ジェンダー 平等 と は。 みんなのSDGs目標5「ジェンダー平等を実現しよう」

ゴール5:ジェンダー平等を実現しよう

ジェンダー 平等 と は

ビジネスの現場における ジェンダーの平等。 「言葉では簡単でも、実現の道のりは遠い」という言葉も聞きます。 しかし、それは本当に不可能なほど難しいことなのでしょうか。 IBMが運営するWebメディアでは、同社が主催した「Be Equal セッション——ジェンダー平等が作る新しい社会」というイベントを紹介。 ジェンダー平等が生み出す大きな価値、 日本で進まない理由などが語られていました。 女性が昇進するとビジネスは加速する。 先駆的企業の取り組みとは 最初に紹介されていたのは、ジェンダー平等がもたらす影響について。 パネリストは、日本IBM社人事部 クリスチャン・バリオスさんです。 同社いわく、「 管理職の女性比率を上げると、ビジネスに良い影響を及ぼす」という事実は、さまざまな調査結果から明らかになっているそう。 その事実を踏まえ、ジェンダー平等に先駆的に取り組む企業の多くは、女性の昇進に役立つ「4つの行動」を実践しているといいます。 Image: その他にも同社がまとめたレポートによれば、「女性の管理職への登用について」という課題に対し、一般的な企業が「可能な範囲で対応すれば十分」と曖昧にしているのに比べ、先駆的企業は「 正式なビジネス上の優先事項にし、その実現にむけてリーダーに責任を持たせる」と、具体的な目標に落とし込んでいる点に違いがあるといいます。 日本人に潜む無意識の偏見。 多様性を受け入れ、インクルーシブになることが重要 そうした明確なデータがあるのに、お世辞にも日本のジェンダー平等は進んでいるとは言えません。 その理由についてバリオスさんは、「 日本人には強いアンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)がある」と指摘。 例えば、男性マネジャーを対象とした研修で、未だに「この人は女性だから」といった言葉が出てくる現状を嘆いていました。 それでは、この状況を打破するにはどうすべきなのでしょうか。 バリオスさんは「 インクルーシブになることが重要」だと明言。 社会がより 寛容的になり、あらゆる 多様性を受け入れることが重要だとし、以下のように語っています。 私は外国人です。 しかし自分の故郷で働いたことはありません。 ロシア人と結婚しているチリ人の私が、なぜ日本やインドで働いてこられたのか——それは 社会にインクルージョンの考え方があったからだと思っています。 自分の働く会社がインクルージョンのない環境だと感じたならば、決して泣き寝入りすることなく、きちんと指摘するべき。 言わなければ何も変わりません。 当たり前のことでありながら、確かにさまざまな障壁があるジェンダー平等。 しかしその障壁をつくっているのは、われわれ自身の意識なのかもしれません。 他にも、ディスカッションに参加したみなさんが語った「日本のビジネスリーダーに対するメッセージ」など、ビジネスパーソンなら必読の続きは、よりお楽しみください。 Image: Source: 渡邊徹則.

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ジェンダー平等はなぜ日本で根付かないのか。無意識の偏見と「インクルーシブになる」という考え方とは

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ジェンダーの平等は日本の大きな課題 世界で共通の目標として掲げられる「持続可能な開発目標(SDGs)」のゴール5にはジェンダーの平等と女性の能力強化が謳われています。 このジェンダーの平等は日本でも当然取り組まれていますが、現状は厳しく、大きな課題を抱えた状態です。 ジェンダーの平等を語る上で、 ジェンダーギャップ指数はそれを判断するための1つの指標として用いられます。 このジェンダーギャップ指数とは 男女格差指数とも言い、世界経済フォーラムで2006年か公表しているレポートにて、各国の男女間の不均衡を示す指標であり、スコアがランキング形式で発表されています。 経済、教育、健康、経済の4つの分野のデータを分析して作成されており、このスコアは 0が完全不平等、1が完全平等を意味しています。 2018年12月に行われた世界経済フォーラムでは「The Global Gender Gap Report 2018」が公表され、日本は総合スコア0. 662とされています。 これは149カ国中110位と 先進国の中でも非常に低くG7でも最下位のスコアとなっています。 分野ごとの指数は以下の通りです。 スコア 順位 前年スコア 経済分野 0. 595 117位 0. 580 教育分野 0. 994 65位 0. 991 健康分野 0. 979 41位 0. 980 政治分野 0. 081 125位 0. 078 (出典:) 健康と教育分野では高めの順位ではあるものの、 経済や政治分野では非常に低いのが目立ちます。 実際、政治ではまだまだ男性の参画が多く、女性の政治家が少ない、あるいは女性の政治参加が少ないのは見て取れます。 また経済分野でも役職などに女性が就くようになったものの、全体で見れば平等とはいえないのも頷けるでしょう。 それでも前年よりもスコアはやや改善しているのがわかります。 総合スコアも前年は144カ国中114位であったことから少しずつ改善していると言えます。 それでも課題が多く、 いち早くこの状態を是正することを求められており、政府をはじめとした各機関で様々な施策が行われています。 (出典:) 日本の様々な機関がジェンダーの平等への取り組みを実施 この不平等な状態を抜け出し、ジェンダーの平等な社会を作り上げるため、政府では次のような基本原則を掲げ、具体的な取り組みにあたっています。 基本原則• 女性と女児の権利の尊重・脆弱な状況の改善• 女性の能力発揮のための基盤の整備• 政治、経済、公共分野への女性の参画とリーダーシップ向上 特に課題となっている 政治、経済の分野への取り組みへ重点が置かれているのがわかります。 これは日本国内だけでなく、世界への支援も見越した基本方針ではありますが、今の日本の課題を考え取り組むべき課題となっています。 この原則のもと、国内では以下のような取り組みが行われています。• ポジティブ・アクション• 女性に対する暴力の根絶• 育MEN(イクメン)プロジェクト• 女性応援ポータルサイト もちろんこれだけではなく、他にも様々な施策が行われていますが、その中でも代表的なこの4つの取り組みについてご紹介します。 ポジティブ・アクション ポジティブ・アクションとは、わかりやすく一つの定義をすることは難しいのですが、社会的あるいは構造的な差別によって不利益を被っている人に対し、一定の範囲において特別の機会を提供するなど、 実質的な機会均等を実現する暫定意的な処置、と政府では定義しています。 例えばジェンダーの問題の一つに 男女の能力差による差別が挙げられますが、これは個人の能力や努力によらない格差があることは否めず、このような不平等な機会を平等にするため、特別な機会を確保して提供することで、実質的な平等機会を得るという考え方です。 男女間の差別はあくまで一例であり、他にも様々なジェンダー問題に対して多様性の確保も求められており、政府そして民間でこのような機会を提供するよう取り組んでいます。 その手法は主に3つであり、それぞれ以下のとおりです。• クオータ制(性別を基準に一定の人数や比率を割り当てる手法)• ゴール・アンド・タイムテーブル方式(指導的地位に就く女性等の数値に関して、達成すべき目標と達成までの期間の目安を示してその実現に努力する手法)• 基盤整備を推進する方式(研修の機会の充実、仕事と生活の調和など女性の参画の拡大を図るための基盤整備を推進する手法) 女性に対する暴力の根絶 女性に対する暴力は現在も後を絶ちません。 配偶者などからの暴力や性犯罪、ストーカー行為、売買春、人身取引やセクハラなどは暴力行為に他なりません。 これらの 暴力を根絶する取り組みもジェンダーの平等として行われています。 女性が力の弱い立場にあり、暴力を振るわれても声をあげられない人もいます。 そのような人のために相談ができる窓口を設け、どのように対処するか相談できるのも一つの取り組みです。 他にも 「女性に対する暴力をなくす運動」の啓発としてパープルリボンの着用など広く認知してもらえるような取り組みも行われています。 育MEN(イクメン)プロジェクト 育MENプロジェクトとはその名の通り、 育児を行う男性を推進していくプロジェクトです。 子育ては女性がするものというイメージが強く、これにより女性は子どもを生んだら仕事を辞めたり育児休暇に入って長く仕事場から離れたりする傾向が強く、雇用にも影響し不平等な状況ができてしまいがちです。 それを是正するため、男性も育児に参加し、育児休暇を取得できるよう政府も働きかけています。 まだその取得率は低いものの、 10年前と比べて3. 女性応援ポータルサイト 女性が社会に積極的に参画してきたのはここ数年から数十年のことです。 そのため不安なことやわからないことも多く、なかなか踏み出せない人がいるのも現状です。 そういった人たちを応援し、また積極的に参加していくためのサポートをするために作られたのが、女性応援ポータルサイトです。 ここでは 子育てから介護といった女性が抱えることが多い問題、就職や出産後の再就職、企業や地域での活動の支援、健康などあらゆる情報を得られるサイトです。 こういったものを用意することで、女性が社会に参画しやすい環境づくりを進めています。 (出典:) (出典:公式サイト) 日本のジェンダーの平等のために私たちができること 日本のジェンダーの平等は上記のような取り組みを行うことで、改善へと少しずつ向かっています。 しかし、政府や関係機関が動くだけでは完全に改善するとはいえません。 私たち一人ひとりが意識して生活し、身の回りでもできることをしなければ改善はなされないでしょう。 例えば、結婚されているのであれば女性に家事などをすべて任せていないか、職場などであれば立場が弱い人にきつい事を言っていないか、いろいろと見えてくることがあるのではないでしょうか。 そういった細かなことでも少し意識して変えるだけで、ジェンダーの平等の機会を増やしていくことに繋がるのです。 もちろん男性だけでなく、女性の立場でも見えてくることはあります。 そういった私たちができることを取り組んでいくことで日本のジェンダーの平等は着実に改善されていくことでしょう。

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ジェンダー不平等(男女格差)問題とは?|はいぶり

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生物のとを示すジェンダー・シンボル()。 それぞれとを表す惑星記号に由来する。 語源は: "genus"(産む、種族、起源)である。 共通の語源を持つ言葉として "gene"()、 "genital"(生殖の)、: genre(ジャンル)などがある。 「生まれついての種類」という意味から転じて、のことを指すようになった。 この生物学的性のイメージを基にして、20世紀初頭には [ ]、 "gender" [ ]はなどにおける有性名詞の性による分類ないし分類クラスをさす文法的な用語として用いられるようになっていた。 英米語における genderには、以下のような用法がある。 言語学における文法上ののこと。 生物一般における生物学的のこと。 雌雄の別。 医学・心理学・性科学の分野における「性の自己意識・自己認知」のこと。。 社会科学の分野において、生物学的性に対する、「的・に形成された性」のこと。 男性性・女性性、男らしさ・女らしさ。 社会学者のの用語で、男女が相互に補完的分業をする本来的な人間関係のあり方。 イリイチはその喪失を批判している。 電子工学・電気工学の分野におけるの嵌め合い形状(オスとメス)の区別のこと。 プラグとジャック、雄ネジと雌ネジなど。 1970年代 より、一部の社会科学の分野において "gender"は生物学的性よりもむしろ社会的性の意味で用いられるようになった。 しかし1970年代の時点では、 "gender"と "sex"をどのような意味で用いるかについての合意は存在しなかった。 しかし同著の1978年の版ではこの定義が逆転している。 1980年までに、大半のは "gender"は「社会・文化的に形成された性」を、 "sex"は「生物学的な性」として使用するようになった。 このように、社会科学の分野においてジェンダーという用語が社会・文化的性別のこととして用いられ始めたのは比較的最近のことであることが分かる。 現在、英語圏では、 "gender"は的な性も社会的な性も指す単語として用いられる。 前者の場合、単に「 sex」の婉曲あるいは公的な表現として使用されていることになる。 例えば、女子のスポーツ競技において、生まれつきの性別を確認するために検査が行われることがあるが、これを指す用語として英語ではジェンダーベリフィケーション(「: gender verification」)という用語を用いる。 複数の英英/英和辞書において "gender"は、第一に「言語学的性(文法上の性)」として、第2に、古くから使われてきた「生物学的性別( sex)」として記述されている(出典:ジーニアス英和辞典、ウェブスターの辞書)。 それらに続き、社会科学の分野において用いられる「社会的・文化的役割としての性」という意味の語として記述がなされることがある(出典:)。 「言語学的性」とは、例えば男性を代名詞で「 "he"、女性を "she"と分けて表記するようなことである。 「生物学的性( sex)」とは、ロングマン現代英英辞典によれば、「 the fact of being male or female(男性または女性であることの事実)」と説明され、「 male(男性)」は「子供を産まない性」、「 female(女性)」は「子供を産む性」と定義される。 またヒト以外の動物の雌雄を記述する場合にも用いられる。 「社会的文化的役割としての性」とは、その性( sex)から想起される「男らしさ」「女らしさ」といった様々な特徴のことである。 ジョーン・W・スコットの著書『ジェンダーと歴史学』によれば、近年、欧米の社会学において、 "gender"という用語はほとんど(7割程度)の場合、「」と同義で使用されている(例: "gender and development" 女性とその経済力向上)。 日本において、ジェンダーという言葉が社会的に認知されたのは1990年代である。 『男女行動計画2000年プラン』では、ジェンダーは不平等を指摘し、それを是正する文脈で用いられるようになった。 ジェンダーは「ジェンダー・フリー」という表現に用いられることによって、性別二分法システム、性別カテゴリー自体の打破を視野に入れている。 ジェンダーの用法の広がりとともに、ジェンダー概念についての確認と捉え直しが必要になってきている。 社会的・文化的性の意識の変化 [ ] オス 左 とメスの D. melanogaster。 メスは二本のX染色体の存在により決定される。 人間だけでなく、動物、植物、昆虫などの性(: sex)を表現するために用いる。 性交との混同を避ける為に、生物学の分野では意識的に用いる必要があったからである。 このため、欧米では一般でもジェンダー( gender)は、性( sex)と同義の言葉として婉曲的に用いられるようになった。 生物学者は、研究対象が生物学的に雄であるか雌であるかを表現する為にジェンダー( gender)という用語を使う。 スポーツ選手の的な(を参照)はで「ジェンダーヴェリフィケイション( gender verification)」と呼ばれ、人間の生物学的な「男女の産み分け」を「ジェンダーセレクション( gender selection)」と呼ぶ。 また、昆虫の雌雄を判断し、より分けることを「雌雄判別( gender selection)」と呼ぶ。 宗教とジェンダー [ ] この節はなが全く示されていないか、不十分です。 して記事の信頼性向上にご協力ください。 ( 2012年8月) キリスト教 世界人口の4割を占めるでは、神が男性であるというイメージが保持されている。 かつては神の使者たる天使も成人男性の姿でイメージされていたが、近世以降は赤子や女性のイメージで描かれることも多い。 やでは聖職者の特定の地位になることが男性にしか許されていない。 では女性のが認められている教派が多い。 仏教 では、は男性であるとの主張がの一節の解釈から生じており女性はしないが来世に男性として輪廻すれば、成仏する可能性があるとの考えが一部存在する。 また、法華経という経典において、法華経の功徳で、女性が今生で男性に変化して成仏する場面が説かれている()。 では、あくまで悟りを目的としており成仏を目的としていない。 経典で複数の女性が在家、出家を問わずに涅槃に到達しており(果という)仏が必ず男であるなどという大乗仏教の考えは大乗仏教の異端性を示すものとして捉えられている。 神道 日本のでは、明治以降は最高神が女性であるとされている。 道教 では、陰と陽はそれぞれ女性と男性の属性であり、女性は月に、男性は太陽に支配されていると考えられている。 国連・持続可能な開発目標 [ ] ジェンダーの平等は、を構成する17のグローバル目標の一つであり、また、そのターゲット5. cにおいてジェンダー平等の促進が謳われている。 関連文献 [ ]• Gender 1982• ・・・・・・・・他共著 『バックラッシュ! 著『ジェンダーは科学を変える!? 日本社会学会・社会学事典刊行委員会 『社会学事典』 丸善、2010年(2010年7月30日第2刷発行)、408頁。 中村美亜 「」『ジェンダー&セクシュアリティ』 国際基督教大学ジェンダー研究センタージャーナル、2006年12月31日。 山内俊雄 「性同一性障害とは—歴史と概要」『Modern Physician 25-4 性同一性障害の診かたと治療』 新興医学出版社、2005年(2005年4月15日発行)、367—368頁。 日本社会学会・社会学事典刊行委員会 『社会学事典』 、2010年(2010年7月30日第2刷発行)、408頁。 外務省. 2016年11月30日閲覧。 関連項目 [ ]• 外部リンク [ ]• , "Gender and Development"• , "Gender and Development"• 夫婦の性役割に関する世論調査に基づくレポート.

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