オートフィルター後の合計や平均などの計算について:エクセル2013基本講座• オートフィルター後の合計や平均などの計算について• フィルターを利用して、データを絞り込んだデータの計算方法について書いています。 フィルターを掛けると該当しないデータが非表示になるので、表示されているセルだけを計算する必要があります。 SUBTOTAL関数を使って、合計や平均や件数などを計算をすることができます。 スポンサードリンク• 計算結果を表示するセルはデータから1行または1列の空白を設けて配置すると便利です。 フィルターを実行するとき、データ範囲を指定してからフィルターを実行すればよいのですが、毎回データ範囲を選択するのは面倒です。 データリスト内のセルを選択して、フィルターを実行すると、アクティブセルを含むまとまったデータ範囲をExcelが一つのまとまりと判断するため、1行離して、計算結果を表示するようにするのが便利です。 SUBTOTAL関数を使ってみます。 引数のヒントがリスト表示されますので、ここは合計を計算したいので、「9 - SUM」をダブルクリックします。 カンマ , を入力して合計するセル範囲を指定します。 フィルターを掛けて計算結果を確認してみます。 担当者で「岡田」のデータを表示しました。 正しく表示されたセルの計算が行われているのが分かります。 件数を追加すると変わりやすいかもしれませんね。 担当者で「井上」のデータを表示しました。 計算結果が変化したのが分かります。 ちなみに、SUBTOTAL関数の引数はExcel2003以降は3桁の指定ができるようになっています。 ヘルプなどでは「非表示の値の含める」との記載がありますが、オートフィルターでは 非表示の値を無視されますので、どちらの引数を使ってもOKとなっています。 「非表示の値も含める」は オートフィルターでの非表示という意味ではないので注意が必要です。 引数で指定する値 非表示の値も含める 非表示の値を無視する 関数 Excel2002以前はこちらだけ が指定できます Excel2003以降はこちらも 使用できます 1 101 AVERAGE 2 102 COUNT 3 103 COUNTA 4 104 MAX 5 105 MIN 6 106 PRODUCT 7 107 STDEV 8 108 STDEVP 9 109 SUM 10 110 VAR 11 111 VARP• 重ねて書きますが、フィルターの場合はどちらの引数でも非表示セルは無視されます。 下図の結果が同じことに注意してください。 ヘルプなどでの非表示にするというのは「行を表示しない」という機能を使ったケースになります。 または、右クリックメニューの「非表示」という機能です。 行を非表示にしたときのSUBTOTAL関数の引数と計算結果の違いは下図のようになります。 グループ化してアウトラインを折りたたんだ時も下図のように違いがあります。 スポンサードリンク |||オートフィルター後の合計や平均などの計算について.
次のこの記事の目次• 【知識】エクセルで合計の出し方 エクセルで合計を出したい場合は、SUM関数を使うのが一般的です。 SUM関数は「サム カンスウ」と読みます。 これは英単語の「sum」の意味は「合計、総数、全体、概要、大意」などを持っています。 【基礎】SUM関数の基本構文と引数に指定する内容 対応バージョン• 365• 2019• 2016• 2013• 2010• 2007 SUM関数の基本構文 SUM関数の基本構文は、以下の様に指定します。 この数値は、セル番地やセル範囲を指定するのが一般的です。 また、計算式や関数を指定することもよくあります。 SUM関数に指定できる引数の数 引数の最大は255個 SUM関数に指定できる引数は「,」(カンマ記号)で区切れば最大255個まで指定できます。 引数の最小は1個 また、最低1つは引数を指定しないと、エクセルに弾かれてしまい、SUM関数の入力が確定しません。 マイナス値があっても合計することは可能 SUM関数の範囲指定にマイナス値が含まれる場合でも、合計は問題なく計算されます。 難しく考える必要は一切ありません。 安心してマイナス値をSUM関数に渡して下さい。 ここでは、以下の種類の範囲指定の方法を説明します。 3-1. 縦に繋がったセル範囲の指定「セルC2~C5」• 3-2. 横に繋がったセル範囲の指定「セルB3~E3」• 3-3. 縦と横に繋がったセル範囲の指定「セルB3~F5」• 3-4. 離れた場所にあるセル番地の指定「セルB3、セルD3、セルF3」• 3-5. 離れた場所にある繋がったセル範囲の指定「セルA2~D2、セルA5~D5、セルA8~D8」• 3-6. B2:E3 範囲の指定の方法まとめ• ・セル範囲:「左上セル番地:右下のセル番地」の様にセル番地を「:」(コロン記号)で繋げる• ・セル番地:「セル番地,セル番地,セル番地」の様に、セル番地を「,」(カンマ記号)で繋げる• ・別シート:「シート名! セル番地」の様に、シート名とセル番地を「! 」(ビックリマークで)で繋げる 4. 【応用】SUM関数で引き算する方法 SUM関数は、足し算で合計を求める関数です。 引き算を求めるSUM関数は、残念ながらエクセルに用意されていません。 但し、SUM関数を使って引き算することは可能です。 以下の様に「セルB3の売り上げ」から「セルC3~E3の経費の合計」を引けば、全ての経費を引き算したことになります。 【機能】SUM関数のショートカットボタンとショートカットキー SUM関数は他の関数と違い、使用頻度が高いのでショートカット「ボタン」や「キー」が用意されています。 暗記する必要はありませんが、知っておくと役立つ場合があるかもしれませんので、念のため紹介します。 SUM関数のショートカットボタン ショートカットボタンの場所 SUM関数のショートカットボタンはエクセルの画面右上にあります。 ショートカットボタンを使う手順 このショートカットボタンの使う手順は、以下になります。 sharots. com• ・エクセルで合計の出し方はSUM関数が便利。 マイナス値も問題なく計算できる。 引数には合計したい数値を指定する。 ・エクセルにはSUM関数の引き算バージョンは無いが、SUM関数を使っても引き算が可能。 ご理解いただけましたでしょうか? 次は、あなたが実際にエクセル上で実際に作業してみて下さい。 自分の手を動かすことが、パソコンスキル向上の近道です。 この記事は以上です。
次の表示されたデータだけ集計SUBTOTAL関数とオートフィルタ 抽出結果のデータだけを自動的に合計したい オートフィルタで抽出したデータを、表示されたものだけ集計したい時は、 SUBTOTAL(サブトータル)関数を使います。 抽出結果をSUM関数で合計しようとすると、非表示のデータも一緒に合計されてしまいますが、 SUBTOTAL(サブトータル)関数をつかえば、表示された抽出結果のみを集計することができます。 Excelバージョン: ALL 2016 2013 2010 2007 2003 2002 2000 (サンプルファイルは、こちらから ) オートフィルタで表示した結果のみを合計する方法 Excelにはオートフィルタという機能があります。 オートフィルタ矢印をクリックして、リストから目的のデータを 選択するだけで、簡単にデータの絞り込みが行える便利な機能です。 SUBTOTAL関数が入力されたE15セルの合計が、7月のアイスコーヒーだけの合計額に変わっています。 このようにSUBTOTAL関数は、一度入力すると、常に抽出結果のみを集計します。 オートフィルタと相性のいいSUBTOTAL関数ですが、 Excel2003からは、オートサム ボタンをクリックすると、SUBTOTAL関数が自動的に入力されるようになりました。 Excelの方で、オートフィルタを使っているからSUBTOTAL関数だと判断してくれるようになったのです。 この機能は、2003では装備されていますが、以前のバージョンでは、 SUM関数が入ってしまいますから、手動で、SUBTOTAL関数を入力してください。 SUBTOTAL関数.
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