かちかち 山 あらすじ。 かちかち山のあらすじと教訓!使える知恵をつける方法。

本当に子供向け??実は怖い日本昔話「かちかち山」 | 都市伝説・オカルト・怖い話・心霊スポット|オカルトオンライン

かちかち 山 あらすじ

カチカチ山の主要登場人物 うさぎ 十六歳の処女。 月の女神ディアーナのように美しいが、若く美しい女性が往々そうであるように、醜いものに対して極めて残酷です。 狸(たぬき) 三十七歳。 無神経で厚かましい。 うさぎに親切だった老夫婦に、食べられそうになって反撃しますが、うさぎに憎悪されます。 しかし本人はうさぎへの助平心で目が曇り、うさぎの本心に気づきません。 お爺さん(おじいさん) 昔話に出てくる、フツーのお爺さん。 畑にいたずらする狸を捕まえ、狸汁にするよう、お婆さんに指示しました。 お婆さん(おばあさん) これまたフツーのお婆さん。 お爺さんに言われて狸を調理しようとしたところを返り討ちされ、逆に調理されてしまいます。 カチカチ山 の簡単なあらすじ 昔々、河口湖畔にお爺さんとお婆さんが住んでいました。 ある日お爺さんは、畑にいたずらしていた狸を捕まえ、狸汁にするようお婆さんに言って出かけます。 すると狸は人の好いお婆さんを騙して縄を解かせ、お婆さんを殺して食べてしまいます。 狸本人から、そのことを聞いたうさぎは、老夫婦に恩を受けたことを理由に、日頃から忌まわしく感じていた狸への懲罰を決意します。 児童読み物だと、狸はお婆さんをひっかいて逃げただけ。 それなのに、うさぎの報復は執拗で、なぶり殺しと言っても良い。 そのせいかどうか、小さなお子さんが、 「たぬきさんかわいそう」 と、狸に同情することもあると、作者は指摘します。 では、伝承にあるように、狸はお婆さんを騙して殺し、食べて骨を縁の下にばらまいたのだとしたらどうでしょう。 作者はそれでも、うさぎによる狸へのだまし討ちは正当化されないと考えます。 うさぎがどれだけ非力だったとしても、仇討ちは正々堂々となされなければ意味がない。 力は修行でつければ良いのです。 実際には、うさぎは詭計を用いて狸の背中に大火傷を負わせ、さらに変装してそこに唐辛子を擦り込み、さんざん痛がらせてから、泥舟に乗せて溺死させてしまいます。 どうしたら、ここまで残虐な仕打ちができるのでしょうか。 作者は、うさぎは十六歳のうら若き処女で、しかも月の女神アルテミスさながらの美貌と残酷さを備えている一方、狸はデブかつ愚鈍大食で、風采の上がらぬ中年男であったに違いないと結論します。 お話は、そんな狸がお婆さんを殺して食べ、山に逃げ帰ってきた場面から始まります。 狸、うさぎの逆鱗に触れる 「よろこんでくれ!おれは命拾いをしたぞ」 狸は、うさぎに会うと、いかに自分が知恵を働かせ、勇気に溢れて行動したかを、得意になって語りました。 しかしうさぎは、前からこのデブの中年狸が嫌いでした。 喋りながら虫やウンコを食べるし、年齢も容貌も生活態度も価値観もうさぎとは正反対なのに、うさぎの愛人になろうとして、自分を売り込みにくるからです。 しかもそいつは今回、うさぎを可愛がってくれたお婆さんを謀殺し、汁の具にして食べ、ショックでお爺さんを寝つかせておきながら、そのことを自分の生存力の高さだと、うさぎに自慢しにきているのです。 うさぎが自分の勇気と機転に惚れ惚れとし、褒めてくれると信じているのです。 「あの爺さん婆さんは、私のお友達よ。 知らなかったの?嘘だわ。 あなたは私の敵よ」 狸はオロオロし下手な言い訳をしますが、眼の前に虫がいたので、つい食べてしまいます。 その姿を見て、うさぎの心は決まります。 懲罰です。 うさぎは狸に、こうもちかけました。 「お爺さんの代わりに芝刈りに行ってくれたら、許してあげる」 狸が喜んだのは言うまでもありません。 うさぎは狸を先に歩かせると、火打ち石を使って背後から狸の芝に火を放ちました。 「おや、カチカチと変な音がする」 「当たり前じゃないの。 ここはカチカチ山だもの」 「パチパチボウボウと音がする」 「当たり前じゃないの。 ここはパチパチボウボウ山だもの」 可愛いうさぎの言うことは何でも信じる狸は、大火傷を負って巣に戻りますが、騙されたとは露ほども思いません。 そこに、クスリ売りに化けたうさぎがやってきて、唐辛子を狸の火傷に塗り込もうとします。 ところが、これを色白になれるクスリと勘違いした狸は、顔にまで塗ってしまい七転八倒。 しかし、可愛いうさぎの気を惹くためだと健気に我慢します。 やがてしぶとくも全快し、笑顔でうさぎのもとに顔を出した狸を見て、うさぎは心底うんざりし、 「河口湖で美味しい鮒を釣りましょうよ」 と誘います。 そして狸を騙して泥舟に乗せると、泥舟は湖の真ん中で溶け出し、狸は大慌てでうさぎに救助を求めます。 「うるさいわね。 泥の舟だもの。 どうせ沈むわ。 わからなかったの?」 狸はわけが分かりません。 お婆さんを食べてしまったのは、その辺の虫やウンコを食べてしまうのと同じで、本能からくる反射的行動でした。 うさぎには嫌われているとは思っておらず、生来の厚かましさからか、逆にかなり好かれていると信じていました。 「冗談はいい加減よせ。 腕を伸ばして、その櫂を差し伸べてくれ」 狸は懇願します。 しかし、うさぎは櫂を差し伸べるどころか、それで狸を殴り始めました。 「あいたたた、何をするんだ。 櫂で殴りやがって。 そうか、わかった。 お前はおれを殺す気だな」 ここへきて、ようやく狸はうさぎの殺意に気が付きました。 しかし、時既に遅く泥の舟は完全に沈没。 泳げぬ狸は水を掻いてもがきます。 そこに、櫂を握ったうさぎの容赦ない打撃が、何度も何度も…。 湖に沈みながら、狸はうさぎにこう叫びました。 「ひどいじゃないか。 おれはお前にどんな悪いことをしたのだ。 惚れたが悪いか」 そう。 惚れたが悪いか。 古来、世界中の文芸の哀しいテーマは、一にここにかかっていると、作者は深く頷きます。 湖面から狸の姿は消え、一人残ったうさぎはこう呟くのでした。 「おお、ひどい汗」 カチカチ山 を読んだ読書感想 この作品は、『御伽草子』としてまとめられた短編集の中の一編です。 大学時代、付き合っていた女性に薦められて、この作品を知りました。 それまでは、太宰治というと心中事件とか、『人間失格』とかのイメージがあって、面倒臭そうだと敬遠していたのですが、この短編集を読んで、評価が逆転しました。 (人間の才能って、何なのかな?) そんなことも、考えるキッカケになりました。 この短編集のどの作品にも言えることですが、太宰お得意の自虐が、見事なユーモアに昇華されています。 中でもこの『カチカチ山』は、私にとってお気に入りの一作です。

次の

かちかち山は二種類ある?

かちかち 山 あらすじ

ウサギが悪いタヌキを殺して、お婆さんの仇をとる お爺さんが畑に豆をまこうと、畑を耕していたが、そこにたぬきがやってきて播くはずの豆を全部食べてしまった。 怒ったお爺さんはたぬきを縛り上げて天井から吊して畑仕事にでかけた。 狸はおばあさんに自分が悪かったと反省するふりをして縄を解いてもらうと、杵をつくのを手伝うと言ってお婆さんを杵でつき殺してしまう。 お爺さんは悲しみのあまり何日も何日も墓の前で泣いていた。 それをみかねた前山に住むうさぎが仇を討つと約束する。 うさぎは狸に薪を拾うのを手伝ってくれと言い、狸の背負った薪に火をつけて狸に大やけどを負わせる。 その後、やけどの薬と言って味噌に唐辛子を混ぜて摺ったものをぬり、追い打ちをかける。 そして仕上げに魚を食べさせると言って、泥で船を作らせて狸をおぼれ死にさせた。 (稿: 蔵人 本掲載日2012-8-14 5:52 ) ナレーション 市原悦子 出典 (表記なし) 備考 K・S・Rとは、K=座間喜代美、S=池田志津子、R=斉藤礼子、という意味。 二見書房の絵本に新潟のお話と明記あり。 話の内容は、前半のたぬきがおばあさんを殺してしまう話と、後半のうさぎのあだ討ち話から成り立っていますが、それぞれ別の話として伝わっている地方もあります。 いずれにせよ、前半のずる賢く憎々しげなたぬきに対し、後半のたぬきはどこか間が抜けていて、うさぎにころりと騙されてしまうあたりあ、こっけいで同情をさそうほどです。 悪いことをすると最後は自分がひどい目にあいますよ、といったありきたりの教訓をこえて、昔ばなしのもつ生き生きとしたバイタリティーを感じさせる話です。 (東北地方の昔ばなし) 講談社の300より 書籍には地名の明記はない レコードの解説より LPレコードの解説によると「新潟地方の昔ばなし」 このお話の評価 6.

次の

【かちかち山のたぬき】あらすじを簡単に紹介!本当の話?実は怖い童話?

かちかち 山 あらすじ

僕が子供の頃は「日本昔ばなし」の本が家にたくさんあって、暇があればよく読んでいたものです。 その中でも、みなさんがご存じでしょう「 かちかち山」には、じつは 現代版があるのです。 かちかち山の原作あらすじ ちょっと長いんですが、かちかち山の原作あらすじをおさらいします。 昔ある所に畑を耕して生活している老夫婦がいた。 老夫婦の畑には毎日、性悪なタヌキがやってきて畑を壊していた。 業を煮やした翁(おきな)はやっとのことで罠でタヌキを捕まえる。 翁は、媼(おうな)に狸汁にするように言って畑仕事に向かった。 タヌキは「もう悪さはしない、家事を手伝う」と言って媼を騙し、縄を解かせて自由になるとそのまま老婆を杵で撲殺し、その上で 媼の肉を鍋に入れて煮込み、「婆汁」(ばばぁ汁)を作る。 そしてタヌキは媼に化けると、帰ってきた翁にタヌキ汁と称して婆汁を食べさせ、それを見届けると嘲り笑って山に帰った。 翁は追いかけたがタヌキに逃げられてしまった。 翁は近くの山に住む仲良しのウサギに相談する。 「仇をとりたいが、自分には、かないそうもない」と。 事の顛末を聞いたウサギはタヌキ成敗に出かけた。 まず、ウサギは金儲けを口実にタヌキを柴刈りに誘う。 その帰り道、ウサギはタヌキの後ろを歩き、タヌキの背負った柴に火打ち石で火を付ける。 火打ち道具の打ち合わさる「かちかち」という音を不思議に思ったタヌキがウサギに尋ねると、 ウサギは「ここはかちかち山だから、かちかち鳥が鳴いている」と答え、結果、タヌキは背中にやけどを負うこととなった。 後日、ウサギはタヌキに良く効く薬だと称して トウガラシ入りの味噌を渡す。 これを塗ったタヌキはさらなる痛みに 散々苦しむこととなった。 タヌキのやけどが治ると、最後にウサギはタヌキの食い意地を利用して漁に誘い出した。 ウサギは木の船と一回り大きな泥の船を用意し、思っていた通り欲張りなタヌキが「たくさん魚が乗せられる」と泥の船を選ぶと、自身は木の船に乗った。 沖へ出てしばらく立つと泥の船は溶けて沈んでしまう。 タヌキはウサギに助けを求めるが、逆にウサギに艪で沈められてしまう。 タヌキは溺れて死に、こうしてウサギは媼の仇を討った。 【参考リンク】 まさに、僕が子供に読んだかちかち山ですねぇ。 でも「婆汁」が出てきたから記憶が曖昧です。 僕が子供に読んだ時には、あまりの残酷さゆえ既にアレンジされていたかもしれません。 現代版のかちかち山 そして現代版かちかち山のアレンジ部分が以下。 爺さん婆さんの元で手伝いをして暮らす。 時代が変われば、日本昔ばなしの話も変わるんですねぇ。 たしかに原作を子供に読ませるのは残酷です。 日本国憲法の第9条「平和主義」にも合ってないですし。 日本昔ばなしはメッセージ性が強く込められていますが、かちかち山の原作は「 目には目を」の復讐色が強く出ています。 悪い事をした者は、成敗してしまえば解決するという終わり方です。 本当は「悪い事しちゃいけないんだよ」というメッセージを伝えたかったのかもしれません。 みなさんは、自分の子供にどっちを話しますか?僕は変化の経緯も含めて、両方のバージョンを話します。 その方が、物事を多角的に見て考えられるようになるのかなぁと。

次の