語が作れるようになるコツだと書いている。 つまりいろんなジャンルの物語にたくさん触れて、ストーリーのパターンを自分の中に取り入れるということ。 実際手塚治虫氏は幼いころからお伽話を読み聞かせてもらっていたり、落語や漫画が大好きだった。 これらたくさんの物語に触れてきたからこそ、物語のアイデアが次々に浮かんでくるのだろう。 手塚治虫のマンガの描き方では、漫画を作る際の台本の書き方まで解説されている。 台本とは映画などに登場するキャラクターのセリフや動き、背景指示などが書かれたもので、 手塚氏は漫画を作るときも必ず用意しているという。 台本の作り方としてシノプシス、箱書き、シナリオの例作も載っており、物語を作るときの構成が図入りで書かれているので、とても参考になったのを覚えている。 そして手塚治虫氏は漫画のテーマの重要性を説いている。 物語には、自分が言いたいことがはっきりと現れている必要があるのだと。 手塚治虫氏が鉄腕アトムに込めたテーマは、 人間対ロボットの葛藤だった。 人間のロボットに対する差別やさげすみ、立場が上の者がする仕打ちへの疑問を描きたかったのだという。 ブラックジャックもリボンの騎士も、皆「 人間関係のあつれき」がテーマとしてあったらしい。 他にも手塚治虫氏を象徴する漫画のテーマに「生と死」がある。 このテーマが作品に深さや厚みを増すのだ。 スポンサードリンク 手塚治虫のマンガの描き方:漫画は最後の1ページまで描く 手塚治虫氏は長編漫画を描く第1のポイントとして、漫画を最後まで描くことをあげている。 これはすごく大切なアドバイスで、長い漫画になると途中で飽きてしまい最後まで漫画を描き終わる人が少ないのだ。 長編漫画を描こうとする人は初めは8ページくらいでオチのついたものを描くようにすると、途中挫折を防ぎやすい。 また長編漫画を描く時のポイントとして新機軸をぶちかます大切さについて書かれている。 ただ長い漫画を描けばよいというわけではなく、 何かしら新しい要素を取り入れてみようということ。 手塚氏は戦後の漫画に映画的な手法を取り入れて、悲劇など劇的なドラマを漫画で描く方法を編み出した。 画風とか主人公の性格に新しさをというのではなく 、物語を含めた全体のムードに対してこれまでにない新しい感覚を持たせてみようというメッセージだ。 小さくてもいいからその人にしかできない新しい漫画表現を試してみる意識を持つ。 そのためには以下の3点を心がけると良いという。 1:あまり、他の漫画作品 ことにプロの を見ないこと 2:深く考えすぎず、ただマイペースで描くこと 3:描いている途中で人の意見を入れないこと 引用:手塚治虫のマンガの描き方 ここに続いて、手塚治虫氏は手の描き方や足の描き方、キャラクターの動作や感情の描き方のパターン、人物のプロポーションや雨風の描き方などを絵で載せている。 最後にはふろくとして、手塚氏から漫画が描きたくなった人へ漫画を描くためのコツが書かれている。 漫画はどんなふうに描いてもいいのだ。 漫画の生命は自由奔放な面白さであり、これまさに落書き精神! しかしどんな漫画を描こうとも基本的人権だけは守って描くように、というメッセージがある。 最後に印象深い手塚氏のメッセージを書いてみよう。 漫画家は漫画以外の教養が最後にモノをいう。 つまり漫画を描く人は漫画だけを読んでいてはだめで、文学や科学書、評論集や紀行など幅広く知識を取り入れている必要があるということ。 人生体験や読書や名作などのバックボーンから、漫画作品は生まれるということだろう。 手塚治虫のマンガの描き方の最後に 手塚治虫のマンガの描き方は、漫画をこれから描いてみたい人へ向けた優しい手引書的な位置づけの本だった。 しかし中身を見ると、 漫画表現における忘れてはならない原点や、アイデア、物語の作り方などの重要事項が書かれている。 この部分は現代においても変わらず大切であり、漫画描きが吸収しておくべき要素だと僕は感じている。 手塚治虫のマンガの描き方は、絵がある程度描ける中級者くらいの人に向いた本だろう。 また手塚治虫氏がどのようにキャラクターを作り、思いを込めて漫画を描いてきたのかということが書かれており、興味深い内容だ。 手塚治虫のマンガの描き方は絵の描き方などテクニックを読むというよりも、 まさに漫画の心、魂の部分を吸収すべき本だ。 漫画創世記を作り上げてきた巨人の、漫画に対する真摯な思いを込めた手塚治虫のマンガの描き方。 忘れてしまった漫画表現の原点に立ち返りたい人にとって役に立つ本だろう。 漫画とアートが融合した「漫画アート」の創作をする、自称「天才漫画アート芸術家」!物心ついた頃には絵を描いており、7歳のときに漫画を描き始め、18歳のときに絵画と出会う。 その後、自分の中で漫画とアートは一つとなり「漫画アート」の創作を始める。 2010年~2013年ころにFC2やSeesaa 無料ブログ でブログを書いていました。 2016年9月にワードプレスでブログ「天才漫画アート芸術家」を立ち上げ、今に至る。 漫画描き、絵描き、ブロガー、漫画アートYouTuber、Webライターなどをしています。 これら全部ひっくるめて漫画アートです。 僕にとって生きること全体が漫画アート!漫画アートは僕にとって表現をこえた宇宙であり、生きることそのもの。 詳細なプロフィールページはただいま作成中。 漫画アートで世界を変える(change the world with manga art)!これが筆者が向かうところです。 1000年に一人の天才クリエーターと確信する漫画アート芸術家は、「漫画アートで人類史上の最高傑作を生みだす!」という目的へ向けて、今日も容赦なく爆進していきます!.

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